「網走交通バス」
　本社は網走市だが、バスの運行部門は東藻琴村にある。昭和２５年に東藻琴交通として設立され、当初は東藻琴村も半額出資する第三セクターであった。昭和２９年からは東藻琴〜山園間の殖民軌道東藻琴線の委託運行も行っていた。昭和３４年には網走交通に社名を変更した。昭和４０年には東急の傘下に入った。もともと同社はトラック部門のウェイトが高く、バス事業に関しては平成１４年に分離子会社の現在の会社に譲渡された。

＜主な路線＞

・東藻琴〜網走駅前

・東藻琴〜北見

・東藻琴〜山園（学校休日運休）

「斜里バス」
　本社は斜里町。昭和２５年の運行開始で、昭和３９年に東急に系列化されている。旧国鉄根北線にそって運行していた斜里〜越川線は平成１６年に廃止された。

＜営業所＞

　斜里

＜案内所＞

　・斜里駅前ターミナル・・・乗車券発売、自動券売機設置

　・ウトロターミナル（４／２８〜１０／３１のみ営業）・・・乗車券発売

＜主な路線＞

・知床斜里駅〜ウトロ温泉〜知床大橋

・ウトロ温泉〜羅臼

・知床斜里駅〜小清水

・知床斜里駅〜緑

・知床斜里駅〜斜里岳登山口
　 ・女満別空港〜ウトロ温泉（季節運行）
＜普通乗車券＞

　路線バスの乗車券は基本的に発駅無しの金額補充式乗車券が使用される。券は無地の色紙軟券。ただし、観光客が主に利用する区間では記念券様式の乗車券も設備されている。こちらは社紋の地紋が入る。

　なお、自動券売機は食券型でウトロ温泉対応のみであった。

＜企画券＞

「１日フリー乗車券」

空港連絡バス・定期観光バス・知床斜里駅〜知床大橋をのぞく全路線乗り降り自由の（２４９０円）を発売している。

「毎日交通」
本社は帯広市だが、路線バスを運行しているのは新得駅前〜サホロとトマム〜支所前で、平成元年の参入。

「上士幌タクシー」
　糠平〜十勝三股間の士幌線代替バスを同線健在時から運行していたが、平成１５年に代替バスは廃止となった。

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平成１６年６月修正