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沖縄 〜団体観光ツアー〜
2007年12月28日〜30日


 旅行のきっかけ

「年末年始は旅行料金高いよねー」「だよねー」
「どこに行くにも寒いよねー」「だよねー」
「旅行は無理だよねー」「だよねー」
そんな会話をしていた夜、夕刊の広告で偶然見つけた阪急交通社の激安ツアー。
2泊3日観光付きツアーが大人39,800円(2歳と0歳の子供は無料)!
しかも沖縄の年末年始は東京の秋くらいの気候で暖かい!
昨年夏に沖縄旅行をしていたとはいえ、この安さと暖かさに惹かれて、マー坊が一日有休休暇を取って即申し込みしたのでした。

その後、沖縄に行ったことのないヨシ坊の両親が同行したいとのことで、追加申し込みをして大人4名子供2名での参加となりました。

 スケジュール

観光食事
1日目羽田空港 => 那覇空港
ひめゆりの塔==平和祈念公園==琉球ガラス村==琉球の館==国際サンゴ加工所==那覇サンプラザホテル(泊)
×××
2日目ホテル==DFSギャラリア沖縄==座喜味城跡==万座毛==ナゴパイナップルパーク==琉宮城(蝶々園)==美ら海水族館==恩名村ホテルみゆきビーチ(泊)朝×夕
3日目ホテル==琉球村==黒糖工場==首里城・園比屋武嶽石門==自由行動<識名園==国際通り>
那覇空港 => 羽田空港
朝××

 1日目−12月28日(金)

朝6:00に車で自宅を出発、父母を迎えに隣駅へ寄ってから、羽田空港へ向かいました。
車中で日の出を見て、持参した朝食を食べて、それほどの渋滞もなく7:30にパーキング、8:00に空港に到着しました。

9:00羽田発 => 11:50那覇着。
飛行機の座席がオーバーブッキングだったらしく搭乗・出発が遅れましたが、それほどの遅れもなく那覇に着きました。
羽田空港で買った空弁を飛行機の中で食べました。子供達はパパ→ママ→おじいちゃん→おばあちゃん・・・と膝の上を移動して飽きることなく過ごしました。

那覇空港でツアー客が集合、50人乗りバスが6台の団体ツアーのようです。お決まりのお揃いのツアーバッチを付け、ガイドさんの旗の後にゾロゾロ続きます、いよいよ観光スタートです。
バスは沖縄本島の南部を目指します。おやじギャグならぬおばさんギャグ満載のガイドさんの解説に失笑しつつ、戦跡の地へ。

ひめゆりの塔
まず訪れたのが「ひめゆりの塔」。従軍看護婦として動員されたひめゆり学徒隊が祭られています。自由時間には資料館を見学し、この年になるまで知らなかった沖縄地上戦の悲惨さを感じました。(ヒメは薄暗い資料館の中でお昼寝タイム)
平和祈念公園
続いてすぐ近くの「平和祈念公園」へ。沖縄戦でなくなった全ての人の名前が刻まれている「平和の礎」の横を歩いて、きれいな海を眺める。戦争と大自然(海)という両極端を見た気がしました。
その後は団体ツアーに付き物の土産店めぐり。
「琉球ガラス村」ではガラス製品、「琉球の館」では紅型の布製品、「国際サンゴ加工所」ではサンゴ宝飾品、と見て回りました。
土産店での自由時間は退屈してしまいます・・・ヒメのトイレタイム(オムツ外れ直後なのでトイレに行かせるにも相当の時間がかかる)に時間を割くことができました。沖縄といえばブルーシールアイスも買い食い、美味しかったです。
写真はそんな土産店で買った琉球ガラスの風鈴と紅型のポケットティッシュカバー。

これにて本日の観光を終了して、国際通り近くのホテルにて解散しました。
夕方からの自由時間、歩いて10分で国際通りの「牧志公設市場」へ。
お正月用品の売り声も飛び交い活気があります。
肉屋で豚の顔(チラガー)や豚足(チマグー)を見てビビリ、魚屋で鮮やかな青色の魚(イラブチャー)を見て驚き、狭い道を歩きながら今夜の食事をどうしようかと考えていました。
市場で買った食材は、二階の食堂で調理していただくことができるのです。
夕食は昨年夏の旅行と同じ魚屋さんで魚を選びました。ここの魚屋は近くの居酒屋で料理してくれるので、二階の食堂で食べるよりも落ち着いて小さな子供も食べやすいと思ったからです。
イラブチャーなどの刺身、グルクンの唐揚、骨抜き白身魚の野菜あんかけ(子供用)、最後にアラ汁、たっぷりといただきました。
(大人一人魚代2000円+調理代500円)
ホテルへの帰り道、24時間営業のスーパーMaxValuに寄り、明日のペットボトルさんぴん茶やバスでのお菓子を買って帰りました。

