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* * (2007/01/28)今年初の銀河線もうで * *
こんばんは。今日は事実を淡々と書くこととする。 銀河線周辺をまわってきた。今年初のことである。久しぶりにまわり、いくつかの場所に変化が見られた。北見から池田方面へと向かうことにする。 まずは北見駅。前にも書いているが、北見駅の3番線は完全に撤去されてしまった。またビニールでおおわれていた出発信号機は撤去された。またJR北見運転所に留置していたCR車は一旦、室蘭へと移動した。これから海外に行く予定である。 次は日ノ出。駅前はひっそりとしている。夏の駅舎は公園としての機能があったので、まだ現役時代と変わりなかった。冬となった今は駅舎自体が閉鎖され、駅前の駐車場も除雪が行なわれていない。すっかり寂しくなってしまった。 訓子府は変わりなかった。駅前のロータリーもきれいに除雪されており、バス停が存在感を示していた。駅舎も出札口がなくなっただけで、自由に入ることができる。 境野では代替バスである北見バスとすれ違った。境野での乗車はひとり。休日の昼間のせいか、乗車人員はそこそこある。駅舎前の広い敷地は除雪され、駅前からホーム、駅裏へと抜ける小道も丁寧に除雪してあった。ただここも線路は雪にうもれたままだ。 置戸に着いて驚いたのはホームに雪が集められていたことだ。ホームの高さにあわせ雪が集められ、広場のようになっていた。何かのイベントに使われるのだろう。その構内の片隅にはこの夏の間、除雪などを行なうモーターカーが留置されていた。それがすっかりなくなっていた。どこかに売却されたのか、それとも解体の運命だったのか? 置戸より池北峠に入る。雪はそれなりに多くなるが、去年よりは少ないように感じる。早朝7時前に小利別を通過したが、気温は摂氏氷点下23度。釧路では10度前後はざらだがここまでくるとさすがに身が引き締まる思いだ。そのふもとの置戸では10度近くあたたかい。川上、分線と続く。この冬になってバス停の待合室が設置された。川上駅前にもかわいらしい木造の小屋が登場。早速待ち人がいた気配もある。おそらくは廃線まわりをしている方であろう。 陸別での変化はふたつ。陸別町唯一のコンビニ、駅前のセイコーマートが移動して、さらにホットシェフまでついた。陸別によく行く私には実にありがたい。鉄路に関することでいうと、陸別駅の池田方にかかっていた国道をまたぐ鉄橋が撤去された。12月は代替バスで通ったのであまり記憶にはないが、11月の時点ではまだあった。 小利別も特に変化なし。黒猫の駅長さん?は夏以来見ていない。同じような黒猫は見かけたが、やたらと警戒心が強くいつものあいつとは違うのだろう。 足寄は道の駅があるせいで、他の駅とは違い賑わいがあるような気がする。ただ駅前の通りは再開発の影響か古い建物の取り壊しが進んでいる。廃線当時からもちょっと景色が変わっている。足寄の少し町外れにある足寄温泉にて休憩、湯銭は300円なり。300円で本物の温泉を楽しめるというのは実にありがたい。 ついに始まったのか・・・と思い知らされたのが本別。駅構内の線路の撤去が始まった。冬季は絶対にないだろう、と思っていたのが甘かったのか。何故そんなに急ぐのかがやはり理解できない。わざわざ地面の凍結しているこの冬期間に撤去を急ぐ理由を本別町には問いたい。本別駅の池田方にある分岐器付近が撤去されている。駅構内をそのまま保存する、という方針はないようである。 池田町内に入り、立ち寄ったのが高島。駅前、駅構内ともに変化は特になし。そして終点池田に着く。駅構内はすでに案内しているとおり、4番線は撤去済み。上屋も取り壊された。銀河線と根室本線が並行する区間にある二つの踏切についても、銀河線部分の線路は撤去され、踏切の区間も短縮された。踏切事故防止の観点からも当然の処置なのだろう。また駅構内の銀河線0キロポストがいつの間にかなくなっていた。正月休みに汽車で池田を通った際にはすでになかったので、年明け前にはなくなっていたのだろう。逆に言えばJRの敷地内に廃線後もしばらくあったのが偶然かもしれない。あとはっきりは確認していないが、JRの保線詰所が撤去された。成り行きから考えると銀河線の池田運転支所がなくなり、その後にJRの保線が入ったのだと思われる。 以上、見たままを書いてみた。大きく変わったところについては「ふるさと銀河線の話」に掲載したいと思う。 |
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