このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

広隆寺
(こうりゅうじ)



仁王門仁王門です。ここをくぐると境内に入ります。建築物の感じからでしょうか、境内は京都の寺と言うより奈良の寺に近いふんいきがあります。ちなみに有名な弥勒菩薩像(撮影禁止)は、霊宝殿に厳重に保管されています。実物は思ったよりけっこうコンパクトな仏像です。
講堂赤堂とも呼ばれている講堂です。京都では最古の建築物です。国宝の阿弥陀如来像がまつられています。広隆寺はたびたび火災にあいましたが、この講堂は1165年に再建されたものです。
上宮王院太子殿聖徳太子像を安置している上宮王院太子殿です。太子像は11月22日の1日のみ公開されます。この太子殿の裏に弥勒菩薩像が保管されている霊宝殿があります。霊宝殿は国宝の仏像大集合という感じで思わず見入ってしまいます。
桂宮院本堂国宝に指定されている桂宮院本堂です。聖徳太子ゆかりの寺を感じさせてくれる夢殿形式が、とても見事で美しいです。広隆寺の境内の中でもっとも神聖なふんいきを感じさせてくれます。なお、桂宮院本堂は、4,5,10,11月の日曜・祝日のみの公開です。
交通☆☆☆JR嵯峨野線(山陰本線)太秦駅より徒歩15分。
京福嵐山本線太秦駅なら徒歩1分です。
京福の連絡がむずかしいのがちょっとネックですが。
料金☆☆☆境内はただですが、桂宮院と霊宝殿は拝観料600円。
やや高いですが、見どころが多い分、
コストパフォーマンスは高いです。
インパクト☆☆☆☆飛鳥を感じさせてくれる境内は京都の寺の中ではかなり独特。
弥勒菩薩像が有名ですが、
それ以外の仏像もかなり見ごたえ十分。
霊宝殿で仏像をながめているだけでもあきません。
建築物では桂宮院本堂の美しさはぜひ体験してほしいです。
疲労度☆☆☆そんなに広くない境内なので、歩くのも余裕です。
霊宝殿が冷暖房完備なので、仏像ながめて休息もいいと思います。。
おみやげ☆☆お守りとか弥勒菩薩の写真集とか売ってます。
お好みでどうぞ。
おすすめ☆☆☆☆京都の寺でありながら、まるで飛鳥のような
ふんいきを感じさせてくれる個性的な寺です。
仏像をながめるのもよし、ゆっくり境内を散策して
聖徳太子に思いをはせるのもよしで、
落ちついたふんいきはなかなかのもの。
桂宮院本堂が公開される秋が一番おすすめの時期です。

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