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—概況—
本社は熊本市で会社規模はB。かつて九州国際観光バスが運行していた九州横断観光バスの運行も行っている。同社は昭和19年に熊本県内のバス会社が戦時統合により合併して誕生した九州産業交通が前身。ただし、鉄道会社は統合から除外されたため熊本電気鉄道と熊延鉄道(現在の熊本バス)はそのまま残って現在にいたっている。この時に県内のトラック事業者も統合したのが他県に無い特徴であった。なお、トラック事業は昭和53年に九州産交運輸に分社化、その後グループから離れている。
平成15年には、産業再生機構の第一弾の支援企業となり、その後に旅行会社のHISの子会社となっている。平成18年4月に九州産業交通は持ち株会社となって九州産業交通ホールディングスに改称し、バス事業は分社化されて現在に至っている。
同時に、九州産業交通が運行していた阿蘇山ロープウェイは九州産交ツーリズムに移管されている。ちなみに。こちらの乗車券は色紙軟券で大人用が赤色、小児用が青色。火山博物館とセットの乗車券はオレンジ色の分乗券がロープウェイの乗車券となる。
—各論—
[営業所]
熊本(平成19年10月に中央営業所と小島営業所を統合して移転)・松橋・山鹿・大津・木山(益城町)
※営業所の窓口営業時間は8:45〜16:40(木山は19:00)。
[案内所]
熊本交通センター・・・高速バス用自動券売機設置(往復券も発売)<営業時間7:30〜19:30>
<高速バス乗車券委託発売所(一部を除く往復乗車券・回数券も発売)>
・エフルート(県庁前)
・熊本バスツーリストビューロー
・米村眼科(帯山中学校前)
・熊本大学生協売店
・熊本電気鉄道本社
[運行エリア]
<長距離バス>
名鉄バスセンター〜熊本交通センター「不知火号」
京都駅八条口〜熊本交通センター「きょうと号」
大阪あべの橋〜熊本交通センター「サンライズ号」
阪神尼崎〜鹿児島いづろ高速バスセンター「トワイライト神戸号」
博多駅交通センター〜熊本交通センター「ひのくに号」
福岡空港〜熊本交通センター「ひのくに号」
博多駅交通センター〜宮崎駅「フェニックス号」
砂津〜熊本交通センター「ぎんなん号」
ハウステンボス〜熊本交通センター「西海号」
長崎駅前〜熊本交通センター「りんどう号」
熊本交通センター〜宮崎駅「なんぷう号」
熊本交通センター〜人吉産交「ひとよし号」
熊本駅〜大分金池「やまびこ号」
熊本駅〜延岡駅前「たかちほ号」
熊本空港〜熊本交通センター〜本渡バスセンター〜天草国際ホテル「あまくさ号」
<空港バス>
熊本新港〜熊本駅〜熊本空港
<主な一般路線バス>
熊本駅前〜山鹿温泉
玉名駅〜玉名温泉
菊地温泉〜菊池渓谷
宇土駅前〜三角産交
富岡港〜下田温泉〜大江〜一町田
[カード]
<バスカード>
「TO熊カード」
熊本市周辺の九州産業交通・熊本市交通局(市電・バス)・熊本電気鉄道バス・熊本バス ・熊北産交・産交観光バスで共通で利用できるカード。発売額(括弧内は利用可能額)は 1000(1100)円、3000(3300)円、5000(5600)円の3種類。福岡行きの高速バス・延岡行きの長距離バスでは、産交担当便のみ利用できる。
[切符]
<普通乗車券>
路線バスの乗車券は自動券売機で発売。金額式で地紋は青の社紋。
また、高速バスの乗車券は九州高速バス予約システム「楽バス」で予約・発券を行っている。
<往復割引乗車券>
高速バス・長距離バスの主要区間に往復割引乗車券を発売している。主要バスターミナルでは自動券売機で発売しているが、一部では常備軟券でも発売している。仕様は、D型よりひとまわり大きいサイズで、矢印式。地紋はオリジナルのもの。また、ひのくに号には以下の委託販売所がある。
〈ひのくに号〉熊日プレイガイド(通町筋)・セブンイレブン出水2丁目店(水前寺公園前)・セブンイレブン健軍本町店・コープ熊本尾上店(自衛隊前)・南国殖産熊本インター給油所(松の木)エブリワン武蔵塚駅前店・コープ熊本合志店(武蔵ヶ丘)
<企画券>
