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壁紙は入笠湿原に咲いていた花です。
KAGOME富士見工場見学記
カゴメ富士見工場
〒399-0211 長野県諏訪郡富士見町富士見2150   0266-62-3111
2008/ 8/19午後訪問

夏の間、カゴメ富士見工場は
個人で見学ができると聞いて、

電話してみると、予約がかなり混んでいるらしく、
10日程先になりました。
8月19日の午後、予約できたので、出かけました。
夏休みだからでしょうか、
小さいお子さん連れの家族がたくさん
いらっしゃいました。

カゴメの社屋の2階の会議室に集合し、
説明を聞いたり、ビデオを見たり・・・・。
野菜不足は健康に良くないと
しっかり説明を受けました。


今回は、実際にトマトを収穫するということで、
個人の見学は、このトマトが収穫できる時期に
限っているのだなと
思いました。
カゴメの社屋
(帰るとき撮影。雨が降っていました。)

トマト畑へ出発です。

富士見工場で使っている水は、
全て入笠山からくる『南アルプス天然水』で、
余分なものは濾しているんだそうです。
トマト畑に行く途中で、試飲できました。

トマト畑では、1家族に2枚の袋をもらい、
1枚は、畑で完熟しているトマトをもいで
持ち帰るためのもの、
もう1枚は青紫蘇の葉を、自分で収穫し、
これも持ち帰るためのものでした。

亜鉛が不足すると味覚が分からなくなるということで
亜鉛が豊富な青紫蘇
をいただいて帰るのですが、
帰ってから『野菜生活』の成分を見てみると、
『赤紫蘇』はあっても、『青紫蘇』はありません。

食べて美味しいのは『青紫蘇』なので、
お土産用に『青紫蘇』を作っておられるのだな!と思いました。

富士見高原は、セロリやキャベツの生産が盛んです。
かごめ製品を安定的に提供するには膨大な野菜・果物が必要ですが、
富士見の高原野菜もその一部とは言えないまでも
少しは担っている部分があるのでしょうと勝手に思いました。

畑では、もちろんトマトをその場で洗って試食しても良いとのこと。
トマトは、普通支柱を立てて育てますが、ここではマルチの上に寝転がすような感じで育てています。
そういう方法もあったのか!と目から鱗のような気がしました。
畑のトマトには、酸味の強いものとそれほどでもないのと2種類あって、
数字の名前がついていたのですが、聞いてもすぐに忘れてしまいました。
いずれにしても、生食用トマトほどの酸味はありません。


もいだトマトをその場で試食してみたのですが、生食用のトマトと較べると酸味が少ないので
やや物足りないような気がしたのですが、持ち帰って食べてみると、
中々の味わいで、とても美味しく感じられました。

生食用のトマトは、たとえ完熟していても包丁を入れると中に白い部分があるのですが、
このトマトは、中まで真っ赤です。
収穫のとき、トマトの実を持ってクルッと回すとヘタが取れるのも、このトマトの特徴だそうです。
また、生食用のトマトより皮が固いと聞いていたのですが、試食して実感しました。

支柱を立てない生育法が可能なのは、この皮が固い品種だからなのか?とも、ふと思いましたが、
質問するのを忘れました。

支柱を立てないトマトの生育法木の影にパノラマスキー場、手前奥がトマト畑

カゴメの加工用トマト意外と白いところが少ないスーパーのトマト

原種トマトがあるので、それも試食するよう言われました。
こちらは、支柱を立てて、育てています。
あまり数がないので、一人1、2個にしてください、ということでした。
原種トマトの実は、直径1cmくらいですが、甘くてなかなか美味でした。
トマトの原産は南米のペルーです。
この原種トマトを長い間かけて、あちこちの国で品種改良したのでしょうか、
今では、トマトの品種は1万もあるんだそうです。

直径1cmくらいの原種のトマト

トマトは畑の見学が済むと、パッキングの行程の見学をしました。
つまり、ペットボトルを洗って、ジュースを入れて、蓋をして、殺菌して、ラベルを貼って、
ダンボールの箱に入れるという行程です。

このときは見られなかったのですが、紙パックにジュースを入れる行程の説明が面白くて、
多くの人が関心を持ってようでした。かくゆう私もその1人です。

社屋の玄関まで戻ってくると、紙パックのジュースが振舞われました。
色々な種類があって、今まで気がつかなかったなぁ、と思いつつ1本いただきました。
ジュースを飲みながらQ&Aがあって、その後おヒラキです。
帰るときは、お土産までいただいて、楽しい1時間半でした。

その足でスーパーに行ったのですが、やはりKAGOMEの商品に目が行きました。


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