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2001夏 今年も2泊3日で北海道の旅

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7月11から13日まで、今年2回目の北海道を駆け足で旅しました。
北大のクラーク博士像
(北大のクラーク博士像)
2001.7.11(水)
羽田発札幌行きJAL501便。朝1番の飛行機で今年2回目の北海道に降り立った。

新千歳空港からニセコまでの切符を買い、JRの「快速エアポート」でまずは札幌駅に下車した。

初夏の札幌は、雨上がりで少し蒸し暑い曇り空だった。
本州に比べたら全然涼しいが。

次の列車まで2時間の余裕。どうしようか?
そうだ!北海道大学のクラーク博士像を見に行こう。そう思った。
実はまだ1度も北大には行った事がなかった。

少しドキドキしながら正門をくぐった。
並木を歩きながらクラーク博士像を探した。
歴史を感じさせる校舎。広いキャンパス。
こんな素晴らしい環境で勉強できたら最高だろうなと思った。

北大のクラーク博士像は意外と地味な感じがした。
羊ヶ丘にある大地を指差している博士の像を先に見ていたからだろう。
北大のポプラ並木
(北大のポプラ並木)
有名な北大のポプラ並木にも行ってみた。
現在は通行禁止になっているようだ。
実に北海道らしい絵になる風景だった。

札幌駅に戻り駅弁を買い、「快速ニセコライナー」に乗った。

2時間も歩いたのでお腹はペコペコ。
乗客の視線を浴びつつ、¥900の「石狩鮭めし」をほおばった。
お腹の中も北海道らしくなってきたゾ。

小樽駅からワンマン列車になった。「快速」といっても2両編成のワンマン列車。
実にのんびりしていて楽しい。
とほ宿 『ニセコ アンビシャス』
(とほ宿 『ニセコ アンビシャス』)
14:00JRニセコ駅に到着。
今日から2泊する、とほ宿「ニセコアンビシャス」の主人に迎えに来てもらった。

駅から車で10分ほど、「ニセコ東山スキー場」に近い場所にその宿はあった。

ログハウスのしゃれた建物だ。それに天体望遠鏡もあるぞ。

「近くの牧場でやっているアイスクリーム屋さんに行ってみたら」と主人に勧められ、さっそく散歩に出掛けた。

周りは畑、牧草地、そしてニセコの山。
北海道の空気をゆっくりと深呼吸してみた。
ニセコの花畑
(『ミルク工房』の花畑)
20分ほど歩き「ミルク工房」という店に入った。
小学生のグループが先生と一緒に、アイスクリーム作り体験に来ていた。

アイスクリームは2種類の味をトッピングしてもらった。(¥300)
外のデッキで一人食べていると、「アイスクリームおいしいですか?」と小学生の女の子が声を掛けてきた。
少し慌てて「あぁ、お、おいしいよ」とつれない返事をしてしまった。

ここにはギャラリーもあり、積丹半島や湿原の写真が展示してあった。

また、花畑もあって、それぞれ写真に納めて帰っていった。
宿に戻り夕食の時間まで爆睡してしまった。
そういえば、昨日から寝ないで旅に出てきたんだ...。

夕食後、主人の車で「昆布温泉・グランドホテル」まで連れて行ってもらった。

ここの露天風呂は素晴らしかった!

日本庭園のような作りで、大きな岩で湯船が作られていた。

とても広々としていて、夜空を眺めながらの入浴は最高に気持ち良かった。

ボロボロになった気持ちが、みるみるうちに良くなっていくのがわかった。
もうこれだけで、北海道に来て良かったと思えた。
7月12日(木)
今朝もすっきりしない曇り空。涼しい。

テレビのニュースでは本州は連日の猛暑との事。
ここ、北海道とはえらい違いだ。

この宿は毎日トレッキングツアーを実施している。しかし、今日は午後から天気が悪くなるようなので中止だそうだ。
楽しみにしていたので、少し残念。

今日は1日どうしようかと考えていると、主人が「雨でも楽しめる『ラフティング』でもしてきたら」と言ってくれた。

『ラフティング』とは、ゴムボートに乗って激流下りをするスポーツだ。

1度やってみたかったので、この機会に参加する事にした。

ニセコでは「ラフティング」をやらせてくれるアウトドアクラブ(?)がいくつかあり、そのうちのひとつに申し込んでくれた。

そのクラブまで、宿の主人に車で送ってもらった。

気持ちの準備もままならないまま、ウエットスーツ、ライフジャケット、ヘルメット等、身に着け、バスにて目的地の「尻別川」に向かった。
右端が私です
(尻別川ラフティングツアー)
参加者は、石狩市から来たグループと、福島から来た新婚さん、そして私。

