このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

■薫製工房・北海道「鉄ちゃん」ニュース!/過去帳

このページは薫製工房の主人が道内各地で見つけた「鉄ちゃん」関連の注目情報を紹介するページです。
蒸気機関車ネタを中心に北海道の鉄道に関する様々なニュースを紹介して行く予定ですので、お楽しみに。

【C11 171全検終了夜間試運転 /2004.1.19〜20】

昨年から全般検査で苗穂工場に入場していたC11171号機は、予定通りに検査を終え構内試運転に続き、1月19〜20日未明にかけて、函館本線・苗穂〜小樽間で本線試運転を行った。
復活時同様にピカピカになった同機はほのかにペンキの匂いが漂っていた。
営業運転は1月31日の「SL冬の湿原号」釧路〜標茶間重連の予定だ。


2004.1.19/苗穂/工場から苗穂駅への入換え作業中のC11171号機。3回スイッチバックして本線へ出る。上は工場や運転所を一望できるおなじみの歩道橋(敷地外より撮影)




2004.1.20/苗穂/小樽に向けて出発待ちの171号機。最終列車をやり過ごしての発車となるため構内でしばし休息(歩道橋より撮影)




【SLクリスマスin小樽号運行開始! /2003.12.12】

昨年まで「SLデンマークニッセ号」としてC11207+旧客ニセコ編成で運転が行われていたJR北海道のクリスマストレインだが、タイアップしていたテレビ局とデンマーク側との契約が昨年で終了した関係で、今年は「SLクリスマスin小樽号」の名称での運転となった。
イルミネーションで彩られたC11207号機は今年も健在で、ヘッドマークのデザインが変化しているのが唯一の違い程度。車内のデコレーションもニッセの人形が見られなくなったくらいで全体の華やいだ楽しい雰囲気は変わらない。
従来同様に平日は夜ダイヤで、土・日・祝日は昼ダイヤでの運転となっており、運転日と停車駅、時刻は以下の通り。
●夜ダイヤ運転日/12(金)・19(金)・24(水)・25(木)
 ダイヤ 札幌18:16 → 18:31手稲18:31 → 18:55小樽築港18:56 → 19:04小樽
     小樽21:00 → 21:08小樽築港21:09 → 21:37手稲21:38 → 21:56札幌
●昼ダイヤ運転日/13(土)・14(日)・20(土)・21(日)・23(火・祝)
 ダイヤ 札幌14:46 → 15:01手稲15:01 → 15:25小樽築港15:26 → 15:34小樽
     小樽19:12 → 19:20小樽築港19:21 → 19:49手稲19:50 → 20:07札幌


2003.12.12/札幌/C11207号機のイルミネーションはこれまで通り。ヘッドマークのデザインが「SLクリスマスin小樽号」へと変更された。初日は夜運転となったがほぼ満席。
入線から発車まで3分しかないのに、ニセコに続き写メールなおね〜さんの攻撃だああ!
(T▽T)あう〜



2003.12.12/小樽/乗客を降ろした列車は一旦中線に移動。夜空に白い湯気が踊る




【岩見沢に28年ぶり汽笛! 「SL北海道遺産号」展示/2003.10.8】

10月14日の鉄道の日と室蘭本線(岩見沢〜苫小牧)開通110周年を記念して、10月8日、岩見沢駅で「SL北海道遺産号」の展示と「SLおかえりなさいセレモニー」が行われた。
これはC11207号機+旧客4両の「SLニセコ号」編成の車内に、鉄道のマチ岩見沢や室蘭本線、炭坑とのかかわりなどの歴史を紹介するパネルを展示。移動ミュージアムといった趣きに仕立てて展示したもので、残念ながら乗客を乗せての営業運転は行われなかった。
展示時間は10:40〜12:00と短いものであったが、「SL北海道遺産号」の特製ヘッドマークやサボも用意されるなど、ファンにもうれしい演出がなされていた。
列車が入線したホームでは歓迎式典や岩見沢市長による汽笛吹鳴なども行われ、訪れた国鉄OBなどから「懐かしい」という声も。記念写真を撮影する人も絶えないなど人気は上々だった。
平日の開催となったのは土、日、祝日に「SLニセコ号」が運転されている事に加え、岩見沢の未来をになう幼稚園児たちに、マチとのかかわりが深い蒸気機関車を見てもらうという目的もあったため。園児たちは「SL北海道遺産号」の特製小旗を振って列車を出迎えていた。
2003.10.8/今回は1時間20分ほどの展示であったにもかかわらず、C11207にはなんと「SL北海道遺産号」の特製ヘッドマーク、客車には特製のサボが装着される凝りようだった。次回の営業運転に期待したい



2003.10.8/ホームでは関係者の手によりくす玉割りなどのセレモニーが行われた



2003.10.8/岩見沢駅では多数の幼稚園児が小旗を手に列車の到着を出迎えた



2003.10.8/江別〜豊幌/苗穂からの回送はC11207が最後尾にぶら下がり一見それらしい姿に




【SLニセコ号運行開始! 団体臨時で特製HM装着/2003.9.27〜28】

今年で4年目の運転となる「SLニセコ号」が9月27日運行を開始した。
2003年は述べ11日と運転回数が減少したのが残念だが、C11207+旧客×4+DLの編成や札幌〜蘭越間の運行形態は昨年と同様だ。

