—概況—

　本社は水戸市。昭和１９年に水浜電車、湊鉄道、茨城鉄道、袋田温泉自動車の４社を統合して設立。茨城県中部の路線を運行している。

—各論—

［営業拠点］

＜営業所＞

　茨大前・浜田（水戸市）・太田・大宮・勝田・笠間・大子出張所（硬券乗車券発売）

＜案内所＞

　水戸駅前案内所・・・軟券乗車券発売

　水戸大洗インター・・・硬券乗車券発売

（勝田駅前タクシー案内所での乗車券発売は廃止）

高速バス回数券はサンクス（那珂インター店、那珂菅谷店、茨城瓜連店）、三樹商事、ホットスパー額田南郷店でも発売。

［運行エリア］
＜長距離路線＞
東京駅八重洲南口〜勝田営業所〜サイクル機構前
東京駅八重洲南口〜水戸駅南口
新宿駅新南口〜東京駅八重洲南口〜常陸大宮市総合健康センター

東京駅八重洲南口〜大子営業所

新宿駅新南口〜東京駅八重洲南口〜常陸太田市高速バスセンター

水戸駅南口〜ＪＲ宇都宮駅

※笠間線は平成１９年１０月いっぱいで廃止。

＜空港連絡バス＞

日立駅〜羽田空港
日立駅〜成田空港「ローズライナー」

＜主な一般路線バス＞
水戸駅〜大洗水族館
水戸駅〜偕楽園
水戸駅〜鉾田駅
鉾田駅〜大洗駅
勝田駅〜ひたちなか海浜公園　
水戸駅〜親沢
水戸駅〜大洗フェリーターミナル
常陸太田駅〜馬次入口
常陸太田駅〜小中車庫

［切符］

＜高速バス乗車券＞

水戸駅前案内所や一部の営業所では東京方面の高速バス乗車券を硬券で発売していたが、水戸駅前案内所の東京行きは軟券化されている。仕様がＡ型矢印式で青地紋。地紋はIbaraki Kotsuの文字が入るもの。

　また、２００６年４月より東海・太田・勝田・大子の各線は高速バスネットでの予約・発券が出来るようになった。端末は大宮・太田・勝田・大子の各営業所に設置された模様。当初は一部座席のみだったが、７月からは全席指定となっている。指定席化後も硬券は残存していたが、最新の状況は予断を許されないと思われる。

　なお、水戸駅前案内所では北関東ライナー（宇都宮ゆき）の乗車券も発売している。こちらもＡ型矢印式の軟券だが、地紋は赤地紋。

＜回数券＞

「セット回数券」

　発売額が１０００円（１１５０円分）、３０００円（３５００円分）、５０００円（６０００円分）、１００００円（１２５００円分）の４種類のセット回数券を発売している。

「金種回数券」

　同一金額の券の綴りとなっている回数券。発売額は５００円（１０円×５７枚）、１６００円（１６０円×１１枚）、２０００円（１００円×２２枚）、３０００円（１６０円×２２枚）の４種類を発売している。

「水戸市内共通回数券」

　水戸駅〜大工町間を運行する各社共通の回数券で、茨城オート・関東鉄道・ＪＲバス関東の各社でも利用できる。発売額は１６０円券２２枚で３２００円。

「県庁線回数券」

　水戸駅南口・赤塚駅南口と県庁を結ぶシャトルバス専用の回数券。茨城オート・関東鉄道・ＪＲバス関東の各社でも利用できる。発売額は３５０円券２２枚で７０００円。

「ツインチケット」

　高速バスの水戸線と太田・大子線の２枚組み回数券。発売額は水戸まで３５００円。太田までで４０００円。茨城交通では水戸駅前案内所と浜田・太田・大宮・勝田の各営業所と車内で発売する。

なお、東海・勝田線は「平日まる得回数券」という名前で２枚組みの回数券を発売している。発売額は３６００円で、土休日も追加運賃（東海・勝田からは２００円）を払えば利用できる。

　公式サイト　 http://www.ibako.co.jp/

[分離子会社]
「茨交県北バス」
　本社は水戸市になっているが、主に大子町周辺の路線バスを運行している。回数券は独自のものを発行。

＜営業所＞

　大子

＜主な一般路線バス＞
・常陸大子駅〜馬次入口
・袋田駅〜滝本
・常陸大子駅〜蛇穴


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平成２２年１月修正