このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

—概況—

 本社は富士吉田市。富士急行のバス事業は、前身の富士山麓電気鉄道が鉄道線の開業(昭和4年)に先立つ昭和2年から沿線事業者を買収して運営を開始している。その後もエリアを広げていって、戦前には静岡・神奈川への路線網を広げている。近年では、一般路線バスの子会社への移管が進み、本体で運行しているのは高速バスと御殿場営業所管内の路線のみとなっている。会社規模はB。



—山梨県内の各論—

[営業拠点]

<営業所>

河口湖

 

<案内所>

富士急ハイランドバスターミナル・・中央・東名高速バス乗車券発売(営業時間7:00〜20:00)

旭日丘(山中湖)バスターミナル・・中央高速バス乗車券発売(営業時間7:30〜19:00)

河口湖案内所・・中央・東名高速バス乗車券発売(営業時間6:30〜20:00)

富士吉田案内所・・中央高速バス乗車券発売(営業時間8:00〜18:00)

平野案内所・・中央高速バス乗車券発売。7/20〜8/31のみ営業。(営業時間10:00〜18:00)

 

[運行エリア]
<長距離路線>
新宿高速バスターミナル〜平野・本栖湖・富士山五合目

東京駅八重洲南口〜河口湖駅


[切符]

<企画券>

「富士登山バスセット券」

河口湖駅から五合目までの往復券の他、異なる登山ルートと下山ルートを組み合わすことができるセット券もある。発売額はルートによって2000円から3000円。


「らくらく五湖フリー」
 富士五湖地区の路線バスが2日間乗り放題になる。発売額は1700円。

「レール&五湖フリー」
 鉄道線・ロープウェイ・富士五湖地区の路線バスが2日間乗り降り自由になる。発売額は3600円。



[カード]
「富士急バスカード」
 富士急グループのバス会社共通で利用できる。 発売額は(括弧内は利用可能金額)3000(3300)・5000(5600)・10000(116000)の3種類。

 

「PASMO」

 平成19年3月に導入した、首都圏の私鉄・バス共通のICカード。JR東日本のSuicaとも共通で使用できる。バスで利用する場合は一部の会社を除き、バス利用特典サービスがありその月の利用実績により、特典バスチケットがカードに付与される。富士急行グループでは高速バスと一部のコミュニティバス以外で適用される。

山梨県内の富士急行グループでは、富士急山梨バスの上野原営業所管内で平成20年2月に上野原営業所から導入し、同月中に一般路線バス全線で利用可能となった。また、同年3月より富士急山梨バスの高速バス富士五湖線と富士急平和観光バスの高速バス甲府線で利用可能となった。

 

 

公式サイト  http://www.fujikyu.co.jp/

 

 

 


[分離子会社]

「富士急山梨バス」
 本社は都留市。平成3年に都留地区の路線バスの移管を目的として富士急都留中央バスが設立。その後、大月・上野原地区が移管された。さらに、平成13年に吉田営業所の路線が移管され、山梨県内の一般路線のほとんどを運行するようになった。このため、平成14年には富士急山梨バスに改称している。

 

[営業拠点]

<営業所>

本社(吉田)・大月・上野原

<案内所>

大月駅前発着所・・・準常備軟券乗車券発売

上野原駅前発着所・・・準常備軟券乗車券発売

都留市駅・・・準常備軟券乗車券発売(偶数土曜・休日休業)

旭日丘バスターミナル・・常備・準常備軟券乗車券発売

[運行エリア]

<長距離路線バス>

・大阪あべの橋〜富士吉田

・大宮駅西口〜富士吉田駅(季節運行)

・名鉄バスセンター〜富士吉田駅(季節運行)

 

 

<主な一般路線バス>
・大月駅〜上真木〜桑西
・大月駅〜笹子駅〜新田
・大月駅〜西奥山
・中央病院前〜大月駅〜田無瀬〜奈良子・浅川・上和田
・中央病院前〜大月駅〜日影
・中央病院前〜大月駅〜四季の丘〜藤崎
・大月駅〜猿橋〜山谷・上野原駅
・大月駅〜朝日小沢上
・上野原駅〜井戸
・上野原駅〜不老下
・上野原駅〜向風・日原・飯尾
・上野原駅〜四方津駅〜太田上・不老下・犬目
・上野原駅〜釣場〜浜沢学校前〜曽雌〜都留市駅
・都留市駅〜上戸沢
・都留市駅〜道坂峠〜和出村〜月夜野
・都留市駅〜つるぎ〜宝鉱山
・新富士駅〜本栖湖〜富士吉田駅