運転日は9月27日、10月4、5、11〜13、18、19日、11月1〜3日で、主要駅の時刻は以下のとおり。途中停車駅は手稲、小樽、余市、仁木、小沢、倶知安、ニセコ、昆布。
【往路】
札幌8:32→9:20小樽9:58→11:46倶知安11:58→12:39蘭越
【復路】
蘭越12:45→13:29倶知安14:51→16:18小樽16:43→17:26札幌
運行開始翌日の28日には団体臨時列車として運転され、主催したスーパーマーケットのロゴ入りのヘッドマークを装着しての運転となった。

2003.9.28/然別〜銀山/すでに紅葉が始まった稲穂峠を駆けるC11207「Joy号」

【C11207号機牽引で富良野・美瑛ノロッコ号運転/2003.6.8】

昨年まで、C11171号機+14系すずらん編成で運転されていた富良野線(旭川〜富良野間)の蒸機列車「SLふらのびえい号」だったが、今年は運行パターンが大きく変化し、ノロッコ編成を用いたC11207号機牽引の「富良野・美瑛ノロッコ号」として、6月7、8日、9月20〜23日の運転となった。

「富良野・美瑛ノロッコ号」は旭川〜富良野(1号)、富良野〜美瑛2往復(2〜5号)、富良野〜旭川(6号)という運転形態となるが、蒸機牽引は旭川〜富良野の全区間を走る1号と6号だけで、富良野〜美瑛の区間往復はDE15の牽引で運転される。
これはC11171号機復活後、富良野線初入線となった1999年6月の富良野・美瑛ノロッコ号と同じパターンだ。

ノロッコ車2輛と派手な塗装のDE15を従えての運転ではあったが、C11207号機にはHMは取り付けられず(取り付けステーはそのまま)、貴重なシーンを見ることができた。
荷が軽い上にDLの補機付きでは、煙はほとんど出ないものと思われたが、ファンの集まるポイントでは爆煙+ドレインのサービスで期待に応えてくれた。



2003.6.8/北美瑛〜美瑛/ノロッコ2両ではパワーが余るのか、ファンの多いポイントでは減速してから再力行という涙もののサービスも!
立ち煙には感動!
(;´Д`)ハァハァ…



2003.6.8/北美瑛〜美瑛/今年の石炭はロシア産で煙が出ずに燃えがいいとか… ファンにとっては嫌な燃料かも。煙が茶色いのも残念だ



2003.6.8/ラベンダー畑〜中富良野/富良野盆地を駆ける「富良野・美瑛ノロッコ1号」




【C11207号機ナンバープレート無しで走行!/2003.5.24】

中間性能検査を終えたC11207号機は5月24、25日の「SLすずらん号」より営業運転に入った。
今年度は運転日数が極端に減少してしまった「SLすずらん号」だが、その分サービスは満点で、多くのファンが集まるハイライト、恵比島駅から2つ目の踏切までの区間では、何と補機のDLが後押しをしない状態で、本気の力行を見せてくれた。
JR北海道の蒸機列車は乗客へのサービスとして、サボやエンブレム、携帯ダイヤなど、その日の列車の運行に実際に使用されたグッズ類を、抽選により車内で限定販売しているが、牽引機のナンバープレートも商品のひとつとしてラインナップされている。
1枚58000円という値段から入札はそれほど多くないようだが、運転初日となった24日はなんと3名からの入札があり、深川駅に到着したC11207号機のナンバープレートは、乗務員の手によって次々と外され、お客さんの元へと嫁いでいった。
その結果、深川〜旭川の回送は左側面以外の3枚のナンバープレートがない状態での走行となり、何やら悲し気な雰囲気を漂わせていた。



2003.5.24/深川駅到着後の車内で行われた限定発売グッズの抽選会。人気はサボや携帯ダイヤ



ナンバープレートの取り外し作業。今回は前後、右サイドが売れてしまい、悲しい姿に…



2003.5.24/函館本線/深川〜納内/ナンバーのない状態で旭川に戻る回送列車




【C11207号機深夜の苗穂〜小樽本線試運転/2003.5.14】

中間性能検査のため苗穂工場入りしていたC11207号機は、検査を無事終えて5月14日に構内試運転、その日の深夜には苗穂〜小樽間で本線試運転が行われた。
同機はこの後旭川へ回送され、5月24〜25日、6月14〜15日の「SLすずらん号」、6月7〜8日の「ふらのノロッコ号」を牽引。休む間もなく函館に移動し「SL函館大沼号」重連運転などに活躍する予定だ。



2003.5.14/苗穂工場(歩道橋より望遠にて撮影。さらに一部をトリミング)/苗穂工場で最終検査と調整を行うC11207号機。画質が悪くてスミマセンm(_ _)m



2003.5.14/苗穂(敷地外より撮影)/小樽ヘの本線試運転に向けて入換え作業中の207号機




TOPに戻る
news過去帳へ

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください