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—概況—
本社は長井市で、山形県と沿線自治体が大部分を出資する第三セクター鉄道。昭和63年にJR長井線を引き継いで開業した。転換時に宮内町が宮内、西宮内がおりはたに改称したほか、南陽市役所駅が開業している。その後、平成元年に白兎駅、平成14年にあやめ公園駅が開業している。また、平成7年から9年にかけて自動閉塞化が実施され、平成9年に宮内駅が無人化されたほか、その他の駅も営業時間が限定されるようになった。また、委託駅についても平成9年に羽前成田駅、平成11年に西大塚駅が委託解除となっている。
—各論—
[駅]
山形鉄道では直営駅は赤湯(西口)<営業時間10:30〜19:00休日休業>・長井<営業時間10:00〜18:00(平日)、14:00〜18:00(第1、第3土曜日)>・荒砥<営業時間9:00〜18:00土休日休業>で、赤湯(東口)と今泉はJRに出改札業務を委託しており、専用の券売機が設置されている。また、長井にも自動券売機が設置されている。
[列車]
基本的に単行ワンマン運転だが、朝夕は2両編成になり運賃収受のための補助員が乗務する。運行本数は14往復で区間運転はない。なお、JR車両の乗り入れは平成9年に廃止されている。
[切符]
<入場券>
直営各駅で硬券入場券を発売している。B型赤地紋で小児断線あり。
<片道乗車券>
直営各駅で硬券乗車券を発売。設置口座は主要駅のみで、B型赤地紋で基本的に一般式だが、長井駅発売で両方向に同じ運賃帯がある口座は両矢式になっている。子供用は長井駅にのみ残っている。ちなみに、「小」の影文字ではなく、自動券売機と同様な黒丸に白抜きになっている。
自動券売機の乗車券は青地紋でJR型の金額式。
<連絡片道乗車券>
荒砥駅にのみ、JRへの連絡乗車券が設置されている。今泉連絡と赤湯連絡があり、100km未満の区間はB型で、一般式と両矢式がある。100km以上の区間はA型一般式で、仙台ゆきのみ設置されている。
<企画券>
「新幹線リレーきっぷ」
長井線各駅から赤湯までの往復運賃が2.5割引となる乗車券。ちなみに、記念券タイプ。
「土休日フリーきっぷ」
土休日有効で1日乗り降り自由となる乗車券。発売額は1000円で、大人1人と子供2人まで利用できる。発売箇所は各直営駅と山形鉄道旅行センターで発売。
[地紋]
地紋は社紋が並んでいるもの。
平成14年11月更新
公式サイト
http://www.flower-liner.jp/
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