このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 


箱庭的アジア植民地資料中心



 大英帝国の植民地で小学校を視察されるクリス・パッテン総督閣下ご夫妻


 
 他のページでも書きましたが、私は幼少の頃から箱庭のような小さな国や植民地になぜか異常なキョーミがありました。で、それが昴じて最近では「箱庭的な植民地」の観察(?)でメシを食っています。

 植民地統治というのは、つまりは「異民族による支配」ですから、たとえちっぽけな箱庭植民地でも、現在では悪いことというのが常識です。しかし植民地統治を行っていた国(日本も含めて)は、その当時から「私らは悪いことをしてます」と公言していたはずはなく、少なくとも本国の国民や植民地の住民には「住民のためになる統治をしています」とアピールしていました。

 そこで、主に当時の植民地当局が発行していた文献を中心に、支配者側が唱えていた「植民地支配を行う正当性」と、そこから漂ういかがわしさを検証してみたいと思います。

『守礼の光』
琉球列島米国高等弁務官府

『上海共同租界工部局年報』1939年版  
南満州鉄道株式会社調査部上海事務所調査室訳

『大連市史』1936年  
大連市役所
 
 

『世界飛び地領土研究会』へ

『野次馬的アジア研究中心』へ


このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください