—概況—

　帆柱ケーブルは昭和３２年の開業で、北九州市などが出資する第三セクター。平成１３年に現在の車両にリニューアルされている。

　帆柱ケーブルへのアクセスは土休日にはＪＲ八幡駅から無料送迎バスが１時間おきに運行されている。（冬季と雨天時は運休）また、西鉄バスが福岡〜小倉間を運行する「いとうづ号」の高速帆柱ケーブル停留所は山麓駅の直下になる。

　山上駅からさらにリフトも運行していたが、平成１８年８月いっぱいで廃止された。平成１９年春からは同区間にスロープカーが設置されるとのこと。

—各論—

［駅］

　帆柱ケーブルでは各駅に駅員を配置しているが、山上駅での乗車券発売は自動券売機のみ。

［列車］

　帆柱ケーブルの運行時間は、９：００〜１８：３０（冬季１７：００）で、土休日と夏休み中は２１：３０（冬季２１：００）まで運行が延長される。

［切符］

＜乗車券＞

山麓駅では窓口で乗車券発売。往復券は記念券仕様の乗車券でケーブルカーの写真がデザインされているものである。ちなみに券片は乗車時に回収される。無地紋で、種類によって券の色は異なる。

　ケーブルカーのみの片道券は山麓駅—山上駅の表記があるもので、記念券と同じ光沢紙。無地紋色紙だが、横縞が入っている。

　山上駅の自動券売機は食券型でレイアウトや地紋も食券のような感じになっている。

　公式サイト　 http://www.hobashira-cable.co.jp/

平成１９年２月修正