このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

—概況—

 東武バスセントラルは平成14年10月に東武鉄道のバス部門が分離して運行を開始した。本社は墨田区で、主な運行エリアは東武伊勢崎線沿線となっている。

 東武鉄道のバス事業は昭和8年に傍系会社の毛武自動車を設立して、群馬県東部・埼玉県北部で運行をを開始したのがはじまり。さらに翌年には川越地区で直営で開始している。毛武自動車は昭和11年には東武自動車に改称して、群馬県・埼玉県を中心に買収によって路線を拡げ、昭和14年には直営バスも統合している。

 戦後の昭和22年には東武鉄道が東武自動車を買収して再び直営でバス事業を行うようになった。その後も買収を続けて埼玉県や群馬県を中心に東京・栃木・茨城・千葉に路線網を持つバス事業者となったが、平成に入って大幅な撤退が行われ系列の観光バスやタクシー事業者への移管(関越交通、国際十王交通、朝日自動車、茨城急行自動車、川越観光自動車、東野交通、東武ダイヤルバスなど。)、他の地元事業者への譲渡(日本中央バス、関東自動車、関東鉄道など。)が実施されて北関東エリアからは撤退した。

残る路線も平成14年10月に分離子会社に移管されて現在の形となった。

 高速バス事業は系列の東北急行バスが古くから運行していることもあって、昭和63年にいわき線で参入しているものの、夜行バスには参入せず、あまり積極的な展開を行っていない。

 

 

—各論—

[営業拠点]

<営業所>

草加・ 三郷・足立・葛飾・八潮出張所・吉川出張所・西新井出張所・花畑出張所

 

<案内所>

 竹ノ塚駅バス定期券発売所・・・営業時間11:00〜19:00(土休日10:00〜17:30)

 

 

[運行エリア]
<長距離バス>
東京駅〜いわき駅

新越谷駅〜郡山駅「あだたら号」

<空港連絡バス>

新越谷駅〜羽田空港

新越谷駅〜成田空港「しらこばと号」

北千住駅〜羽田空港

<深夜急行バス>
上野駅→春日部駅

<主な一般路線バス発着地>
・北千住駅
・五反野駅
・西新井駅
・竹ノ塚駅
・綾瀬駅
・亀有駅
・三郷駅

・三郷団地

・吉川駅

・川口駅

・草加駅 

・松原団地駅

・新田駅 

・八潮市役所 

・松原団地駅

・新越谷駅
・花畑団地
・舎人二ツ橋
・西新居大師


[カード]
「バス共通カード」
 東京・神奈川・千葉・埼玉のバス会社で共通に利用できるカードを発売している。東武バスでの導入は都内は平成6年、埼玉では平成8年に実施された。発売額は(括弧内は利用可能額)1000(1100)円、3000(3360円)、5000(5850)円。


「PASMO」

 平成19年3月に導入した、首都圏の私鉄・バス共通のICカード。JR東日本のSuicaとも共通で使用できる。バスで利用する場合は一部の会社を除き、バス利用特典サービスがありその月の利用実績により、特典バスチケットがカードに付与される。なお、深夜急行バスや空港連絡バスの北千住線でもPASMOが利用できるが、バスチケットサービスは適用外である。

東武バスセントラルでは当初は西新井営業所で導入。平成19年11月には足立営業事務所、葛飾・花畑営業所、平成20年2月に三郷営業所、6月に草加・八潮・吉川営業所に導入して導入完了した。

[切符]

<企画券>
「東武バス都内一日乗車券」
 足立・葛飾区内の東武バス全線が一日乗り降りできる乗車券。発売額は500円。スクラッチ式。発売箇所は都内の営業所・出張所・案内所のほか、東武トラベル北千住支店、西新井支店、近代書店(綾瀬駅前)でも発売する。黄色地紋で、東武バスオリジナル地紋となっている。


公式サイト  http://www.tobu-bus.com/

 

 

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平成20年6月修正

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