光明寺
（こうみょうじ）

• 西山浄土宗の総本山。
• １１９８年、源平の戦いで功労をあげた熊谷蓮生（熊谷次郎直実）が法然を開山第一世として創立した念仏三昧院がその起源。
• 光明寺のあるこの地は法然が１１７５年に浄土宗を開いた地である。
• １２２７年、広隆寺に安置していた法然の石棺より光が出、念仏三昧院の方向を照らした伝説より、１２４２年に光明寺と改められた。
• １７３４年に大火災を起こし、ほとんどの建築物を焼失。現在の堂宇は、ほとんどがそれ以降の再建。

何とも言えない厳かなふんいきのする入り口です。光明寺は西山浄土宗の総本山として、そのきびしさを保っています。そのため、大部分が非公開になってます。

広々とした上り坂の参道です。秋には紅葉がお堂のあるところまでずっと続き、紅葉のトンネルとなった参道は、まるで夕焼けの中に足を踏み入れたようにも感じ、京都でも有数の紅葉スポットです。一歩一歩落ち葉を踏みしめながら、紅葉をゆっくり楽しみたいものです。

御影堂です。法然が母からもらった手紙をはりあわせてつくったと言われる「張り子の御影」が本尊として安置されています。光明寺にはその他にも法然の墓や信楽庭（しんぎょうてい）と言う見事な庭園などがありますが、いずれも非公開です。数多くあるお堂の中にすら入れません。

非公開が多い中で目にすることができるものの１つとして、この石碑があります。この石碑のある場所は、法然がはじめて説法を行った庄屋高橋茂右衛門の屋敷跡です。その他見ることができるのは法然が袈裟をかけたという松ぐらいです。

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