このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

—概況—

 本社は名古屋市。名古屋鉄道のバス部門は昭和3年に開始したのがルーツで、戦前・戦中にかけて愛知・岐阜県内の事業者と合併して路線を広げていった。近年では、ローカル路線の廃止が進行しているほか、グループのバス会社やタクシー会社などに 管理委託や譲渡を進めていたが、さらに平成16年10月には、本体から分離されて名鉄バスがスタートした。なお、路線のグループ会社への譲渡は分社化後も進められている。

 なお、名鉄観光バス(日本急行バス→名古屋観光日急)が運行していた高速バスを平成21年2月に移管されている。

 

—各論—

[営業拠点]

<営業所>

岡崎・豊田・知立・名古屋・名古屋中央・春日井・一宮・津島・小牧管理所


<案内所>

名鉄バスセンター・・・自動券売機・発券機設置、長島温泉線片道・往復乗車券発売(営業時間6:45〜21:30)

栄バスターミナル・・・自動券売機設置

東岡崎出札所・・・軟券乗車券・空港連絡バス乗車券発売

(岡崎駅前出札所・・・平成17年に廃止となった模様)

豊田市駅前出札所・・・営業時間10:00〜18:00(日曜休業<祝日は営業>)

名鉄トヨタホテル・・・空港連絡バス乗車券発売

名鉄一宮駅バスターミナル出札所

高蔵寺インフォメーション



[運行エリア]
<長距離路線>
名鉄バスセンター〜福井駅東口
名鉄バスセンター〜金沢駅前

名鉄バスセンター〜富山駅前

名鉄バスセンター〜万代シティバスセンター
名鉄バスセンター〜飯田

名鉄バスセンター〜箕輪
名鉄バスセンター〜松本バスターミナル

名鉄バスセンター〜善光寺大門

名鉄バスセンター〜高山濃飛バスセンター〜飛騨古川

名鉄バスセンター〜八幡浜

名鉄バスセンター〜丸亀駅

名鉄バスセンター〜徳島駅前(土休日・多客期のみ運行)
名鉄バスセンター〜西鉄天神バスセンター「どんたく号」
名鉄バスセンター〜仙台駅前「青葉号」

名鉄バスセンター〜新宿西口高速バスターミナル

名鉄バスセンター〜JR奈良駅

名鉄バスセンター〜富士吉田駅(季節運行)

名鉄バスセンター〜三ノ宮駅〜ポートピアホテル(名鉄観光バスからの移管路線)
名鉄バスセンター〜京都駅(名鉄観光バスからの移管路線)
名鉄バスセンター〜長崎新地ターミナル「グラバー号」(名鉄観光バスからの移管路線)
名鉄バスセンター〜熊本交通センター「不知火号」(名鉄観光バスからの移管路線)

名鉄バスセンター〜美濃市駅

名鉄バスセンター〜皐ヶ丘九丁目〜桂ヶ丘三丁目

名鉄バスセンター〜小牧駅〜桃花台東駅

名鉄バスセンター〜明治村(土休日のみ運行)

名鉄バスセンター〜南高上〜愛知学院大学前

名鉄バスセンター〜豊田市駅〜五ヶ丘ニュータウン

名鉄バスセンター〜長島温泉

 

 

<空港連絡バス>
JR岡崎駅前〜東岡崎駅〜中部国際空港

豊田市〜中部国際空港
西春駅〜名古屋空港
勝川駅前〜名古屋空港



<主な一般路線バス>
犬山駅東口〜明治村
犬山駅東口〜リトルワールド
名鉄バスセンター〜津島

栄バスターミナル〜大坪
東岡崎駅〜美合駅
東岡崎駅〜幸田駅前
東岡崎駅〜大樹寺
東岡崎駅〜足助
新安城駅〜東端
本宿駅〜額田役場前
知立駅〜愛知教育大前〜日進駅・三好
知立駅〜知立団地
前後駅〜豊明団地〜藤田保健衛生大学病院
有松駅前〜鳴海住宅
大府駅前〜大清水
鳴海駅前〜鳴子みどりヶ丘〜地下鉄原
国府宮駅〜矢合観音前
新一宮駅〜起
新一宮駅〜宮田本郷・川島
新一宮駅〜江南駅
新一宮駅〜岩倉駅西口
三河一色駅前〜西尾市民病院
豊田市駅・西中金〜足助
豊田市駅〜東山住宅
豊田市駅〜五ヶ丘ニュータウン
豊田市駅〜浄水駅〜保見団地
尾張瀬戸駅前〜菱野団地
高蔵寺駅北口〜桃花台センター
岩倉駅東口〜小牧駅
春日井駅〜小牧駅
尾張一宮駅前〜九日市場

国府宮〜矢合観音前〜愛知県植木センター



 

[切符]

<路線バス乗車券>
 東岡崎駅前などで一般路線の乗車券を軟券で発売している。仕様は縦型名刺サイズで青地紋。金額は補充式で発駅は表示しない。なお、分社化の際に旧来の券は全て廃止となり、一般路線の乗車券はこの軟券のみとなった。ただし、その後東岡崎の出札所では金額常備の券も登場している。

