このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

西武武蔵丘検修場公開
〜平成14年6月1日〜

 西武武蔵丘車両検修場は、池袋線飯能以西の自然豊かな山奥にある新しい車両検修場です。
そこで一般公開が行われ、私も見に行ってきました。構内の広さに圧倒…

(→について)
 西武武蔵丘車両検修場の最寄り駅は、池袋線高麗(こま)駅です。(駅から徒歩12分ほど)
 駅周辺は山間部で、とてものどかな光景です。
 公開当日は、右の写真のように、池袋線飯能駅と検修場とを直通する臨時列車が2往復運転されました。
(飯能駅側では特急ホームから発着し、検修場側では、検車線と呼ばれる、狭いホーム状の足場がある線路から発着しました。)
(↑について)
 この検修場は、平成12年6月に操業を開始したばかりの新しい施設です。また、敷地面積84,750.89㎡、整備能力480両/1年(26両同時整備可能)と、非常に大規模な施設でもあります。
 構内には、トラバーサと呼ばれる、車両を隣の線路に水平移動させる設備もあります。
(↑について)
 当日は、様々な付帯イベントも開催され、地元中学校のブラスバンド部による演奏などもありました。
(↑について)
 特急型車両10000系の検査風景。同車のシンボルマークである"NRA"のロゴマークも、検査時にはいったん消されてから書き直されます。
(↑について)
 池袋線・秩父線用一般型車両4000系の検査風景。全般検査実施時には各車とも塗装直しが行われますが、この日は、4000系を用いた塗装実演が行われていました。
 塗装はロボットにより行われ、車両は70cm/1分ほどの速度でゆっくりと水平移動しながら吹きつけ塗装されます。(ロボットは垂直方向の移動のみ)
(↑について)
 車両の部品の数々。左から順に、主制御器(モーターに流す電流をコントロールする機器;↑は抵抗制御と呼ばれる、比較的旧式のもの)、バッテリ(非常電源・起動時制御電源 etc.)、電動発電機(補助電源;照明・空調・制御電源 etc.)
(↑について)
 引き続き、車両の部品の数々。左から順に、方向幕(行先表示装置)、コンプレッサ(空気圧縮器;ドアやブレーキを動かすための圧縮空気を作る)、連結器(車両同士を連結)
(↑について)
 最近になって、至る所でオートメーション化が進む鉄道設備ですが、熟練職人の手によって作られている"手作り部品"は今でも少なくありません。
(↑について)
 検修場の中では、車両が普段から使用しているものとは異なる、仮台車というものが使用されます。(台車自体が整備のために取り外されざるを得ないことや、検査工程上、背の高い台車が必要な場面が出てくることなどの理由で…)
 左が仮台車、右が通常の台車です。

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