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金沢・能登 〜冬の北陸紀行〜
2002年12月21〜23日

旅行のきっかけ
年末・年始の9連休に気を取られていて全然気づかなかったんだけど、12月21〜23日って3連休じゃん。せっかくの連休、旅しよう! 3〜4日だと韓国、香港、東南アジア・・・しかし、思い立ったのが余りに遅く、飛行機のチケットが取れずに海外旅行は諦めました。国内旅行パンフを見ていたら、冬に北に旅するのもいいかも!なんて思って。行ったことのない北陸方面に夫婦で出かけてみることになりました。

2002年12月21日(土) 深夜に出発

23時ブルートレイン(北陸号)で上野駅を出発。
初めての寝台列車にドキドキしたものの、個室なので安心して旅できました。
B個室というのは、シングルベッドの一人部屋で、ちゃんと鍵もかかるのだ。
電車の中で横になって寝るのは少し変な感じだったけど、寝るのは特技だからいつの間にかZZZ・・・

2003年12月22日(日) トレン太くんで能登半島ドライブへ
朝6:30に金沢駅に列車が到着、宿泊先(金沢駅直結の都ホテル)に寄って朝食を食べると、ちょうどトレン太くんの時間(8:00)になりました。いざ、ドライブへ出発!

能登有料道路(内灘I.C.→西山I.C.)を一気に北まで走りました、と言っても私は助手席。日本海を望む眺め。初めて見る日本海は静かで寒そうでした。
途中、冷たい雨が降り出して。でも、陽が覗いたりもしたので、日本海に大きな奇麗な虹が見れたのです!(写真に映ってるかな?)
こんな大きな虹を長い時間見ていられたのって、初めての経験。

ここから、能登金剛の名所を見つつ南に戻っていきます。
まずヤセの断崖へ。 今日はじめて車から降りたんだけれど、風が冷たい!寒い!自殺名所としても知られてるそうです。断崖へ向かう歩道のあちこちに、自殺を思い留まらせる標語が看板になっていて、ちょっと笑えた。
風に吹き飛ばされて落ちそうで、ちょっと怖かった。この写真の右端が崖です。

能登半島的にはオフシーズンだったのか、私達以外に観光客が全くいなかったのです。ここは、関野鼻。レストハウスがあるんだけれど、もちろん客はゼロでした。そんな中、何も買わないのにトイレを貸してくれてありがとう。ちなみに、この写真は関野鼻から撮ったものです。
これがギネスブックに載ったという世界一長いベンチだそうです。460mだそうです。ここに座って見る日本海の夕焼けは最高だそうです。ふーん。
でも、世界一長いベンチに、たった一人で座る気分も最高だぞ!ふん。
機具岩(はたご岩)。本当は2つの岩がしめ縄で結ばれてるんですが、写真に収まらなかったので、左側だけ。
とにかく、能登金剛にはこんな風情ある岩があちこちに出現するわけです。
これが巌門(がんもん)です。岩の穴は小舟も通れる大きさです。横には洞窟もありました。洞窟の奥には、日本海向こうの国から流れてきたと思われるものが漂着していたり、興味深かったです。
ここは能登金剛の中で唯一、観光客がパラパラ歩いてた。
千里浜なぎさドライブウェイ
これはすごいです。砂浜の上をドライブです。気持ちいい〜
運転させてくれ〜

能登金剛のあのゴツゴツした海岸を見続けていたのに、急に砂浜が広がって・・・なんとも不思議な景色でした。
妙成寺
ここ羽咋(はくい)周辺は古い街だそうで、歴史ある寺社が点在しています。妙成寺も立派なお寺でした。お正月を前に奇麗にお掃除された境内でした。
写真は五重塔。

さて、午後はおいしいもの食べに行くぞ! とりあえず、内灘I.C.までまた戻ってきました。

金沢港のいきいき魚市を覗いてみる。ズワイガニと香箱ガニの季節でした。昼食は、魚市の向かいの厚生食堂で食べた。ラストオーダー14時ギリギリだったよ。地元のおばちゃんが、地元の漁師さんに出すような大衆食堂って感じ。カキフライが美味しかった〜

すぐ近所のもろみ蔵へ。小さな建物なので、行くのにとても迷ってしまった。ここは醤油のギャラリーです。金沢は古くから醤油も作ってたんだね、醤油ソフトクリームを恐る恐る食べてみた・・・キャラメルに似た味で意外に美味しい。

ドライブで金沢まで戻ってきて、金沢市内観光(その1)へGo!

