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2003年12月の業務日誌

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2003年12月30日
 最近新快速の運転が板についてきたと評判の天川です(笑
え〜っと、まぁ本当になぜか新快速に乗る機会が多くてですねぇ、うれしいやら悲しいやらなんですが、最近新快速を運転していて気がついたことがあるんです・・・まぁどこの駅とかでも、この速度以上で進入すると止まれないとか、各自運転士は自分なりの設定があると思うんですが、もちろん流星にもあります。まぁ人生プランは無計画でも、そこらは計画的なご利用なんですが
で、普通電車、新快速電車、201系、223系とか、種別や車種別によっても進入速度って微妙に違うものなんですが、どうも新快速だけは馴染めないと・・・この間はこの速度で余りまくったのに、今回は追加しないと止まれないとか・・・やっぱ新快速の運転って難しいな〜って思っていたんですが・・・ようやく気づきました。「両数」のこと(爆
まぁ話すと長くなるんですが、8両と12両ね。・・・てか早く気づけよ、自分−−;
 話は変わりまして、来月とある理由で「サンライズ」の「サンライズツイン」に乗ります^^まぁシングルDXとかすんごく乗りたかったんですが、それはでんでん君が許してくれなかったのと、自分の財布も許してくれなかったという状況によりそうなったんですが、まぁそれはいいとしましょうよ。で、とある駅までのサンライズの特急券と、新幹線の特急券も合わせて買ったんですよ。そうすれば乗り継ぎ割引でサンライズの特急券代半額になりますから。で、初め駅員が「乗り継ぎ割り引き」になるような操作設定をせずにマルスで発券しようとしていたので、流星が
流星「それって乗り継ぎ割り引きって出来ますよね?」
駅員「はい、できますよ」
流星「お願いします^^(にゃろ〜、流星が指摘しなかったら割引適用せずに発券するとこだっただろ〜)」
マルス画面「割引関連誤り」
駅員「あ、これ個室取ってるから割引無理ですね〜。普通の寝台ならいけるんですよ」
流星「え!?・・・あ、じゃあ割引無しでお願いします^^;あと新幹線の特急券も取りやめで^^;」
 ということなんですが・・・す〜っかり忘れてたというか、流星が営業制度習った頃は利用施設による制限なんてなかったっちゅうに!というかですね〜、講義でもお話しているように、乗り継ぎ割り引きはなんのためにあるのか?新幹線が出来たことにより在来特急と乗り継いで利用する時に、通しで購入できないから高くつくため、在来の特急券代を割り引きますっていいましたよね?もうそんな機能どこにもないんですよ、実際。
東日本なんてほとんどの新幹線駅での乗り継ぎには適用不可になりましたし、東海道だって東京駅は始発駅だからわからなくないけど、品川なんてあとからできた中間駅のくせに(もし、仮にいま品川止めの新幹線が出来たなら理由もわかりますが、いまはまだ品川止めの新幹線はありませんし)乗り継ぎ割引の適用をしていない・・・元の機能を果たしてないんだったら、こんな割引もう廃止にしたらいいんですよ!(って書くとかなりの抗議文が送られてきそうなんでやっぱ廃止にしないでください^^;)
まぁ制度もちょくちょく手直しされてるんで(社員でさえわかんないってのが怖いですよね)、旅行に行く前は最新の時刻表で時間だけでなく、制度もきちんと予習しておきましょうね^^;(ちなみに乗り割が適用されなくなったのはグリーン個室利用と2人用個室寝台です)
 

