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—概況—
本社は滋賀県甲賀郡信楽町。昭和62年7月にJR西日本信楽線を引き継いで開業した第三セクター鉄道で、筆頭株主は信楽町。信楽町と滋賀県で大半の資本金を出資している。平成3年には小野谷信号所を新設して自動閉塞化したが、その後正面衝突事故を起こし7ヶ月間の運休を余儀なくされた。運転再開後は全線1閉塞のスタフ閉塞に戻され現在にいたっている。
—各論—
[駅]
信楽高原鐡道の有人駅は信楽駅のみで運転扱いも行っている。貴生川駅はJRと共同使用であるが出改札業務は原則として実施していない。自動券売機は信楽駅に食券型のものを設置している。
[列車]
列車は基本的に2両編成のワンマン運転となっている。運行本数は14往復で、約1時間おきに運行。
[切符]
<入場券>
硬券入場券を信楽駅で発売。B型白無地で小児断線あり。
<片道乗車券>
信楽駅で自動券売機で乗車券を発売するほか、硬券でも乗車券を発売している。赤地紋でB型一般式。口座は玉桂寺前、勅旨ゆき・雲井、紫香楽宮跡ゆき・貴生川ゆき(大・小)の4口座。自動券売機券も一般式で赤地紋。
<往復乗車券>
信楽駅の自動券売機に往復乗車券の口座があるほか、硬券でも設置されている。赤地紋でA型一般式。口座は貴生川ゆき(大・小)のみ。
<連絡乗車券>
JR・近江鉄道と連絡運輸を行っており、信楽駅で自動券売機で両社への連絡乗車券を発売するほか、硬券でも発売している。赤のSKR地紋でA型一般式。口座はJR連絡が草津線全駅と関西本線(名古屋〜奈良)・東海道本線(彦根〜大阪)の主な駅。近江鉄道連絡が本線の主な駅。自動券売機の券は社線内とほぼ同様の様式の一般式。
また、硬券の往復乗車券もJR連絡のみ設置されている。仕様は赤地紋でD型一般式。口座は草津・京都・大阪。
<回数乗車券>
回数券は11枚つづりの普通回数券を発売している。仕様は緑地紋で切り離し使用は不可のタイプ。区間常備は貴生川〜信楽間と貴生川〜雲井間の2口座。その他は補充式となる。
<整理券>
乗車駅証明券を車内で発券している。感熱式で乗車駅と整理番号が表記されている。これとは別に貴生川駅で降車する際に現金精算する乗客のために発行する精算済み証明書発券機(レシート券)を車内に設置している。また、貴生川駅には改札外に乗車駅証明書発券機(レシート券)が設置してある。
<地紋>
地紋は信楽高原鐡道の略称であるSKRをデザインした社紋。
公式サイト
http://www.biwa.ne.jp/~skr/
平成20年1月更新
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