まず、東茶屋街へ行ってみました。
その名のとおり昔はお茶屋さんだったらしい。で、今はCafeになっている。とても狭い区域だけれど、昔の街並みを残していていい感じでした。でも、ホント狭いです、外見を見て歩くだけなら5分で見られちゃう。せっかくだからお茶すると良いでしょう。
私達は、「志摩」に入り、昔のお茶屋さんの内装そのままに見学しました。
http://ochaya-shima.com/index.html
今日の最後は、卯辰山からの景色を見ておわり。ここからは奇麗な夜景が見れるそうです。(ホントは夜景を見る予定だったんだけれど、17:00じゃまだ暗くならないのね。夜景は諦めてしまいました。)

Kanazawa in Night
夜は、片町の居酒屋で。居酒屋が多いのでどこに入ろうか迷いつつ、魚の美味しそうな店を選んで入ってみました。海の幸はもちろん、手作り湯葉が美味しかった(豆乳から自分で湯葉をすくって食べるの)〜 もちろん地酒も〜

2003年12月22日(月・祝) 金沢市内観光(その2)
今日は、バス&徒歩で出かけます。周遊バスは、ほとんどの観光名所に留まるので便利なんだけれど、一方通行で周ってるから、行き先によっては遠回りする必要があって使えないとこもあるんだよね。そんな時は、歩くのだ。

妙立寺(忍者寺)
外から見ると別にフツーのお寺なんだけれど、中はカラクリだらけでとても面白かった。落とし穴や隠し扉、隠し階段・・・敵の侵入から身を守るためとはいうけれど。ここは、お勧めです。ぜひ行くべきです。
ただし、予約が必要ですのでご注意下さい。私達は朝9:00一番に予約を入れて見学しました。
http://www.myouryuji.or.jp/
長町武家屋敷跡
街並みは、こんな感じ。時代劇に出てきそうな感じ。
武家屋敷が公開されてます。
野村家、高田家、足軽の家・・・公開されている何件かの家にお邪魔しました。ここに人がすんで生活してたんだねえ。床が冷たく、暖房の住宅に住み慣れた私にとっては、足が冷えて辛かった。
兼六園
かの有名な兼六園です。これはシンボルの灯篭・・・記念写真とる人があまりに多くて(私もその一人だけど)なかなかこの写真をとるのが大変でした。苦労の一枚です。
まだ雪は降っていないけれど、松には雪吊りがしてあってまた見事でした。日本海側=雪っていうイメージを持っていたけど、12月の金沢は全く雪の気配がなかった。兼六園が白くなるのは何時なんだろう?
小腹が空いてきたので、近江町市場まで歩いて、「弥生」という料理屋へ。刺身も天ぷらも美味しそうで、両方食べれる定食を食べた。マー坊の海鮮丼も美味しかったって。祝日のせいか、市場の店は半分くらい閉まっていてちょっと元気がなかったな。

また歩いて、金沢城へ戻りました。ここでは、NHK大河ドラマ「加賀百万石博」と、金沢城の建物(復元)を見てまわりました。百万石博は、加賀の展示ではなく、NHKドラマの展示でした。それはそれで興味深かったけれど、期待してた内容とはちょっと違って残念。

バスで金沢駅に戻り、駅ビルでおみやげ買いタイム! 旅行中に買ったお土産・・・甘味は、あんころ餅、俵屋の飴など。加賀麩は、細工麩、お吸い物最中。あとは、箔屋の脂取り紙。それから、地酒も。美味しそうなものばかりで、あれもこれも欲しくなっちゃう。

金沢発16:30→特急はくたか→19:00越後湯沢乗り換え→新幹線→20:30東京に帰ってきました。
電車で、柿の葉寿司を食べました。柿の葉の香り(なのかな?)がして美味しかった〜

金沢旅行を終えて・・・
まる2日間、足早に見所を回って金沢を満喫しました。美味しい魚も食べれたし、満足。ただ、あと1日あれば、輪島の方まで行って朝市とか見てみたかったし、温泉にも入りたかった。それから、雪景色の兼六園も見てみたいな。その辺は、次回のお楽しみということで。そうそう、自分にとっての一大イベント夜行列車もいい思い出になりました。盛り沢山、大満足!

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