このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

天津の交通事情


タクシー

天津にはダイハツの工場があります。岡山の水島あたりで三菱のクルマが多かったり広島へ行くとマツダのクルマばかり走っているように、天津の街を走っているクルマは 圧倒的にダイハツが多いです。同様に上海にいくとワーゲンが多いそうですが。


しかも、走っているクルマはほとんどが赤い旧型シャレードのタクシーと黄色いハイゼットのこれもタクシーばかり。(色までほとんど決まっているみたい)彼らは目いっぱい稼ぐために夜遅くまで働いています。ちなみに、シャレードの方はディーゼルの様です。ハイゼットのタクシーは さすがに乗り心地はよくないです。

中国では、信号はあまり守りません、そもそも かなり大きな交差点でも信号機がありません、みんなで譲り合って感心するほどうまく通っていきます。これでよく交通事故が起きないなと思うのですが。(実際には交通事故は結構あるそうです 実感としては当然でしょうねという感じです)いずれにせよ タクシーとかに乗っていても 40km/h以上のスピードを出すことは まれでした。


自転車

しかし、なんといっても 交通の中心は自転車です。クルマ、自転車、人がごっちゃになって通っているのですが、左側通行に馴れていないので つい 反対側の方を確認してしまい(日本ではまず右を見て左をみて確認しますが その逆です)なんどか 危ない思いをしました。度胸とカンとコツがありそうです。おかげで恵比寿あたりにいても周りの状況しだいで信号無視をするようになりました。

なーんでクルマも来ていないのに信号の前でまっているんだろうっていう単純な話なのですが 従来の枠組みの突破(パラダイム・シフト)ですね。いかに 自分では気づいてないまま自分の中に枠組みを創っていたかという例だったかなと思います。こういうのは外国に行くとかして外から客観的にそれと異なる体験をしないと気づきませんね。


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