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—概況—

 本社は甘木市で、甘木市が筆頭株主の第三セクター鉄道。県は出資せず、甘木市に関係する団体が出資するという甘木市主導の鉄道。昭和61年に国鉄甘木線を引き継いで開業。この時に松崎駅の交換設備を新設して大幅に増発し、小郡駅を移転して西鉄との乗換を便利にした。この時点では自動閉塞化されていなかったため松崎と太刀洗にも駅員が配置されていたが、同年12月に自動化されたため無人化された。

 昭和62年には立野・大板井・山隈の各駅が新設されて現在に至っている。

 

 

—各論—

[駅]

 甘木鉄道の有人駅は甘木駅のみで自動券売機を設置している。自動券売機では甘木発の回数券も発売している。ただし、同駅の定期券発売所では紙券の回数券も発売している。さらに、基山発のJRの乗車券が購入できる自動券売機も甘木駅に設置されている。(ただし、連絡運輸は行っていない。)こちらは、通常のJRの自動券売機券である。

JRに接続している基山駅についてはJRと独立した無人駅。

 

[列車]

 列車はラッシュ時は2〜3両編成になるほかは単行ワンマン運転。連結運転の時は車掌が乗務するが運賃収受のみ行う。運行本数は平日44往復で、土曜日は37往復、休日は35往復である。日中はほぼ30分間隔、平日のラッシュ時は15分から20分間隔で運行している。

 

[切符]

<乗車券>

 普通乗車券は甘木駅に設置されている自動券売機券のみ。仕様は一般式だが、バーコード入りとなっている。地紋は緑の社紋。

 

<回数券>

 回数券は甘木駅の自動券売機と車内で発売。

 

<整理券>

 車内で発行する。新型運賃箱の導入に伴い、バーコード入りの感熱券となった。

 

<企画券>

「甘鉄1日フリー乗車券」

 全線1日乗り降り自由の乗車券。発売額は700円。

 

  公式サイト  http://www.amatetsu.jp/

 

 

平成16年7月修正

 

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