グダニスクにて ポーランド旅行記(3) |
ポーランドに行ったら、グダニスクに行きたいと思っていました。
グダニスクといえば、ワレサ元大統領が働いていた造船所があるところ。
どんなことろか見てみたいと思っていました。
記憶がはっきりしないのですが、多分街中から歩いて行ったと思います。
もちろん、中には入れなかったのですが、入口のところに小さな売店があって、
でも何も買いませんでした。
グダニスクには運河があって、運河には大きな木製のクレーンがありました。
この運河沿いには、帆船の模型もあって中に入れました。
このあたりがグダニスクの観光の中心で、刺繍をしながら売っている人が何人かいました。
そこで買った品は、刺繍博物館に展示してありますのでご覧下さい。
この運河付近に琥珀を売るお店がびっしり!
宝石類は、まるで興味がない私ですが、この琥珀店の梯子に夢中になりました。
何軒か観ているうちに、だんだん目が肥えてきて、面白くなってきたのです。
お店の人に虫入りのはないかと尋ねると、「ジュラシック・パークーー。」と歌いながら、
虫入りを持ってきてくれました。
大きい虫が入っていると気味が悪いので、小さい虫が入っているのを買いました。
虫入りも色々で、足がもげていたりするとうーーんと値段が安いのです。
私が買ったのは、よく見ないと虫だと分からないのですが、手足がもげていない完全なものです。
あるお店でネックレスを物色していると、「高いからとても買えないでしょう。」
と言いながら、店員さんが大粒の球のネックレスを持って来ました。ちょっと下品なくらい大粒の球でした。
日本を出る前日本のデパートで、琥珀を見たとき、球になっている
ネックレスは高価だと聞いていたので、ぐらっと来たけれど、買うのはやめて表に出ました。
でも突然気が変わって、お店に戻り「買います。」
お店の人たちはびっくりして、ちょっと呆然!
どう見てもお金持ちに見えない人が、買うなんてという感じでした。
でも、私がカードを出すと、弾かれたように私の首にあててよく似合うと、口々に誉めてくれました。
こういうことをしたのは、後にも先にもこのときだけ。普段、海外旅行で、高価な買い物はしないことにしています。
因みにそのネックレスは、日本円にすると5万円でした。ポーランドと物価がまるで違うので
安い買い物だと言えるのでしょう。
こんなことをするなんて、何軒も何軒も琥珀のお店を見てまわり、脳みそが溶けてしまった結果だと思います。
まぁ、こんなことがあってもいいでしょう。 |
夜行寝台列車 ポーランド旅行記(2) |
クラコフからグダニスクまで、夜行寝台列車にのりました。
乗り心地がよくて、ぐっすり眠れて、ホテル代を浮かすことが出来て、とてもよかったです。
夜行寝台列車はお勧めです。
二人部屋で鍵がかかります。熱いお湯がでる洗面台があります。
その洗面台を蓋する感じでちいさなテーブルにもなります。
朝起きて身支度をすませて外の景色を見ていたら、車掌さんがコーヒーを持ってきてくれました。
そのコーヒーがとても美味しくて、幸せに浸っていたら、突然「グダニスク。グダニスク。」というアナウンス。
荷物を纏めて、列車から飛び降りました。
ところが、この駅がグダニスクナントカというひとつ前の駅。
しかたなく次の各駅停車まで待ちました。美味しいコーヒーが飲みかけで、心残りでした。 |
初めてのオペラ ポーランド旅行記(1) |
94年にポーランドに行ったとき、初めてオペラを観ました。
ワルシャワで、直接劇場にチケットを買いに行ったのですが、当時一番よい席で、二人で670円ぐらいでした。
あんまり安いので、何かの間違いじゃないだろうかと、いぶかしげにしていると
チケット売り場の人が出てきて、ポーランド語で何か言っていました。
何を言っているか分からなかったのですが、結局それでOKだったのです。
やすーい!
出し物は『マクベス』。
ストーリがほぼ分かっているので、楽しめました。もっとも旅の疲れで、眠った部分もかなりありましたけど。
劇場で驚いたのは、小学生や中学生らしき子供もかなりいたことです。
子供の時代から、オペラなんて観ているんだーと感心しました。文化の育ち方が違うのだと思いましたね。
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ポーランドは琥珀ばかり! |
ポーランド旅行は、楽しかったです。
ワルシャワ、トルン、グダニスク、 クラクフと行きましたが、私もグダニスクが良かったです。
海さんが、琥珀の店を1日中見ていたとおっしゃっていたとき、 へぇー、と思っていましたが、
行ってみてその気持ちがよく分かりました。
お店の並んだ通りに1日いたとおっしゃっていたのは、きっとこの道 のことだと思いながら歩きました。
でも、全体の印象としては、チェコやハンガリーがどこへ行っても、
移動のバスや電車からの景色もきれいだった印象があるのに、きれいだという感じはしませんでした。
ワルシャワの旧市街もちょっと期待はずれの感がします。
ポーランドでは、いい刺繍のものを見つけられませんでした。 どこへ行っても、琥珀、琥珀で。
何事もなく無事帰りました。何もハプニングがなくて物足りないぐらいでした。
*ポーランドで刺繍を買うならザコパネです。(海) |