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—概況—
本社は鈴鹿市で、三重県が筆頭株主の第三セクター鉄道。昭和62年に国鉄伊勢線を引き継いで開業した。開業時に伊勢上野が開業し、鈴鹿サーキット稲生が改称している。さらに、平成3年には徳田駅が開業している。
—各論—
[駅]
伊勢鉄道の有人駅は鈴鹿駅のみで営業時間は8:30(土休日は8:20)〜12:05・15:25〜18:50になっている。津駅は表口はJR、裏口は近鉄に出改札を委託している。鈴鹿サーキット稲生駅は8耐やF1開催時に出札を行う。
[列車]
普通列車はすべて単行ワンマン運転。運行本数は全区間が17往復、河原田〜玉垣間が下り2本、上り3本、玉垣〜津間が下り1本、上り2本。大半の列車がJRに乗り入れて四日市まで運行している。乗り入れ区間についても伊勢鉄道の職員が運転する。
特急「南紀」・快速「みえ」についてはJRの車両で運行し、社線内もJR職員が運転を担当する。本数は特急が5往復、快速が12往復となっている。
[切符]
<入場券>
鈴鹿駅で硬券入場券を発売している。B型白無地で小児断線は無い。小児専用も設備している。
<片道乗車券>
鈴鹿駅で発売する硬券乗車券はB型青地紋で一般式、小児断線はない。口座は河原田と津のみ。
津駅で発売する乗車券は近鉄側では硬券乗車券でB型青地紋で金額式。小児断線はありで各運賃帯の口座を設置している。ちなみにこの窓口でJRの軟券乗車券も発売している。一方、JR側は自動券売機での発売でJRC地紋の私鉄型金額式の乗車券を発売している。オレンジカードも利用可能である。
<連絡片道乗車券>
鈴鹿駅でJR連絡の硬券乗車券を発売している。B型青地紋で一般式。以前からある四日市・桑名・八田・名古屋(大・小)・松坂の口座は小児断線なしであるが、最近設置された鳥羽、春田は小児断線あり。
<自由席特急券>
硬券の特急券を鈴鹿駅で発売している。A型赤の地紋は社紋で矢印式、小児断線あり。口座は津と名古屋。
<車内券>
普通列車でJR線内で下車する場合、もしくは名古屋方面に乗り継ぐ場合、運賃精算時に運転士が軟券乗車券を発券する。仕様は車内急行券式で青地紋。最下段は名古屋となっている。
<整理券>
整理券は車内で発券する。車両が新型に更新されて感熱式となり、乗車駅が表記されるものになった。
<回数券>
「快速みえ得ダネ4回数券」
鈴鹿から名古屋市内までの4枚綴りの回数券。発売額は2800円。
[地紋]
地紋は社紋が並んでいるオリジナル地紋。
公式サイト
http://www.isetetu.co.jp/
平成19年1月修正
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