夜も遅い時間だったので、子供達は大浴場には行きたがらずに部屋のユニットバスに入り就寝。
その後で大人はゆっくり大浴場でくつろぎ、ビールで一日の疲れを癒しました。
ホテル側の取り計らいで和室を割り当ててもらったので、シングルベッドで添い寝の予定が、畳に布団を敷き詰めて広々寝ることができました。

 2日目−12月29日(土)

朝食は6:30からホテルのごく普通のバイキング。この旅行は子供料金無料なのに、ヒメは納豆ご飯をモリモリ、タッくんは白飯やパンをモリモリと食べていました。
8:00にバスに乗り込み今日の観光が始まりました。
DFSギャラリア沖縄
なんと朝8:30なのに開店していた沖縄の免税店。ブランド品に目移りしつつも、買わずに終了。
マー坊&ヨシ坊はやはり食品が並んでいるフロアに足が向き、お菓子の試食をし、すくがらす(スクの塩辛)をお土産に買ってみました。
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)
首里城公園に着くとまず最初に見えるのがこの石門です。
首里城
守礼門から入
場し、石の階段を登りながら石の門を見学していきました。正殿へは昨年一度入場していたので今回は入場せずに、自由時間は首里城付近を散策しました。近所の有名な老舗饅頭屋さんを目指したのですが、地図を見ても見つからず地元の人に聞くと最近閉店してしまったとのこと、残念でした。
万座毛
海がとっても綺麗でした。でも今日は風がとっても強かった!タッくんは息ができずにもがいていました!
昼食
バスは名護の「ゴーヤーハウス」という団体様専用レストランのような建物へ。オプションで昼食注文もできたのですが、せっかくの沖縄では食べたいものを食べたいと思いオプションは申し込みせず。すると団体50名の中で注文しなかったのは我々だけだったらしく、50人とは別の席に6人でゆったり座っての昼食となりました。本場のゴーヤーチャンプル、美味しかったです。でも、定食に付いてきたゴーヤージュースとゴーヤーアイスはマー坊&ヨシ坊はNG、ヨシ坊母が食べていました。
麺好きヒメは沖縄そば、タッくんは持参した離乳食ベビーフードをモリモリ食べていました。
ナゴパイナップルハウス
きっとここもパイナップルをメインとした土産店だろうと期待していなかったのですが、これが面白かった!パイナップルってこうやって生息しているんだーと初めて知れて面白かったです。
もちろん、パイナップルワインの試飲、ジュースの試飲、生パインの試食、パイナップルお菓子(ちんすこうなど)の試食も魅力的でした。ヒメはパイナップルの乗ったお皿を抱えて食べていました!
琉宮城(蝶々園)
琉宮城という名の土産店へ。併設されていた「蝶々園」に入場しました。オオゴマダラという沖縄の蝶々がハウスの中を飛び交っています。最初は「ちょうちょだー」と喜んでいたものの、次第にその数と人間慣れした大胆な行動に蝶々恐怖症となってしまったヨシ坊でした。
海洋博記念公園(美ら海水族館)
ようやく今回の旅行の一番のお楽しみ「美ら海水族館」へ。自由行動は120分、しかしここは水族館だけでなく広い公園になっていて、まず水族館へ行くにもずいぶん歩いていく必要があります。また水族館の建物とは別の所でイルカショーをやっていましたが、そこは時間の都合で今回はパス。
水族館の展示は浅瀬からだんだん階を下りて深海まで見学するストーリー。かわいいウミガメを見ていると、よこからブサイク(失礼!)な大きな魚が割り込んできてヒメが本気で恐がって逃げていたり、魚もヒメも見ていて楽しかったです。月並みですが巨大水槽のジンベイザメやマンタが悠々と泳ぐ様には感動しました。この水槽の前でずーっと見ていても飽きないでしょう。
ちなみにこの2時間はタッくんのお昼寝タイムでした。
本日の観光を終え、バスは恩名海岸沿いのホテルに到着。プライベートビーチがあったので、夕食前にヒメと三人で海岸に下りてみました(タッくんはおじいちゃん&おばあちゃんとお留守番)。何とか海に入りたがるヒメの靴や洋服を濡らすことなく海を見られました。
夕食はホテル大食堂にてバイキング。グルクンの唐揚ソーメンチャンプルなど沖縄料理もありました。舞台では沖縄民謡や舞踏ショーが始まり、大人はオリオンビールでほろ酔い、タッくんは眠くなり暴れ気味、ヒメは「ヒメも一緒に踊りたい〜」と騒いでいました。
ショーの最後に「一緒に唄ってくれるお客様いらっしゃいますか?」の声に一番に舞台へ駆けていったヒメ。100人以上いる観客から舞台に上がったのはヒメと若い女性の二人だけ、歌詞カードを渡されるも沖縄民謡を唄えるはずもないヒメは舞台上で固まっていました。が、こんな状況で自ら前へ出ていった我が子にビックリしたマー坊&ヨシ坊なのでした。

