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        2001年 夏 富良野・美瑛の旅日記

 2001年夏、8月2日(木)から4日(土)まで、北海道の富良野・美瑛を訪ねて、家族出かけました。その時の旅の様子をここでは、文章でまとめていきます。もし、お暇な方や興味のある方はちょっとおつき合いください。

【8月2日(木)】
 名古屋空港を9時発の全日空703便で千歳空港へ。名古屋は晴れであったが、北海道に近づくにつれて厚い雲に覆われ始め、千歳空港に着く頃(10時40分到着)には雨が降り出しそうな曇り空であった。気温は、名古屋は9時頃にはすでに30℃を越えていると思われたが、千歳は11時現在で21℃と10℃もの気温差があり、とても快適だった。
 千歳空港でレンタカーを借りた。営業所がちょっと遠くにあるのでバスで移動。出発は11時半だった。そして、千歳I.C.から道央自動車道に乗り、三笠I.C.まで走る。ここで高速道路を降り、三笠市街を抜け、桂沢湖を通り、国道452号線から富芦トンネルを抜けて富良野市内に入る。ここまでの走行距離は約160㎞で、走行時間は2時間半程度(休憩時間を除く)であった。途中、全線舗装されており、道幅も広く、運転の難しいところはなかった。
 まずは、中富良野にある「ファーム富田」へ行く。ここは北海道でのラベンダー栽培の発祥の地とされており、広大なラベンダー畑を有している。早咲きのものはすでに刈り取られており、遅咲きのものも盛りを過ぎており、あまりきれいではなかった。ただし、場所によってはきれいに咲いているものもあった。また、この日は敷地内で結婚式も行われていた。南側にある花畑では、様々な花々が赤、黄、緑、白の模様をつくっており、とてもきれいだった。
 その後、山手の「ラベンダー羊ヶ丘」を訪ねてみた。数年前に行ったときは、ラベンダー畑と共にポピーなども育てられており、美しい花畑を作っていたが、規模もかなり小さくなってしまい、残念な状況になっていた。
 さらに、麓郷へ向かった。ここは「北の国から」で一躍有名になったところで、シーズンには「麓郷の森」に多くの人たちが訪れる。今回は「ふらのジャム園・アンパンマンショップ」を訪ねた。ふらのジャム園では、多くの種類のジャムが販売されている。その隣りには、やなせたかしさんの「アンパンマンショップ」があり、アンパンマンの様々なグッズだけでなく、氏の原画も多数展示されている。ここからさらに急なダート道を登っていくと「麓郷展望台」がある。ここは麓郷を見渡せる高台で、北海道の丘の風景の美しさが味わえる。行ったときには、ラベンダーやポピーがまだ盛りで、きれいに咲いていた。また、周辺は「北の国から」のロケに使われた場所が多数あり、そういった楽しみ方もできる。帰りは、八幡丘の「三好牧場」へ寄った。ここも広大な牧草地が広がっており、いろいろな番組のロケ地として使われている。
 この後、宿泊地の上富良野ホップストーアスホテルに向かった。(途中、富良野物産センターに寄って、「北海道のどまんなか通過証明書」をもらった。)

【8月3日(金)】
 朝起きたときから、どしゃ降りの雨。どうしようか迷ったが、とりあえず映画「ぽっぽや」の舞台となった幾寅駅へ行くことにする。富良野駅まで行き、私と子供2人は9時19分発の「快速狩勝号帯広行き」に乗車し、列車で幾寅へ。その間、嫁さんが車を幾寅駅まで回送する。幾寅駅周辺は、映画のロケをしたときの建物がそのまま残されており、観光地化していた。どうも、テレビドラマ用として、岸谷五郎主演で「ぽっぽや」を収録したようである。
 その後、昨日訪ねた麓郷へ再び行く。まずは「レッキス協会」へ。ここは12色のうさぎ達を飼育しており、ウサギたちと遊ぶことも出来る。子供達は随分喜んでいた。そして、「北の国から」のロケに使われている「五郎の石の家」を見に行った。ここで、発見!次回の「北の国から」は「北の国から 02遺書」というタイトルで、今秋より撮影を開始し、来年放映予定らしい。
 麓郷を後にし、布礼別からベベルイ基線を走る。途中原始が原への入り口であるダート道を走ってみる。両側を原生林に覆われた道であった。しばらく走っていくと、布部川に沿って走ることになる。さらに奥へ行ってみたかったが、車両は通行止めで雨も降っていたので、折り返してくる。この辺りで、クワガタムシのいそうな木を探してみた。何本か探すうちに、ノコギリクワガタのオスを1匹GETした。
 午後からは、美瑛へ移動。雨は降ったりやんだりの状態。昼食はポテト料理で有名な「PUU」でポテトグラタンを食べる。食事後、万華鏡館「はなまんだら」や手づくり木製品の「貴妃花」、写真ギャラリー「栃木館」等の店を回りながら、パッチワークの路とパノラマロードを走ってロケハンをした(子供達は車の中でお昼寝タイム)。
 この日の宿泊は、白金温泉のホテルパークヒルズ。

【8月4日】
 朝起きてみると、窓の外は一面の深い霧。今日も天気は…と思っていたが、車を走らせて、美瑛の市街地に向かうにつれ、青空に。風は強かったが、とても良い天気になった。昨日ロケハンをしてあったのでそれに従って、まずは、「パッチワークの路」の辺りを撮影に。マイルドセブンの丘、ケンとメリーのポプラ等、丘の写真を撮って回った。その間、嫁さんと子供達はかしわ園公園で虫取りに。カブトムシのオス1匹GET。
 その後、「ぜるぶの丘」へ。花はもう盛りを過ぎていた。下の坊主とバギーに乗って花畑を一周した。上の娘はここのトウモロコシがお気に入りで、うまそうにほうばっていた。
 そして、「新栄の丘」を通り、「パノラマロード」へ。美馬牛小学校(教会風の学校)の近くのリアトリスの花畑やウイズ・ユーの近くにできた「四季彩の丘」へ行く。四季彩の丘のバニラソフトはとってもおいしかった(日本一うまいという看板がでている)。さらに、「びえいMAP」を見ながら、拓真館や哲学の木の周辺を回った。
 昼食は、中富良野の「旭川こぐまラーメン中富良野店」でとる。列が出来るほど混んでいたが、なかなかうまかった。いよいよ帰路に。帰りは、富良野から富芦トンネルを通り、国道452号線へ。ここをまっすぐに走り、夕張の紅葉山へ抜ける。ここで、夕張メロンの直売店に寄り、2玉購入。夕張I.C.より道東自動車道で千歳東I.C.へ。千歳では、少し時間があったので、「サケのふるさと館」に寄って、淡水魚の水族館や千歳川の様子を観察した。富良野から千歳までの走行距離は約140㎞で、走行時間は2時間半程度(休憩時間を除く)であった。こちらも途中、全線舗装されており、道幅も広く、運転の難しいところはなかった。
 千歳空港17時45分発JAL858便(機体・乗務員はJTA)で名古屋へ(19時40分着)。
 

 
 

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