2つの班に分かれて、一通り、注意事項、説明等を受け、いよいよ川下りが始まった。

新婚さんの2人と一緒のボートになり、ガイドはオーストラリア人のピーターと、助手の青年(名前忘れた...)。

川の真中から、北海道を眺めるのはさすがに初めてなので、ワクワクした。
途中から晴れてきた。羊蹄山もようやく姿を現した。

激流というほどの場所もなく(この時期は水量が少ないそうだ)、時々、少しだけ流れの速いところをわざと通って、楽しんだ。
暑くなってきたので、川の中に飛び込んだりして遊んだ。

あっという間に、1時間のラフティングツアーは終わった。

お腹も空いたので、奮発して寿司屋に入った。
しかし頼んだのは「ちゃんちゃん焼定食(¥1300)」。

品数も多く、とても美味しかったので大満足!
さすが北海道はケチケチしていないねぇ。

宿に戻り、また夕食までひと眠り。
最近、いろいろあったからなぁ...。

今日の夕食は、毛蟹が一人1匹出た。
身のぎっしり入った立派な毛蟹だった。

サロマ湖にいる宿のお客さんが送ってくれたそうだ。
「今日泊った人はラッキーだったね」と主人は言った。

夕食後、また温泉に連れて行ってもらった。
今日はニセコ駅前温泉「○○?」。(名前忘れた)
この温泉は、最近出来たばかりらしい。
ニセコはまさに温泉天国だ。
ニッカ余市工場
(ニッカ余市工場)
7月13日(金)
今回の旅も今日が最終日。
宿の前で記念撮影をして、車でニセコ駅まで送ってもらった。

曇り空から次第に晴れ間に変わっていった。

帰りの飛行機は夜の便なので、時間はたっぷりとある。
2両編成のワンマン列車は小樽に向けてのんびりと進んでいった。

余市駅で途中下車した。

駅からまっすぐ進むと「ニッカウヰスキー余市工場」がある。
工場見学が出来ると聞いていたので行ってみる事にした。

ガイドさんの説明を聞きながら、ウイスキーの製造工程などを学んだ。
もちろん試飲もたっぷりと...。
柿崎商店の食堂にて
(「ウニ丼」と「イクラ丼」)
ほろ酔い気分でお昼となり、R5沿いの「柿崎商店」の2階にある食堂で昼食とした。
人気の食堂だけあって行列が出来ていたが20分ほどで中に入れた。

欲張って「ウニ丼」と「イクラ丼」を注文した。
注文はしなかったが、寿司7カンで¥460は安過ぎる!

お腹いっぱいになったが、食べ過ぎて気持ち悪くなってしまった。

次に小樽駅で下車。
急にお腹が痛くなり、慌ててトイレに掛け込んだ。
あ〜スッキリした...のも束の間、か、紙がない!!
(この後の展開は、ご想像におまかせします)
マイカル小樽の観覧車
(マイカル小樽の観覧車)
小樽で1番古い喫茶店「光」で、アイスコーヒーを飲んだ。

適当に小樽運河辺りをブラブラした。
観光客でいっぱいだった。

本当ならバイクで来ていたんだよな〜と、少し感傷的になった。

次に小樽築港駅で下車。
駅は「マイカル小樽」とつながっている。

小樽の新名所となった観覧車を間近で見た。
男1人で観覧車に乗るのは寂しすぎるのでやめた。
(一緒に乗ってくれる女の子、募集中!!)
すすきの 『五丈原』
(すすきの『五丈原』)
夕方になり、せっかくだから札幌でラーメンを食べようと思い、すすきのにある「五丈原」に行った。

「とんしお」と、持ち帰り用に「チャーシューおにぎり」を2個注文した。

今回の旅は「お手軽グルメ旅」だなぁ。

20:35。新千歳空港から羽田に向けて、飛行機は飛び立った。

                    (完)

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