このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

三室戸寺
(みむろとじ)



山門山門です。入ると向かって右に庭園が開けてます。いかにも山寺らしい感じの入り口です。山門をくぐると広がる庭園は、広庭、池泉、枯山水の順番で構成されています。それぞれの個性が周囲の緑と組み合わさって独特の美しさを見せてくれます。
庭園でもって、ここが5万坪の大庭園です。手前はアジサイ、6〜7月には1万株のアジサイが咲き乱れてその美しさを競います。奥には2万株のツツジがアジサイの季節を祝うかのように5月頃には満開を迎えます。花と紅葉があきさせることなく楽しませてくれます。
本堂山門をしばらく歩いてちょっときつめの階段を上ると本堂です。重層入母屋造りの建物は、1805年に建立されたものです。前の緑はハスです。7月頃が満開でしょうか?本堂前には勝牛なる奇妙な牛の像があります。口の中をなでると勝負強くなるらしい・・・?
三重の塔三重の塔。おそらくこの寺のふんいきを一番よく表してるのではないでしょうか?まわりの緑と赤と白の色使いがとってもよくマッチしてます。このふんいきが好きな人はたぶん1時間見てもあきないかもしれません。自然の移ろいの中、いつまでも変わらぬ美しさを表現しているかのようです。
交通☆☆京阪宇治線三室戸駅からバスで10分。
三室戸駅から歩くと30〜40分かかりますし、
道は坂がきびしいです。
ケチらずバスを使いましょう。
料金☆☆☆拝観料400円。特に可もなく不可もない値段です。
アジサイのシーズンでもこの値段のままなのは
本当にありがたいです。
どこかの秋になると値上げする寺も見習ってほしいです。
インパクト☆☆☆かなり好みが別れそうです。
ふんいきを楽しむ所と考えれば、
いつまでもいたくなるくらいいい感じです。
特に参道沿いの緑と三重塔周辺の落ちついたふんいきは
ゆっくりと見たいものです。
でも、珍しいものを求める人には勝牛ぐらいしかなく、
つまらないかもしれません。
仏像などは非公開ですし。
快適度☆☆☆日かげが多くて過ごしやすいんですが、
参道がけっこう長く、寺の石段がけっこうきついです。
境内自体はそんなに広くないんですが。
おみやげ☆☆お守りぐらいしかありません。
勝牛守りと言う若乃花も持っているという
必勝祈願のお守りも売ってます。
でも効くのかは疑問ですが。
かぐや姫にちなんだ
異性を引きつけるお守りなんてのもありました・・・
お守りマニアはどうぞ。
それ以外の人は見送りでしょう
おすすめ☆☆☆何か珍しいものがあるわけではなく、
四季を味わい、そのふんいきを楽しむお寺。
好きな人ははまるでしょうが、
見ることを目的にしている人は
意外に感動がうすいかもしれません。
でも、アジサイのシーズンなら☆☆☆☆☆!
雨の中じっくり拝観するのが一番のおすすめでしょう。

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