このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
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こちらは北海道内の復活蒸気機関車を紹介するコーナーです。
北海道の復活蒸機といえば「C623ニセコ号」を思い起こすファンは多いでしょう。日本最大の旅客用蒸気機関車が、旧客5両を従えて非電化の勾配線である函館本線の山線に挑むという、最高の舞台と役者が揃った列車でした。その運転は1995年を持って終了してしまいましたが、いつの日にかまた、あの雄姿を追える日が来ることを願っています。
現在、北の大地には171号機、207号機の2両のC11が走っています。
冬は「SL冬の湿原号」、春は「SL函館大沼号」、初夏と初秋に「SLすずらん号」、「富良野・美瑛ノロッコ号」、晩秋に「SLニセコ号」、クリスマス時期にはイルミネーションを身にまとい「SLクリスマスin小樽号」を牽引しています。
C62に比較すれば小さな機関車ですし、「SL冬の湿原号」以外はDLの後部補機を従えての運転と、迫力にはやや欠けてしまいますが、北海道の美しい景色の中を行く姿は充分魅力にあふれています。
撮影にお出かけになる際の参考になるように、写真は基本的に列車の動きに合わせて始発駅から終着駅に向けて並べてあります。
【実際に撮影に出かけられる際のご注意】
●道内で運転されるほとんどの蒸機列車にはDLの補機が付いています。タンク機関車であるC11は積載できる石炭と水に限りがあり、重油併燃装置も備えていないため、ファンの多く集まる撮影ポイント以外では、たとえ駅の発車や上り勾配であっても、石炭と水の節約のために力行しないケースが見受けられます。煙を望むのであれば人の多く集まる定番ポイントで狙いましょう。(笑)
●「C623ニセコ号」時代はカーブから現れた時にスカでも、手を振ると爆煙ということが多々ありましたが、これはファンを発見した乗務員の方が重油併燃装置のコックを開けて重油を噴射→爆煙をサービスしてくれたもの。すべて人手による投炭であるC11では実現不可能なサービスです。
『目一杯手を振ったのに無視された…』(メ-_-) ムカムカ などと乗務員の方を恨むのはやめましょう。(笑)
●石炭はスコップで火室に投炭された直後は、黒煙を伴って燃焼しますが、完全燃焼を始めるとほとんど煙を出しません。気温の高い夏場など高らかなブラスト音を響かせているのに、煙突から陽炎しか出ていないというのはこの状態です。運が悪かった… とあきらめましょう。(笑)
列車名をクリックするとそれぞれの最新版が表示されます。ページ下段に同列車の過去ページへのリンクがございますので、あわせてご覧ください。(^—^)
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