このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
この山門をくぐると龍安寺の境内です。石庭があまりにも有名なため、小さそうな寺に思われがちですが、意外と境内は広いです。山門の先には鏡容池と呼ばれる大きな池が広がっています。枯れた石庭と対称的な水をたたえた池は、やわらかな感じを与えてくれ、心をなごやかにして石庭へいざなうような感じすら受けます。 | |
参道をしばらく歩き、石段を登るとこの庫裡に着きます。この庫裡から方丈に入ります。方丈は1797年の火災後、西源院の方丈を移築したものです。簡素ですが、それが参道を歩く人の心をより澄ませて、石庭にまっさらな気持ちで臨ませてくれてるかのようです。 | |
龍安寺一番の見どころの方丈の石庭です。禅の境地を表したものと言われ、見る人によって色々な解釈がうまれる、まさに無そのものであり、見る人がこの無に色を付けるような感じです。白砂の中に置かれた石が、まるで澄みきった水に波紋を広げているかのようでもあるでしょう。 | |
石庭の裏手にはこのようなつくばいがあります。徳川光圀の寄進と言われており、「吾唯足知」と言う禅の格言を表しています。暗号文のようでユニークです。そばには豊臣秀吉が賞賛したと言われる侘助椿がひっそりとたたずみ、枯れた味わいの庭に花を添えてくれます。 |
交通 | ☆☆☆ | 京福北野線竜安寺道駅より徒歩15分。 または京都駅より京都市バスで35分、 立命館大学前バス停下車後徒歩7分。 龍安寺の門前に直行するバスは 三条京阪から出ているのでご注意を。 |
料金 | ☆☆☆☆ | 拝観料400円。 思ったより安く良心的です。 なお、2001年4月1日から500円になります。 |
インパクト | ☆☆☆☆ | やはりここは何と言っても石庭。 石庭をじっくり見れば、 自分の心を見つめているような気がします。 座ってじっくり見てもあきないでしょう。 ただ、有名な場所にしては 万人受けするような感じでもなく、 分かりにくいがためにとっつきにく人もいるでしょうが。 |
快適度 | ☆☆☆ | 意外に境内は広いです。 方丈以外にさほど見るものがないし、 坂とかもないので歩くのは楽ですが。 |
おみやげ | ☆☆ | 山門そばと庫裡の中に売店があります。 庫裡の中ではつくばいにちなんだものなどがあり、 けっこうしゃれてますがちょっと高め。 財布の中身と相談してお好みでどうぞ。 山門そばではみたらし団子などありますので 小腹がすいたらどうぞ。 |
おすすめ | ☆☆☆☆ | 有名な場所にしては意外と好みが分かれそうです。 やはり石庭に心が向くかどうかでしょうが。 石庭にひかれた人は何度でも見たくなるでしょうし、 ひかれない人には派手さがない分、 今一つかもしれません。 でも、一度は見て禅の心を感じてみましょう。 休日は人が多く、落ち着けないかもしれませんが。 |
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