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—概況—
鳥取県が3分の1を出資する第三セクター鉄道。工事が休止されていた智頭線を引き継いで建設を行い、平成6年に開業した。開業時から「スーパーはくと」を運行して京阪神と鳥取を結んでいるほか、平成9年には岡山〜鳥取間を結ぶ「いなば」の運行を開始している。なお、「いなば」は平成15年には新型車両の投入により「スーパーいなば」に改称している。
—各論—
[駅]
智頭急行の有人駅は智頭(営業時間8:00〜18:10)、大原(営業時間7:20〜16:10)、上郡(営業時間7:00〜18:50)で上郡と智頭はJRとは独立して駅舎を建てている。佐用はJRに委託しており、智頭急行線の乗車券は専用の自動券売機で発売する。(窓口営業は6:55〜18:40、券売機は終日稼動)
[列車]
列車の方は普通列車は1〜2両のワンマン運転。運行本数は、全線運行するのが下り9本、上り8本、上郡〜あわくら温泉間が1往復、上郡〜大原間が下り7本、上り8本、大原〜智頭間が下り3本、上り4本となっている。このうち下り4本、上り3本が鳥取までJRに乗り入れるほか、因美線内のアルバイト運用もある。乗務員は智頭で交代する。
特急列車は自社車両の「スーパーはくと」7往復とJR車両の「いなば」5往復を運行している。もちろん車掌も乗務。特急列車も上郡〜智頭間は自社乗務員で運行している。
[切符]
<乗車券・特急券>
直営有人駅では車掌が持っているものと同じ携帯発券機で感熱レシート券。赤地紋。また、佐用駅の自動券売機では乗車券と自由席特急券を発売しており、乗車券はJRタイプの金額式。地紋は青地紋。
<回数券>
11枚綴りで10枚分の普通回数券を発売。切り離し可能なタイプで青地紋。区間常備と補充のタイプがある。
<企画券>
「普通列車1日乗り放題きっぷ」
青春18きっぷの利用可能時期に発売する、普通列車のみ1日乗り降り自由になる乗車券。発売額は1000円。
<整理券>
普通列車では車内で整理券を発券する。感熱式で整理券番号と乗車駅が記載される。JR西日本線内でも社名は智頭急行のままで出てくる。
[地紋]
地紋はPJRタイプで、中が社紋、まわりが「ちずきゆうこう」の表記となっているオリジナル地紋。
公式サイト
http://www.chizukyu.co.jp/
平成20年3月修正
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