春の芝桜で有名な大空町東藻琴から屈斜路湖に向かう、道道網走川湯線の途中にある峠。
小清水側は樹海の彼方にそびえる斜里岳を、 そして、弟子屈側は屈斜路湖を眺めながらのドライブです。
道路の勾配は、小清水側はほどほどですが、弟子屈側はやや急です。
頂上付近から脇道に入ってさらに登ったところに、 「ハイランド小清水725」という展望台兼レストハウスがあり、 眼下に屈斜路湖を見下ろすことができます。
また、ハイランド小清水725は藻琴山(標高1000m)への登山口になっていて、 歩いて50分ほどで頂上へ登ることができます。
東藻琴では「藻琴峠」と呼ぶようです。

(*注) 「オホーツクウォッチング26」(北海道開発局網走開発建設部)では、小清水・弟子屈町境の地点を指して「小清水峠 500m」と記しています。 しかし、町境は道道網走川湯線の坂の途中であり、最高地点は小清水町寄りの「ハイランド小清水725」入口です。
町境の地点では、小清水市街方面へ別の道道が分岐していて、そちらの道を主体に考えると、町境が峠の頂上となります。 町境を「峠」とするのは、こちらの見方によるものと思われます。

道道網走川湯線の最高地点、ハイランド小清水725の入口付近。

道道最高地点の弟子屈側。

樹海の彼方に斜里岳を望む。

小清水峠から大空町方面へ下る道。

小清水峠頂上付近に建つ展望台「ハイランド小清水725」。 晴れた日には、 東には斜里岳、 西には雄阿寒岳、雌阿寒岳を望むことができます。

藻琴山山頂へ続く尾根道。 三角に出っ張っているところが山頂。 周囲にはハイマツが生い茂っています。

藻琴山山頂より屈斜路湖を望む。