このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

猿丸神社
(さるまるじんじゃ)



表参道禅定寺から歩いて15分ほどで猿丸神社に着きます。ちょっと奥まった場所ですが、近くに大きな駐車場があるので割と分かりやすいです。写真は表参道、本来の参道です。駐車場からすぐそばには社殿の裏に出る裏参道があります。印象は本当に人里はなれた神社、周囲には民家らしい民家もない山奥の神社です。
本殿本殿です。周囲のもみじに包まれた社殿は、まさに猿丸大夫の歌の世界そのものです。境内はあまり広くありませんが、紅葉を踏みしめながら猿丸大夫の歌を思い描き、物思いにふけるのもいいでしょう。紅葉もけっこうきれいで、猿丸大夫の歌の世界を十分に味わえます。
狛サル猿丸大夫にちなんだのか、狛犬ではなく、狛「サル」です(笑)この神社、近世にはこぶやガンなどのできものに霊験のある、こぶ取りの神様として信仰を集めました。そのおかげで今でもガンなどだけでなく、無病息災の神様としてお参りする人も多いです。毎月13日の例祭には臨時バスも出るくらいです。
奉納された木のこぶ写真は病気が治った人がお礼に本殿に奉納した木のこぶです。悪いものはすべてこぶとして願うと、御利益が頂けると言うことだそうです。なぜこぶ取りなのかはよく分かりませんが。
交通京阪宇治駅よりバスで45分。
とにかく遠いしバスも本数が少ないです。
13日の例祭の時の臨時バスを使うと言う手もありますが。
料金☆☆☆☆境内はただです。
でも由緒書きをもらうには、
100円の護摩木購入が必要です。
御利益も考えて買ってもいいでしょう。
インパクト☆☆見ると言うよりふんいきを味わうようなところです。
周囲に植えられたモミジが
いかにも猿丸大夫の神社なんだな、と言う感じを受けます。
紅葉の時ならまさに歌通りの世界です。
狛サルはちょっと笑えますが、
疲労度☆☆☆☆☆10分もあれば境内1周できます。
それぐらい境内は本当にせまいです。
おみやげ☆☆いわゆるお守りとかが売ってます。
駐車場では地元の野菜などが売ってるのが
いかにも田舎らしく、ほのぼのとした気分を味わえます。
例祭の時には出店も出るので、お好みでどうぞ。
おすすめ☆☆とにかく遠すぎます。
観光で来るにはよっぽど猿丸大夫好きか、
ガンなどへの御利益を期待しない限り
おすすめするのはかなりつらいです。
紅葉はけっこうきれいなので、秋はけっこう見ごたえありますが。
でも、この遠さでは地元の人向けでしょう・・・

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