このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください



マクドナルドのトイレは大繁盛分
(4月7日)

  北京の田舎の街でも、マクドナルドが出来たと言うので行ってみた。やはりカリッと揚がったチキンは美味しかった。中国風の味になっていなくて、日本で食べた味に近い。コーヒーも苦いコーヒー(本物ということ)で美味しかった。但しこのコーヒーはこの田舎町ではあまり人気が無いと思う。あまり飲んでいる人はいなかった。

  席に座ってあたりを見ていると、お客が次々と入ってくる。お客はまずトイレに入るようである。しかしよく見ているとそのまま出て行ってしまう。どうもトイレだけを利用しているらしい。更によく見ていると、トイレから出てくるとき、手を振らないで出てくる。これは普通ありえないことなのである。何故普通は手を振って出てくるかというと、ハンカチを利用しない(無い)ので、手の水を切りながら、乾かしながら出て来るからである。それがマクドナルドでは手を振らないで出てくる。その後トイレに行ってみて分かったのであるが、温風乾燥機があって、皆手を乾かしてから出てくるらしい。

  トイレは10分おきて程度に掃除されていて、とても綺麗であった。これだけ綺麗で、温風乾燥機まであって、しかも無料となると、誰でもここを使いたくなるかもしれない。
最近中国では有料のトイレがとても多くなった。天安門のトイレも有料である。

  トイレだけを使いに来る人を見ていると、近くの商店の店員も利用しているらしい。制服で分かるのであるが、マクドナルド側は別に注意するでもなさそうで、極めて鷹揚である。綺麗なトイレを使いたい気持ちはよく分かるが、それだったら自分の所のトイレを綺麗にするとか、綺麗に使うとか、考えてもよさそうなののだと思うのだが。どうして他のトイレを利用するのだろうか。只で使えるものは使わなければ損といったことなのであろうか。やはり自分の店にはトイレが無いか、トイレが汚いということだと思う。

 そういえば北京の下町でも、トイレは屋外の共同トイレであった。それと同じ感覚でマクドナルドのトイレを利用しているのであろうか。しかし旅行者にとって、
清潔なトイレが利用できるのはありがたいことである。

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