—概況—

　道北バスの本社は旭川市。会社規模Ｃ。昭和１９年に戦時統合で道北地区の全事業者を統合して道北乗合自動車として発足。戦後の昭和２７年から３０年にかけて、各地のバス会社を分離して現在のエリアとなっている。昭和３７年には現社名に改称し、昭和５９年に旭川〜紋別線から長距離バスに参入している。

—各論—

[営業拠点]
＜営業所＞

旭川・名寄・上川・紋別・愛別出張所・美瑛出張所・和寒出張所

＜案内所＞

層雲峡出張所・・都市間バス乗車券発売

旭川駅前ターミナル・・・都市間バス乗車券発売・空港連絡バス券売機設置

名寄案内所

上川案内所・・・カードのみ

幾寅（南富良野物産センター）・・ノースライナー号乗車券発売

愛別（南部石油）・・サンライズ旭川・釧路号乗車券発売？

永山（明画堂）・・石北号乗車券発売

[運行エリア]

＜長距離バス＞
札幌駅前バスターミナル〜名寄駅前「高速なよろ号」
札幌駅前バスターミナル〜紋別ターミナル「高速流氷もんべつ号」
札幌駅前バスターミナル〜遠軽ターミナル「高速えんがる号」
札幌駅前バスターミナル〜旭川ターミナル「高速あさひかわ号」
旭川駅前〜枝幸ターミナル「特急えさし号」
旭川駅前〜北見バスターミナル「特急石北号」
旭川駅前〜遠軽ターミナル「特急北大雪号」
旭川駅前〜新得役場〜帯広駅前「ノースライナー号」
旭川駅前〜層雲峡〜帯広駅前「ノースライナーみくに号」
旭川駅前〜紋別ターミナル「特急オホーツク号」
旭川駅前〜釧路フィッシャーマンズワーフＭＯＯバスターミナル「サンライズ旭川・釧路号」
 

＜空港連絡バス＞
６条９丁目（グランドホテル前）〜旭川駅前〜旭川空港

＜主な路線バス＞
旭川駅前〜士別駅前〜名寄駅前

旭川駅前〜愛別
旭川駅前〜留萌駅前

旭川駅前〜美瑛駅前〜白金温泉〜青年の家
旭川駅前〜上川駅前〜層雲峡
層雲峡〜大雪湖
層雲峡〜銀泉台
上川駅〜愛山渓温泉

・その他、旭川市内線は旭川駅前から比布・愛別・神楽岡・神威・末広・永山・忠和・春光台・江丹別へ運行している。

[切符]
＜乗車券＞

　都市間高速バスの乗車券は以前は硬券が多かったが、最後まで残っていた特急えさし号とノースライナー号のうち、前者は完全に無くなり、後者も旭川・上士幌・帯広では無くなり、その他も時間の問題と思われる。現在では基本的にどの路線も定期券サイズの常備軟券となっているが、仕様は路線毎にバラバラである。ちなみに、ノースライナーはHPR赤地紋で矢印式、石北号は運行社名のローマ字の青地紋で区間表記は棒印、えんがる号は北海道中央バスの黄地紋で区間表記は棒印。

　また、空港連絡バスは旭川駅前ターミナルに自動券売機が設置されているが窓口売りの券も残っている。仕様は青無地の色紙軟券で相互矢印式。

＜企画券＞
旭川・美瑛〜白金線は往復券を発売？

[カード]
「Ｄｏ　ＣＡＲＤ」

平成１０年に導入された、カードリーダーにかざすだけのＩＣカード。発売額は（括弧内は利用可能金額）７０００（８３００）・１００００（１２０００）・１３０００（１５８００）の３種類。発売箇所は旭川駅前ターミナル・上川案内所・名寄案内所。チャージは１０００円からで車内でも可能。

「Ｍｙ　ＣＡＲＤ」

磁気カード。長距離バスと層雲峡急行バスを除き利用できる。（空港連絡バスは道北バスの担当便のみ）。発売額は１０００（１１００）・３０００（３４００）・５０００（５８００）円の３種類。発売箇所は営業所・委託販売所・車内。

（平成１６年６月修正）

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