 

<空港連絡バス乗車券>

 東岡崎駅前などで中部国際空港開港後も名古屋空港時代と同様のA型矢印式軟券が主な案内所で発売している。

 

<長島温泉線乗車券>

 長島温泉となばなの里行きの乗車券は名鉄バスセンターに軟券で設備されている。仕様は片道がA型矢印式。往復は補往サイズで矢印式。いずれも緑地紋で小児用も設備されている。

 

<高速バス乗車券>

 分社化の際に予約発券システムを京王電鉄バスの「ハイウェイバスドットコム」に変更したため、従来のように名鉄の各駅では購入できなくなった。現在では、発売箇所が拡大しており名鉄バスセンターのほか、名鉄金山駅・栄町駅、名鉄駅サービスセンターなどとなっている。なお、予約済みであればウェルネットの収納代行サービスを利用して一部のコンビニでも乗車券の購入ができる。また、平成20年3月に予約システムが更新され、新たにインターネット上での決済も可能となった。

 なお、名鉄観光バスから移管された路線については引き続き「発車オーライネット」

の予約発券システムを利用している。発売窓口は「ハイウェイバスドットコム」と同じだが、オンラインサービスやコンビニ発券のサービス内容が若干異なる。

 

<企画券>

「1DAYフリー岡崎」

岡崎市内の名鉄バス、東部交通およびまちバス東西線が1日乗り降り自由になる乗車券。発売額は800円で、東岡崎出札と岡崎営業所で発売。

 

「奥飛騨温泉郷乗り継ぎきっぷ」

名古屋〜高山間の高速バスと高山〜平湯温泉or新穂高温泉間の路線バスの乗り継ぎ割り引き乗車券。高山側からでも利用できるが、発売は名鉄バスセンターとJRバス名古屋駅のみ。発売額は平湯温泉が3700円、新穂高温泉が3900円。



[カード]
「バスカード」
 名鉄バスのほか、岐阜バス・名古屋ガイドウェイバスと共通で使用できる。 発売額は(括弧内は利用可能金額)3000(3350)円・5000(5750)円の2種類。ただし、1000円と2000円は平成15年3月27日以降は岐阜地区のみの発売となり、岐阜地区からの撤退により廃止となった。

なお、岐阜バスは平成20年3月いっぱいで磁気カードの取り扱いを廃止するためにそれ以降は利用できなくなる。

 

「昼間割引バスカード」

名鉄バスのほか、名古屋市交通局のバス・岐阜バス名古屋ガイドウェイバスと共通で使用できる。10時から16時の間(土休日は終日)だけ利用できるカードも発売している。 発売額は平成15年3月27日以降は(括弧内は利用可能金額)2,000(2800)円のみ。

「SFパノラマカード」
 平成15年3月27日に導入された、名古屋市交通局との共通カードシステム「トランパス」対応カード。名鉄小牧線・名古屋市交通局(地下鉄・バス)と共通に利用できる。ただし、岐阜地区・名古屋ガイドウェイバスでは利用できない。 発売額は(括弧内は利用可能金額)1000円・ 2000(2200)円・3000(3300)円・5000(5600)円の4種類。名古屋独自の制度として、新たに購入するカードに手持ちのカードの残額を足して1枚にする積み増しシステムがある。

なお、カードを利用しての名鉄バス同士での乗り継ぎでは40円引き、名鉄バスと名鉄電車(トランパス導入エリアのみ)との乗り継ぎでは80円引きとなる制度も同時に導入された。

公式サイト http://www.meitetsu-bus.co.jp/

 


[分離子会社]

「名鉄西部観光バス」

 本社は一宮市。昭和28年創業の一宮観光バスを母体とする。平成11年にグループの瀬戸観光バスと岐阜観光バスと合併して現在の社名となる。路線バス事業は平成18年に名鉄バスより移管されて開始した。その後、平成20年7月に名鉄バスグループの貸切バス事業の統合に伴い名鉄観光バスに統合され、路線バスは本体に復帰した。

 

 

「名鉄東部交通」

 昭和28年創業のもともとは名鉄グループのタクシー・ハイヤー事業者。本社は豊田市だが、路線バスの営業所は西尾にある。路線バス運行の本格的な参入は平成16年に名鉄三河線の廃止代替バスとして自治体から委託の「さなげ足助バス」からであるが、自社の路線バスは平成18年に名鉄バスより移管されて開始した。なお、名鉄バスで利用できる各種カードはそのまま利用できる。

<主な路線>

・西尾〜東岡崎

・西尾〜岡崎駅西口〜東岡崎

・三河一色〜西尾市民病院

 

公式サイト  http://www4.ocn.ne.jp/~meitaku/index.htm

 

 

「名鉄バス中部」

 本社は長久手町。平成20年7月運行開始で名古屋営業所の管理受託を目的に設立された会社。その後、同営業所の空港特急バスを移管された。

<空港特急バス>

・藤が丘〜中部国際空港


戻る

 

平成22年1月修正

このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください