このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

大原野神社
(おおはらのじんじゃ)



入り口大原野神社の入り口です。交通自体が不便でけっこう行きづらい上、バス停からの道もちょっとややこしいので注意しましょう。鳥居をくぐるとそこはモミジに包まれた参道、紅葉の時は真っ赤なトンネルに思わず感動します。
鯉沢の池春日大社の分霊をまつっただけあって、猿沢の池をまねた鯉沢の池なんて言うのもあります。でも、単なるまねではなく、カキツバタやスイレンなどの花で彩られ、古今和歌集の歌にも詠まれた世界を今でも余すところなく見せつけてくれます。わきには古歌にも詠われた瀬和井の清水もわいてます。
社殿境内に入ると、朱塗りの社殿が目に入ります。春日大社のふんいきがただよってきます。静かな境内ですが、9月の第2日曜日に開かれる大原野相撲などの御例祭の時には、いつもとちがうにぎわいを見せます。
社殿わきの鹿春日神社の分霊だけあって、狛犬ではなく社殿の両わきは鹿です。ちゃんとオスメス1対でいます。社殿の周囲が紅葉に染まるとき、その紅葉を見つめるようにひっそりとたたずむ姿は
交通阪急京都線桂駅より京都市バスまたは阪急バスで30分。
南春日町バス停より徒歩10分。
阪急に乗るのがめんどくさい上、
バスは1時間に1本あればいい方。
1日かかることを覚悟するか、車で行く方がいいでしょう。
料金☆☆☆☆境内は基本的にただです。
由緒書きは200円かかりますので念のため。
インパクト☆☆☆参道の周囲をうめつくすモミジが一斉に紅葉するようすは
まさに壮観としか言いようがないくらいです。
鯉沢の池のカキツバタやスイレンが咲く姿も見ごたえ十分。
和歌の世界を味わえます。
ただし、季節ものばかりで
季節をはずすと他の見どころは特にないんですが。
疲労度☆☆☆☆意外と境内は広いんですが、
参道は一直線。
社殿に向かって歩けば鯉沢の池も見られますし
拝観はかなり楽です。
おみやげ☆☆社務所にお守りなどごくふつうのものを売ってます。
軽い食事は鯉沢の池の茶店でもできますが
その他のおみやげは特になし。
おみやげ屋もないので、
買うことはあまり期待しない方がいいでしょう。
おすすめ☆☆見るよりふんいきを味わう場所でしょう。
春から初夏、紅葉のシーズンならば
その季節の花や紅葉を十分に味わうことができる反面、
季節をはずすとかなりつらいです。
かなり遠いのもネック。
大原野で1日を過ごす覚悟が必要ですので、
歌の世界を存分に味わいたい方は、
善峯寺などといっしょにどうぞ。

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