このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

—概況—

 本社は井原市。岡山県が筆頭株主の第三セクター鉄道。国鉄の建設凍結線を引き継いで建設するのを目的として、昭和61年に設立された。開業は平成11年1月11日で、一番列車の運行を11時11分にして話題づくりを行ったが当初から経営は厳しく、早くも再建計画が策定されている。

 

 

—各論—

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 井原鉄道の有人駅は井原と神辺、委託駅は総社・清音・矢掛の各駅でいずれも時間営業になっている。JRの接続駅についても駅舎は独立している。また、吉備真備と子守唄の里高屋の各駅は簡易委託でそれぞれ文具店、タクシー会社に乗車券発売を委託している。

 

 

[列車]

 列車の方は1〜2両のワンマン運行だが、車掌が乗務する場合もある。清音〜総社間は第2種免許での運行。

運行本数は全区間が下り13本、上り13本、総社〜福山間が下り2本、上り3本、清音〜神辺間が下り4本、上り5本、総社〜井原間が下り2本、上り1本、清音〜井原間が下り2本、上り1本、早雲の里荏原〜神辺間が下り5本、上り4本、早雲の里荏原→福山が1本。

 

 

[切符]

<乗車券>

 井原駅は自動券売機が設置されていてJR型金額式の乗車券を発売している。青地紋。その他の有人駅はいずれも車掌が持っているものと同じ携帯発券機で乗車券を発売する。こちらは黄色地紋。

 

<整理券>

 車内で感熱式の整理券を発券する。整理券番号と乗車駅が記載されるが明朝体のため線が細い。この他に井原を除く各駅に乗車駅証明書発券機も設置している。

 

<回数券>

「普通回数券」

 一般的な11枚綴りの回数券。

 

「とくとくチケット」

 土・日・祝日割引回数券。5枚分の値段で7枚綴り、有効期間が6ヶ月の回数券。設定は大人用のみ。有人各駅と委託販売所で発売。

 

「金額式回数券」

      

 

 

[地紋]

 地紋は社紋が並んでいるもの。

 

 公式サイト  http://www.harenet.ne.jp/ibarasen/

 

 

平成19年2月修正

 

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