このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください


静岡県旅行記

南伊豆・吉田松陰寓寄処(蓮台寺温泉)
1854年、アメリカのぺりー艦隊を追って下田に吉田松陰と金子重輔は、ペリー艦隊に乗り込んで渡米することを試みました。
皮膚病を患っていた松陰は、近くの蓮台寺温泉に治療に行き、村山行馬朗医師と知り合い、
村山宅にかくまわれることとなりました。
村山宅の2階と隠し階段、松陰も使ったお風呂など、今も残っています。

寓寄処正面囲炉裏のある部屋

2階の隠れ部屋スライド式の天井

お風呂松陰が使った机など

西伊豆・日本一の清流柿田川
第一展望台の湧水澄み切って流れる柿田川

駿東郡清水町、国道一号線沿いの柿田川は、
日本で一番美しい川だと言われています。
柿田川の源は、富士山に降った雪と雨。
その雪と雨が40kmの地下水となって、
この地で湧き出ています。

湧き出る箇所はたくさんありますが、
大きな湧水は
展望台になっています。

1.2kmの短い川で、狩野川に合流して
駿河湾にそそいでいます。
名水日本百選にも選ばれている名水。
近くのレストランの庭で飲むことも出来ます。
第二展望台の湧水

西伊豆・沼津御用邸記念公園
御用邸正面玄関ーここから入ります。海岸に面した庭からの撮影

2003年9月13日の訪問です。
昭和44年まで実際に使われていた御用邸が、沼津市に払い下げとな
り、現在は一般公開されています。

沼津御用邸は、本邸、洋館、西付属邸、東付属邸とあったのが、本邸、洋館は焼失し、現在は西付属邸、
東付属邸が公開されているのですが、時間がなくて東御用邸を観ることはできませんでしした。
東付属邸は、学問所とかお茶室があり、生活の場は西付属邸
だったそうです。
西付属邸は、皇居内の建物を移築したもので、完全木造の美しい建物でが、
海岸に建てられたため、窓が割れ、建物も傷みが酷かったそうですが、割れたガラスはドイツに特注、
木部はアク洗いしてかなりの手が入っているようです。
それにして御用邸として生活の場は、とても興味深く感じられました。
明治天皇の直筆の書や、今上天皇の子供時代の絵が展示してありました。

謁見の間ー右は玉座です。

謁見の間の玉座

我々でいう居間にあたる部屋

厨房ー天井に明かり取りがあります。

お手洗いも公開されていました。お湯を運んで来て使う湯殿

中伊豆・河津桜

2003年2月18日撮影
河津桜は、カンヒサクラとハヤザキオオシマサクラの交配種だそうです。
1月下旬から1ヶ月以上咲くそうで、河津川の岸のサクラ並木は、実に見事でした。
原木は今も存在していていて、絢爛豪華に咲いていたのですが、
そのその美しさを誇ることなく、静かな佇まいでした。


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