「天草回遊乗車券」
天草島内(三角西港前停留所まで)の路線に乗り降り自由になる乗車券。島内券と快速あまくさ乗車券の2枚綴りで、 快速乗車券は往路か復路のどちらか一方のみ使用可能。有効期間は4日間で発売額は4000円。熊本交通センター、三角駅前の三角産交などで発売。
「ニュー天草回遊乗車券」
天草島内(三角西港前停留所まで)の路線に乗り降り自由になる乗車券。島内券と快速あまくさ片道乗車券及び超高速船 マリンビュー片道乗車券の3枚綴りで、 快速あまくさ・マリンビュー乗車券で往路・復路共にどちらでも選択使用可能。 また、熊本交通センター〜熊本港間の利用も可能。有効期間は4日間で発売額は6300円。
「福岡天草きっぷ」
高速バス「ひのくに号」と快速バス「あまくさ号」の乗継割引切符。福岡〜三角(2700円)、福岡〜松島(3000円)、福岡〜本渡(3500円)の3区間の設定がある。仕様は記念券仕様。発売箇所は天神バスセンター・博多駅交通センター・福岡空港発着所・熊本交通センター・三角営業所(三角産交)・松島案内所・本土バスセンター。
「1日フリー乗車券」
産交バスが1日乗り降り自由となる乗車券。(高速バス・特急バス・快速バス・リムジンバス・九州横断バス・熊本港シャトルバスなどを除く)。熊本市内のみ利用できるものが700円、熊本市周辺のエリアで利用できるものが1200円。仕様はスクラッチ式である。
公式サイト
http://www.kyusanko.co.jp/
[分離子会社]
「産交バス」
貸切代替バスを中心に運行している産交観光バスと地域ごとの分離子会社である天草産交・熊北産交・熊南産交が平成17年4月に合併して現在の形態となった。なお、荒尾市交通局の路線も平成16年4月から平成17年4月にかけて移管を受けている。
<営業所>
本渡・牛深・三角・八代・人吉・水俣・玉名・荒尾・高森・小国・阿蘇・菊池・三角
※営業所の窓口営業時間は9:00〜16:40(荒尾は16:30)。ただし、人吉は8:30〜16:30.
<案内所>
・本渡バスセンター・・・自動券売機設置(往復券も発売)<営業時間9:00〜17:00>
・松島案内所・・・快速バス片道・往復乗車券(本渡・熊本ゆき)発売<営業時間8:00〜17:00>
・阿蘇駅前案内所・・・自動券売機設置
<長距離バス>
・熊本交通センター〜人吉産交「ひとよし号」
・熊本駅〜杖立温泉「かじか号」
・本渡バスセンター〜牛深港「うしお号」
<空港連絡バス>
・人吉産交〜鹿児島空港
<主な路線>
・三角産交〜戸馳
・三角産交〜松島バスターミナル〜本渡バスセンター
・三角産交〜野釜
・三角産交〜下山(維和島)
・三角産交〜柳
・三角産交〜串〜七ッ割
・松島バスターミナル〜樋合
・松島バスターミナル〜阿村
・松島バスターミナル〜赤崎(倉岳町)
・松島バスターミナル〜棚底〜本渡バスセンター
・本渡バスセンター〜樋島〜赤崎(龍ヶ岳町)
・本渡バスセンター〜富岡港
・本渡バスセンター〜下田温泉
・本渡バスセンター〜牛深港
・本渡バスセンター〜鬼池港
・本渡バスセンター〜小宮地
・高森駅〜洗川
・下田駅前〜国民宿舎
・高森駅〜長陽駅
・人吉産交〜湯前駅
・八代駅〜水俣駅
・水俣駅〜湯の児温泉
・水俣駅〜湯の鶴温泉
・内牧温泉〜阿蘇駅前〜阿蘇山西
・赤水駅〜阿蘇山西
・内牧駅前〜内牧温泉
・阿蘇駅前〜ゆうステーション〜杖立温泉
・大津中央〜高森
・垂玉温泉〜阿蘇下田駅〜高森
[切符]
<普通乗車券>
主な営業所・案内所では自動券売機で乗車券を発売しているが、下記の箇所では常備軟券で乗車券を発売している。
松島案内所では快速バスの片道乗車券を発売している。口座は本渡・三角などの主要停留所までのを設備している。
人吉産交では鹿児島空港へなどの高速バスの片道乗車券を発売している。
阿蘇山西駅では阿蘇駅までの片道乗車券をロープウェイ窓口で発売している。
仕様はいずれもA型赤地紋で矢印式の軟券。地紋は社紋。
平成19年12月修正
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