・新富士駅〜河口湖駅〜富士山五合目(河口湖口)

・富士吉田駅〜西湖民宿
・富士吉田駅〜本栖湖〜下部温泉郷
・富士吉田駅〜向原

・河口湖駅〜天下茶屋
・富士吉田駅〜大石プチペンション村
・富士吉田駅〜内野
・富士吉田駅〜平野〜道志

・甲府駅〜富士吉田駅

○例年、お盆期間中は富士スバルラインのマイカー規制が行われるため、北麓公園駐車場〜五合目間でシャトルバスが運行される。シャトルバスの往復割引乗車券もこの期間中は発売される。

 

 

[切符]

<普通乗車券>

 各案内所で車急式タイプの金額式準常備軟券乗車券を発売している。緑のFKK地紋。また、旭日丘バスターミナルでは小型常備軟券の金額式乗車券を発売している。こちらも緑のFKK地紋。

 

<企画券>

「富士急ハイランドセット券

 三島・御殿場・新富士・富士宮・甲府の各駅から富士急ハイランドまでの往復乗車券と富士急ハイランドの1日フリーパスとセット乗車券。発地の駅前案内所(甲府発は富士急トラベル甲府営業所)で発売する。

 

 公式サイト  http://www.yamanashibus.com/

 

 

「富士急平和観光バス」

本社は甲府市。甲府営業所の貸切バスを引き継いだほか、平成15年から甲府営業所が担当していた高速バスと路線バスについても移管を受けた。しかし、一般路線は平成17年に甲府〜富士吉田線などを富士急山梨バスに移管したため、現在では自治体から委託の1路線のみである。

[運行エリア]

<長距離路線>

・新宿高速バスターミナル〜中道or石和〜甲府駅
<主な一般路線>

・石和温泉駅〜上芦川〜鶯宿

 

[切符]

「トクワリきっぷ」
 新宿〜甲府間の高速バス用の2枚綴りの平日割引回数券。発売額は石和までが2700円、甲府までが2900円。発売は富士急トラベル甲府営業所など。地紋は緑のFKK地紋。

 

 公式サイト  http://www.fujikyu.co.jp/heiwa/

 

 

「フジエクスプレス」

本社は港区。平成9年に東京営業所の貸切事業を引き継いで設立した会社だが、平成15年に新たに中央高速バスの一部の移管も受けた。また、港区のコミュニティバス「ちぃばす」も平成16年より運行している。

[営業拠点]

<営業所>

東京(芝浦)・横浜

 

[運行エリア]

<長距離路線>

・新宿高速バスターミナル〜岡谷駅・上諏訪駅
・新宿高速バスターミナル〜駒ヶ根市・飯田バスセンター

・横浜駅西口〜河口湖駅

 

<路線バス>

・桜木町駅〜本牧元町(循環)「横浜タウンバス」

 

<路線バス>

(コミュニティバス「ちぃバス」)

・田町駅東口〜六本木ヒルズ

・六本木ヒルズ→赤坂駅前→青山一丁目駅前→六本木ヒルズ

 

(コミュニティバス「ハチ公バス」)

・渋谷駅ハチ公口〜表参道駅〜千駄ヶ谷駅〜代々木駅

 

<カード>

「PASMO」

 平成19年3月に導入した、首都圏の私鉄・バス共通のICカード。JR東日本のSuicaとも共通で使用できる。バスで利用する場合は一部の会社を除き、バス利用特典サービスがありその月の利用実績により、特典バスチケットがカードに付与される。

 フジエクスプレスでは、「ちぃバス」で導入時より利用可能となっている。横浜タウンバスでも平成19年7月より利用可能となっている。 さらに、平成20年2月より運行開始した「ハチ公バス」神宮前・千駄ヶ谷ルートでも利用可能。

なお、「ちぃバス」・「ハチ公バス」ではバス共通カードや富士急バスカードは利用できない。「横浜タウンバス」ではバス共通カード、マリンカードが利用可能であるが自社名義のカードは無い。また、同線は「バス特」が適用される。なお、富士急バスカードは使用不可。「ハチ公バス」は紙回数券(100円券×21枚で2000円)あり。

 

公式サイト http://www.fujikyu.co.jp/express/


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平成20年3月修正

 

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