比布町 | 和寒町 | |
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標高 | 273m | |
道路名 | 国道40号線(夢ロード桜) | |
勾配・曲線 | ゆるい | ゆるい |
展望 | 大雪山地 | --- |
施設 | 駐車場・トイレ (塩狩パーク) | |
観光 | --- | 一目千本桜 塩狩峠記念館 塩狩温泉 |
道の駅 | (とうま) | --- |
通行制限 | --- |
国道40号線「夢ロード桜」の比布町と和寒町の境にある、標高273メートルのなだらかな峠。 天塩と石狩の国境であったことから、この名が与えられました。
この峠の名を有名にした三浦綾子の小説「塩狩峠」は、国道40号線に並行する宗谷本線で明治42年に起こった客車空走事故で、乗り合わせた鉄道員の長野政雄氏が身を挺して客車を止めた実話に基づいて書かれました。 宗谷本線塩狩駅近くの線路沿いには、長野氏の殉職碑が建てられています。 また、駅近くの丘の上に建つ三浦綾子旧宅は「塩狩峠記念館」として公開されています(入館無料・月曜日休館)。
塩狩峠は桜の名所としても有名です。 塩狩駅周辺にはエゾヤマザクラ・チシマザクラなどの多数の桜が植樹され、「一目千本桜」と呼ばれています。 花の見頃は例年5月中旬です。 桜の季節には、宗谷本線のイベント列車「塩狩峠さくらノロッコ号」が運転されるので、車でなく列車で訪れるのも一興でしょう。
国道40号線の塩狩峠付近は最近になって大規模な付け替えが行われ、見通しがよく、走りやすくなっています。 並行する旧道は通行止めとなっています。
比布町側の頂上付近には駐車帯「塩狩パーク」があり、三浦綾子の題字による「塩狩峠」の石碑が建っています。
塩狩峠頂上。
頂上の比布町寄りにある駐車帯「塩狩パーク」。
塩狩峠旧道の頂上。 今にも車が走ってきそうですが、現在は車両通行止です。
塩狩峠旧道の頂上付近から一目千本桜を望む。
塩狩駅近くに建つ三浦綾子旧宅・塩狩峠記念館。
塩狩駅近くの線路沿いに建つ長野政雄氏殉職の地碑。
塩狩駅付近から一目千本桜を望む。 |