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—概況—
本社は八代市で、沿線自治体とJR貨物が出資する第三セクター鉄道。平成16年3月にJR鹿児島本線の八代~川内間を引き継いで開業した。
—各論—
[駅]
駅員配置駅は八代(営業時間6:30~18:20、土休日は8:00~17:25)、日奈久温泉(営業時間8:00~15:30、水・木休業)、肥後田浦(営業時間 土曜のみ10:00~16:00)、佐敷(営業時間7:30<土休日8:30>~17:20)、水俣(営業時間8:10~18:10)、出水(営業時間9:20~15:20、土休日休業)、西出水(営業時間6:20~8:30・16:00~17:50、土休日休業)、野田郷(営業時間7:20~16:50、土休日休業)、阿久根(営業時間7:10~17:35、金曜は19:00まで、土休日休業)、川内(中間改札口の出札の営業時間は7:30~17:50)。川内は改札はJRに委託しているが、中間改札は直営で年中無休。川内以外は委託駅で、開業当初は全て土休日休業(八代は休日のみ)休業であったが、徐々に営業日が拡大している。
自動券売機は八代・佐敷・水俣・出水・阿久根・川内の各駅に設置されている。川内もおれんじ鉄道専用機。自動券売機はタッチパネル式の最新型で社線内の片道乗車券のほか川内接続・八代接続のJR連絡乗車券も発売可能。
[列車]
列車は基本的に普通列車のみ。JRへは八代~新八代間で7往復、川内~隅之城間で5往復乗り入れる。おれんじ鉄道の片乗り入れ。社線内は全区間運行するのは下り9本、上り13本。区間便は八代~日奈久温泉が1往復。八代~出水が下り8本、上り5本。水俣→川内が1本。米ノ津→川内が1往復(土日の上りは運休)。出水~川内が下り3本、上り4本。上川内→川内が1本運行する。基本的に1~2両のワンマン運転で運行するが、出水~川内間で1本、3両編成の列車に車掌が乗務する模様。
また、土休日には出水~川内、新八代~川内、新八代~出水間にそれぞれ1往復、観光快速列車が運行される。
[切符]
<入場券>
常備軟券の入場券を八代、佐敷、出水、川内などの主要な有人駅で発売している。(日奈久温泉、水俣、西出水、野田郷、阿久根は無し。)仕様はA型で橙地紋。駅名は補充式。自動券売機には設定は無い模様。
<片道乗車券>
自動券売機の乗車券は金額式だが、バーコード読み取り機能がついている運賃箱を使用しているため、バーコードも印刷されている変わった券である。橙地紋。ちなみに、バーコードの無い常備券やJRの連絡券はもちろんのこと紙幣も投入できないという使いにくそうな運賃箱である。
各有人駅の窓口では常備軟券で乗車券を発売している。仕様はA型金額式で発駅は補充型。橙地紋。JR連絡については自動券売機で設定されているが、自動券売機のない駅では補充式乗車券で対応している。
<回数乗車券>
普通回数券はJR九州と同様に一般的な11枚綴りで10枚分の値段のもの(3ヶ月間有効)と、6枚綴りで約1割引のもの(1ヶ月間有効)の2種類がある。いずれも切り離し可能で黄色地紋。
<整理券>
整理券は車内で発券する。仕様は上記の理由でバーコード付きとなっている。また、新八代と川内で降車する場合は整理券発行機で精算済証明書を発券する。
<乗り継ぎ券>
出水乗換えで、出水をまたがって乗車する利用する場合は乗り継ぎ券を発券する。乗り継ぎ券は整理券発行機での発券。
<企画券>
「みちくさきっぷ」
開業当初からあった途中下車可能な割引片道乗車券であるが、現在は廃止。この切符は自動券売機での設定のみであった。八代→出水、水俣→川内、川内→新水俣、出水→八代の4区間設定されていた。
「1日フリー乗車券」
全線乗り降り自由の乗車券で通年発売。発売額は2800円。仕様はカラー印刷の記念切符スタイル。
「トコトコ切符」
肥後田浦・佐敷から熊本までと阿久根から鹿児島中央までの回数券。2枚きっぷと4枚きっぷがある。2枚きっぷについては回数券と同様のスタイルの縦に2枚つづりで佐敷発は緑地紋。
[地紋]
地紋はオレンジをイメージした独自の地紋。
公式サイト http://www.hs-orange.com/
平成20年1月修正
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