2003年12月26日
大変長らくお待たせいたしました^^;天川流星、略して天流(笑)完全復活です☆
え〜っと、知らぬ間にトップのカウンターも2万を越し、本当に休業中にもこつこつ足を運んでいただいた皆様には感謝いたします。これからどしどし、休業中のネタをアップしていければって思っています。
 というわけで8日に起こったことをいまさら掘り返すのもなんですが、まぁ時間の管理はしっかりと・・・お金の管理もしっかりと。。。という感じでございます^^;
休業中にたくさんの人から励ましのメールをいただきました・・・本当に、気遣っていただいた皆さん、そして心配をかけてしまった同期のみんなに・・・これから少しでも何かでお返しが出来れば・・・そう思っています☆
 で、昨日(25日)上司からのお言葉・・・
上司「おい、天川!リベンジ戦や!」
流星「は?」
上司「明日お前がミスした同じ行路を乗れ」
流星「・・・ということはこれで完全復活ということですか?」
上司「お前が失ったものは大きい(髪の毛とか(謎))が、今回のことでお前が手に入れた人生の財産も大きい。今回のことが今後の仕事へのよき刺激になるよう、きっちり明日ケリをつけてこい!」
流星「リュウ、行きま〜す!!」
 というわけである意味「吉田秀彦とホイス」のリベンジ戦よりも熱いカードとなったわけなんですが(謎)、本日無事無事故にて帰還。
途中、普通電車を運転していて快速の接続待ちで1分延発という場面もありながらも、驚異的な回復運転により、1本前の普通電車に追いついてしまうという場面も見せながら、なんとかプライドを持ち直してきました(こういうオチなんですが(笑))
 小さな子とか・・・「ばいばーい」って手を振ってきてくれて・・・どんなに自信をなくそうが、ハンドルを握っている以上、誰が見てもプロの運転士。プロの運転士として恥のない・・・誇りを持って仕事に就ければ・・・再度、今はそういう気持ちです。
 それでは、これからもはちゃめちゃな(ぉい)奮闘記、らいちょうツアーズをよろしくお願い致します^^;
追記
 そういえば2003年サンダーバードの乗り収めに行かないとって思っていたんですが・・・どうも時間的に無理っぽいです。今年は1月早々から乗車という出だし好調だったんですが、その後7月に1回、9月に1回と、計3回しか乗れませんでした。来年は・・・できれば10回?は乗りたいですね(笑)そういえばでんでんくんが1月1日早々にサンダーバードのグリーン車に乗るというなんともうらやましい計画を立てていたんですが・・・流星ですか?もちろん元旦から仕事です(涙)たぶん年越しの瞬間は電車運転してます−−;年を越す瞬間に汽笛を鳴らすという密かな計画を立てていたりもしますが(笑

2003年12月8日
今思うことは、正直この日記に書けるほどの運転士ではないということ・・・みんなに乗務の日々を紹介できるほどの運転士ではないということ、ただそれだけです。
 列車というのは1秒1秒正確に動いています。そしてその一つ一つの列車の安全・正確な運行を守っているのは・・・駅長さんがいて、指令さんがいて、保守にかかわる係員がいて、車掌さんがいて・・・たった一つの列車でも、たくさんの人の労力・技術・思いが込められています。そしてそれを最終的に動かす人、それが運転士の役割。
 流星は、その最後のリレーのバトンを落とすような真似をしてしまいました。みんなが大事に大事に守り抜いてきたそのバトンを、簡単に落としてしまいました。
 情けないというか、自分は本当にバカなんだなって気づきました。
 すごくたくさんの人の期待を一瞬にして裏切った事、一生後悔して生きます。
今は更新が出来る常態ではないので・・・自分が本当に運転士として大丈夫だと思えるその日が来るまで・・・らいちょうツアーズは更新をやめたいと思います。
 この日記が・・・楽しみですという人の気持ちを裏切ってしまうことになってしまいますが・・・でも、なるべく早く、戻ってこれるように頑張ります。ありがとうございました。


