このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

鈴虫寺
(すずむしでら)



入り口鈴虫寺の入り口です。ちょっとながめの80段の石段を登ります。左右は竹林とモミジです。紅葉の時はこのようにモミジが真っ赤に染まり美しいです。ちなみに周囲の竹林は京都市では最大級の広さだそうです。
幸福地蔵この寺の最大の名物、幸福地蔵です。わらじをはいた地蔵さんがお参りした人の家に行き、1つだけ願い事をかなえてくれるそうです。だから、お願いするときは必ず自分の住所を忘れずに。あと、願い事はあくまでも1つですので。
住職の話が聞けるお堂鈴虫寺の拝観の前に、まず写真のお堂で住職の話を聞くことになります。住職の話はお参りのしかたで特別深い話でもないですが、お茶もお菓子も頂けますし、住職もけっこう話がうまいのでちょっと長めの話でもけっこう楽しく聞けます。ちなみに鈴虫はこのお堂の中にいます。
庭園住職の話を聞いたあとは庭園を見るような感じです。庭園は竹とモミジなどがうまくミックスされ、かなりきれいです。特に秋は竹の涼しげな緑とモミジの暖かな赤のコントラストが目をくぎ付けにします。庭園自体はさほど広くありませんが、ゆっくり楽しんでもあきることはありません。さらに庭園奥では京都の街を一望できます。けっこう高いところにあるためか、なかなかいいながめです。
交通☆☆☆阪急嵐山線松尾駅より徒歩15分。
京都駅からも京都バスで行けます(鈴虫寺行き)。
西芳寺の近くです。
料金☆☆☆☆拝観料500円。
でも、煎茶とお菓子
(この寺特製のお菓子で寿々むしと言います)が
頂ける上、住職の話も付いてきますので
けっこうコストパフォーマンスは高いです。
インパクト☆☆☆☆文化財とかそう言うものはありませんが
竹とモミジの美しい庭園はそれを補ってあまりあります。
お堂の中で1年中聞ける鈴虫のすき通った鳴き声も
気持ちを落ちつかせてくれます。
耳と目を非常に楽しませてくれます。
疲労度☆☆☆境内はさほど広くないですし、すぐ回れますが、
住職の話が20分ぐらいかかります。
でも、けっこう面白い話なのであきることはないです。
住職も庶民的で何となく気持ちもやわらぎます。
おみやげ☆☆☆☆やっぱり幸福地蔵のお守りと
お菓子(寿々むし)でしょう。
お菓子はけっこうさっぱりしておいしいです。
気に入ったらどうぞ。
おすすめ☆☆☆☆幸福地蔵の印象が強い分、
御利益のことばかりに目が行きがちですが、
庭園の美しさと鈴虫の涼しげな声、住職の話と。
けっこう注目するところが多いし、気持ちがなごむ寺です。
ちょっと遠目ですが、嵐山の帰り道などにぜひどうぞ。

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