このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

禅定寺
(ぜんじょうじ)



入り口禅定寺の入り口は府道沿いにありますが、かなり分かりづらいです。一応看板はありますが、よく注意しておかないとうっかり通過してしまいそうなぐらいな感じです。いかにもいなかの寺らしい入り口で、素朴さが何となくホッとさせてくれます。
境内と本堂境内はさほど広くないです。実際の拝観は左の本堂と宝物館の中がメインになります。境内では子供が遊んでました。今でも子供の社交場のような、何となくなつかしさを感じてしまいます。
平成の大涅槃図本堂の拝観で一番の見どころは、本堂の裏手にあるコンクリートの壁一面に描かれたこの「平成の大涅槃図」です。人物の描き方など少々コミカルな感じを受けますが、縦8m、横45mのこの壮大な涅槃図は寺の素朴さとのコントラストにかなりびっくりさせられます。
観音堂目の前の観音堂に本来は本尊の十一面観音像が安置されていたのですが、現在は文化財保護のために山門わきの宝物館(内部撮影禁止)にあります。平安時代中期の作品である仏像は、まさに質実剛健という言葉が当てはまるような名作とも言えます。ここまで来た大変さを忘れさせてくれます。
交通京阪宇治駅よりバスで40分。
バスも本数が少ないためかなり行くのに不便です。
車で行くのが無難ですが。
料金☆☆☆拝観料400円。
まあ、ふつうの値段でしょう。
でも、交通費がけっこうかかりますが・・・
インパクト☆☆☆一番の見どころはやはり仏像。
けっして有名どころの仏像には引けを取らない見事さです。
こう言うところにこれだけのものがあったという
まさに意外な発見のような気分を味わえます。
平成の大涅槃図はびっくりはしますが、
やっぱり仏像と比べてしまうと、けっこう苦しいかも。
疲労度☆☆☆☆☆境内はかなりせまめ、宝物館は冷暖房完備と
ゆっくり見るのにはまさに好都合。
特に宝物館はじっくり見ておきたいです。
おみやげ売っているのはテレホンカードぐらい。
おみやげを期待しないように。
おすすめ☆☆仏像の見事さは来たことを後悔させません。
それだけのすばらしいものがあるんですが、
とにかく遠すぎ!
この遠さでは胸を張っておすすめできません。
車の旅で時間に余裕のある方はどうぞ。
近所の猿丸神社の例祭の日にはバスが増発されるので、
それを狙うのも1つの手ですが。

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