2003年12月6日
いい加減かにカニについて更新しないといけないんですが・・・なんせ最近どうも無駄に忙しく・・・こんなに忙しいのに給料はありえないくらい無いって言うのが・・・貧乏暇無しです(涙
 え〜っと、昨日は新快速を運転してました。しかもふらわ〜さんと名鉄さんが乗りに来てくれてたりして^^これはちょっちいいとこ見せないとな〜ってな感じで運転していたんですが・・・やっぱり新快速、なにかとネタになるようなことはやってくれるわけで(涙
 え〜っと、流星いままで下りで芦屋停車の新快速ってのは運転したことがなかったんです。で、まぁ単純に言うと、どれくらいの距離からブレーキをとればいいとか、そういうのはだいたい決まっているものなんで大して気にはしなかったんですが、運転時分が・・・どれくらいの速度で運転すれば定着するのかがわからない・・・ということで、とりあえず飛ばせ!まぁドラクエ風に言えば「ガンガン行こうぜ」ですね^^;
 で、尼崎を20秒延発して、その後甲子園口が15秒延通、西ノ宮も15秒延通だったのかな?でした。ということは芦屋停車までになんとか15秒を返したいと必死で飛ばしていました・・・
 芦屋の場内信号機が近づいてきて、ここは速度照査のATSがあるのである速度以下までに落としてそのATSの地上子を通過していかなければならないんですが(なんか難しい話になってきましたが、とりあえず機械が分岐器の制限までに落とせないからって事で勝手に止めちゃうので、それをクリアーするため、その設定された速度以下に落として運転していくわけなんですが・・・ただ、この機械はたぶん223系が入る前から設定されていたと思うし、もし223系が入ってから設定されたものであっても、223系の性能的には全然余裕を持って制限までに落とせる距離であるにもかかわらず、無情にも非常停止させちゃいます・・・)、流星冒頭で説明したとおり、芦屋に停車するのは初めてだったんで、もうちょっと余裕を持ってブレーキ扱いをすればよかったんですが・・・マニュアルどおり?たぶん流星の持っているマニュアルでは落とせないと思うんですが^^;そのマニュアルどおりにブレーキを採ったわけですよ。
 まず最初の照査が○Km/hだから・・・って思っていると・・・どう考えても間に合わない距離に迫っているわけですよ、そのATSが。で、すぐさまブレーキ力アップ!なんとか無事にその速度に落ちてくれました^^
 ・・・って思っていると・・・非常停止していました−−;まぁこれも話せば長くなるんですが、単純にその速度に落とせば言い訳じゃないんですよ・・・ただ、流星の感覚ではギリクリアーのラインだったんですが・・・機械は止まれないと判断して非常をかけました。
 もうねぇ・・・何が腹立つって、流星の技量の問題はもちろん認めて、、その保安装置の設定とかはあらかじめ告知されてることだから目をつぶって、一番腹立つのは指令が何度呼び出ししても出ないこと!あれ、すぐに指令が返答してくれれば30秒・・・いや、20秒で運転再開できてた。これは確実。結局指令の返答待ちに2分くらい時間を要して運転再開・・・必死に回復運転に努めましたが、終点姫路までに回復できたのは45秒だけ・・・30秒で運転再開できてたら定着だったのに・・・
 え〜っと、とりあえず指令のフォロー^^;指令はその時別の運転士と会話をしてました。なので後回しみたいな状態だったんですが・・・それでもその会話が終わるまでにこっちを止めておくわけには行かないでしょ?無理矢理会話の中に割り込んで返事をもらったって感じだったんですが^^;


2003年12月4日
この間新快速に乗ったとき、見習いの運転士で、とある駅に停車するとき、ブレーキ地点を誤ったのか、止まれないと感じて、常用最大で止まろうとしてました・・・すると、223系はかなり効くんだよね〜。停止位置の手前で止まっちゃいました^^;
で、慌ててその見習いの運転士はノッチを入れて停止位置を合わせ・・・すぐにブレーキを扱って・・・もう車内なんてどうなってるかわかりますよね?ほとんどコント状態(笑)ですよ。
で、流星は思ったわけ。こんな運転だけはしないって。
 この間、とある地下の線路を運転してました。この地下の線路のとある駅、防護柵という上の人の自己満足により取り付けられた柵が微妙に4扉分位あるんですが、この柵のために所定停止位置から前後50センチしか許容範囲がなくて・・・まぁプロなら毎駅所定停止位置から±0センチはあたりまえなんですが(電車でGO!なら毎駅EXCELLENTですね)・・・とか強がって言ってみますが、そんなのほぼ無理なわけですよ(まぁ毎駅1分くらい余裕時分があるならそこまでぴたっと停止位置あわせもできるでしょうが、そんな余裕な時間はあの枝線くらいしかないわけで(笑))・・・特に高速ネットワークを売りとしているアーバン地区では。所定時刻どおりで走るので精一杯って感じで^^;(そういえば12月から快速120Km/h運転が始まりましたが・・・まぁこの話題はまた別の機会にするということで)
 で、そのとある駅に停車するとき・・・いつもかなり余裕を持ってブレーキを採ります。だって、たった51センチ行き過ぎただけでも車掌によっては下げられるし〜。で、その日も余裕な場所からブレーキを取ったんですが・・・かなり(ブレーキが)甘かった!!
気がつけば停止位置が近づいているわけで・・・常用最大を使用してしまいました--;
それでも止まれるかどうか(汗)って感じだったんですが・・・なんか20Km/hを割ったくらいから急激にブレーキが効きだして・・・手前で止まりそうになりました^^;慌ててノッチ投入・・・即ブレーキ。なんとか所定停止位置に止められました(冷汗
 ん?・・・冒頭の運転士と一緒の事してるじゃん!!全然ダメじゃん!流星!!
ったく何やってるんだか・・・とりあえず軽く凹んだ一日でした・・・というか、いい加減あの柵ははずさないんですか?それか柵を作るならホーム全部にわたって作れよ・・・って、軽く八つ当たりをしてみたりもするわけで・・・とりあえずブレーキ技量を向上させます


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