このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

蟹満寺
(かにまんじ)



入り口蟹満寺の入り口です。山門はありませんが、かなりりっぱな石が風格をあらわしてます。入り口のすぐ右にはカニに助けられた娘が信じていた観音の石像があります。もちろん最近作られたものだと思いますが・・・
看板観音堂についている看板です。蟹満寺らしくカニとヘビが戦っているようすが彫られてます。
本堂本堂です。特に目新しいところはありません。右にちょっと欠けて写っているのが観音堂です。どちらも建てられたのはそんなに古くはなさそうです。しかし、本堂内には国宝にも指定されている釈迦如来像(撮影禁止)がまつられてます。白鳳時代を代表すると言ってもおかしくないくらいみごとな、やさしい表情を浮かべた仏像です。
わきの観音様寺のわきには観音様がまつられてました。日ごろから観音様を信じている娘がヘビに嫁としてさらわれそうになったとき、昼間娘が助けたカニがヘビと戦い、ヘビを倒したという話がカニの恩返しです。観音様のおかげと言うことでまつられてるんでしょうか?
交通JR奈良線棚倉駅から徒歩20分ぐらい。
近鉄なら下狛駅から徒歩1時間弱。
はっきり言って不便。
車で行くことをおすすめしたいです。
料金☆☆☆☆境内はただですが、
本堂の釈迦如来像を見るために300円必要。
本堂に入らないと由緒書きももらえません。
まあ、こんなものかなって値段だと思いますが・・・
インパクト☆☆☆釈迦如来像はけっこう大きく、けっこう見入ってしまいます。
確かに仏像としてはかなり美しいです。
イメージとしては奈良の旧山田寺の仏頭を思い浮かべれば、
それとよくにてます。
同じ白鳳時代の作品ですし。
でも、一番の注目はカニの看板だと思いますが(笑)
疲労度☆☆☆☆☆境内はかなりせまいです。
行くのに時間がかかった割には
あっさり見学が終わってしまいます。
おみやげ☆☆お守りぐらいしか売ってません。
ただ、腰から下の病にきくって言う話なので、
腰痛持ちの方はどうぞ。
なお、釈迦如来像の写真がほしい人は買えます。
おすすめ☆☆☆釈迦如来像の美しさ、カニの看板のユニークさと
見どころは十分なんですが、
いかんせん遠すぎて不便すぎます。
もう少し交通の便のいいところだったら
おすすめだったんですが・・・
車での旅行、仏像好きだったら行く価値はあると思います。
白鳳時代の仏像として完全に残っているのは
あまり多くないですし。

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