今日はヒメも大浴場へ。おばあちゃん、ママと一緒に大きなお風呂に入れて興奮気味です。残念ながらタッくんはまた部屋のユニットバス。
今日のホテルは和洋室、タッくんは和室の布団に寝かせてベッドから落ちる心配もありません。家では毎晩夜泣きするタッくんが、この二日間夜中に一度も目を覚まさずにいた理由は未だ不明です。


 3日目−12月30日(日)

早起きしたヒメはマー坊と大浴場で朝風呂を浴びてきました。
7:00から朝食はホテルのごく普通のバイキング。果物にドラゴンフルーツがあり、甘くて美味しかったです。
8:00にバスに乗り込み最終日の観光の始まりです。
琉球村
「琉球村」には昨年に続き二度目ですが、昨年は急なスコールで半分しか見学できなかった所です。今日はゆっくり見学できました。
琉球の民家では、三線を奏でていたり、土間でお茶を入れていたり・・・ヒメは家畜(ヤギ)を喜んで見ていました。
製糖工場といわれる建物の前では本物の水牛が働いていました。記念撮影にも応じてくれる利口な水牛です。
ちょうど「エイサー演舞」の舞台を見ることができました。太鼓を叩きたがっていたヒメでした。
座喜味城跡
「座喜味城跡」も昨年に続き二度目です。しかも琉球村→座喜味城跡というルートも同じで、車窓の風景も懐かしかったです。
昨年は暑い夏の日に、ヒメの乗った重いベビーカーを持ち上げ(階段が多い)、重いお腹をかかえて(お腹の中にはタッくん)汗を流して歩いた記憶がありますが、今日はヒメはおじいちゃん&おばあちゃんと手をつないで元気に歩いてくれました。ヒメの成長を感じます。
昼食
バスは国際通りに到着、ここから半日の自由時間となりました。
昼食は、沖縄に来てまだ食べていなかった沖縄そばを食べることにしました。昨年も行って好評だった「大東そば」で沖縄そば、そして麩チャンプルーを注文してみんなで取り分けて食べました。美味しかった、肉が苦手なヨシ坊母も美味しい美味しいといってソーキ肉を食べていました。
識名園
王族の保養や中国からの使者をもてなしたという王家の別邸は世界遺産にもなっており、行ってみたいと思っていました。国際通りからタクシーで向かいました。別荘ということで、ゆったりした雰囲気の広い庭園や御殿を散策しました。
「識名園」の建物では沖縄発祥の「ぶくぶく茶」の体験をしていて、お茶をいただくことにしました。さんぴん茶の上の「ぶくぶく」は炒ったお米を使って泡立てたもの、初めての食感を体験できました。ヒメはお茶室で奏でられていた三線に興味津々、すると三線体験までさせてもらうことができました。
国際通り
再びタクシーで国際通りに戻りました。ここからは二手に分かれてお土産買い物タイムです。ヒメは「おじいちゃんとおばあちゃんと一緒!」と言い張り、我々とは別行動でのんびり買い物していたようです。
我々は行動的に買い物しましたよ。ちんすこう、紅いもチップ、沖縄そば、タコライスの素、ドラゴンフルーツ、スターフルーツ、たんかん、かまぼこ・・・食べ物ばかりですね。
ひととおりの買い物を終えると、少し疲れてスタバでコーヒーを飲んでひと休み。そうして国際通りの散策を満喫しました。

再びバスに乗り込み那覇空港へ。搭乗前に夕食を食べてしまうことにしました。沖縄にしかないファストフードA&Wハンバーガーを買ってみました。ボリュームたっぷり美味しかったです。

20:00那覇発 => 22:10羽田着。

おねむの時間で、飛行機の中でタッくんは眠ってしまいまいた。ヒメは元気に食べて飲んで過ごしていました。ヒメが寝てくれれば大人も一眠りしたかったんだけれど。
羽田からはスムーズに進み、24:00前には帰宅することができました。子供達も車中で既に寝てしまっています。
3日間たっぷり遊びました。お疲れ様でした。

 おまけ


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