このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

>> 想い出のやまびこ号・あおば号運転 <<
〜平成14年6月23日〜

東北新幹線は6月23日に、大宮〜盛岡の開業20周年を迎えました。
これを記念して、開業当時の運転形態を再現した列車と、開業以前の在来線特急が復活運転されました。

>>在来線特急"想い出のやまびこ号"(上野〜盛岡)<<
 "やまびこ号"といえば、現在は東北新幹線の列車愛称ですが、東北新幹線の開業以前は、東北本線の上野〜盛岡を走る特急列車の愛称でした。
 この列車は、昭和57年6月の東北新幹線開業前まで走っており、最終時には485系が使用されていました。
 本日運転された"想い出のやまびこ号"は、最終時の姿をイメージし、国鉄色の485系が使用されました。(しかも国鉄マーク付き)
 車両構成や国鉄マークの材質等、現役時と異なる点は多々あるものの、往時の雰囲気は良く演出できていました。
>>新幹線"想い出のあおば号"(大宮〜仙台) / 在来線"あおばリレー号"(上野〜大宮)<<
 東北新幹線は、開業当初(昭和57年6月)から上野開業(昭和60年3月)までは、大宮以北のみでの営業でした。そこで上野〜大宮は、在来線に"新幹線リレー号"という列車を走らせ、東京都内からの乗客の利便性を確保していました。
 本日運転された"あおばリレー号"は、当時の"新幹線リレー号"と同じく、185系が使用されました。方向幕にはあいにく当時の表示が残っておらず、"臨時"の表示で代用していましたが、その代わり(?)、田町電車区所属車両(東海道本線用)と新前橋電車区所属車両(高崎線・上越線・宇都宮線用)を併結するという、粋な演出をしていました。
 "あおば号"は、東北新幹線開業当初から平成9年9月まで走っていた列車の愛称です。(当時は、速達タイプの列車が"やまびこ"・各停タイプの列車が"あおば"と呼ばれていました)
 駅の行き先案内装置には"あおば"のデータが無いらしく、"団体"の表示で代用されていましたが、車両の方向幕には見事、"あおば"の表示が出ており、初期の東北新幹線の雰囲気が良く演出されていました。
 また、ホームには200系オリジナル型車両が並ぶなど、周囲も開業当初の雰囲気を醸し出していました。
 なお今年は、JR東日本の新幹線が開業してから5周年(秋田・長野)・10周年(山形)・20周年(東北・上越)と、上手い具合に5の倍数で揃うため、駅コンコースなどでは、その旨の宣伝も行われていました。

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