このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

>> 大宮工場公開 <<
〜平成14年5月25日〜

JR東日本・JR貨物の大宮工場が公開され、私も見に行ってきました。
D51やクモハ40などのレトロ車両から、ACTのような最新型車両まで、幅広い世代の車両が展示されていたほか、分解整備中の車両など、普段は見られない光景も見られました。

>> ACT(advanced commuter train) E993系

 この車両は、JR東日本の次世代通勤・近郊型電車の試作品です。(所属は川越電車区)
 車体は、小田急ロマンスカーなどのような連接式となっており、アルミ車とステンレス車が併結されています。
 扉構造は車両によって異なりますが、多くの車両で外吊り式を採用しています。
 運転台の形状も、試作車ということで、両端で異なる構造になっています。
 また、外見的にはわかりにくいのですが、この車両は、最新のIT技術を随所に取り入れているのも特徴です。
>> レトロ車両

☆(上段左の写真):485系のボンネット車は、JR東日本では今や、勝田電車区に訓練車が残るのみ。この日は、その訓練車がはるばる大宮まで遠征してきていました。
☆(上段左右の写真):D51+14系客車+EF55による、構内限定プッシュプル運転も行われました。14系客車は3月に引退したはずなので、今回走ったのは、車籍無しの解体待ち車両なのでしょうか…?
☆(下段の写真):ED17・クモハ40・EF58・EF65も展示されました。(後者2つについては、ブルートレインのヘッドマークを代わる代わる掲出していました。)
 EF58の89号機は、かつては茶色一色に塗装されていたこともある車両ですが、青に塗装された姿もなかなかのものです。
>>整備中の車両

 工場で車両に対して行われる作業としては、数年毎の法定定期検査(重要部検査・全般検査)や、老朽車を対象とした延命工事(特別保全工事・車両更新工事等)などがあります。

☆(上段左右・下段中央の写真):鋼製の車体は、年数がたつと錆びてくるため、時々補修が必要となります。まず上段左・下段中央の写真のように、傷んだ箇所の塗装を剥離して補修を行った後、上段右の写真のように再塗装します。
 (この作業は、延命工事の種目として行われます。)
☆(下段左右の写真):定期検査では、車両を分解し、部品毎に精密な検査が行われます。車体も例外ではなく、台車を外された後、上に持ち上げられて下部の検査も行われます。検査後はきれいに塗装し直され、新車のようにきれいになって出場します。

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