このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |
* * (2007/06/17)摩周湖の将来のために * *
◎◎3728D・釧路発網走行快速「しれとこ」◎◎ (釧路→川湯温泉) 朝8:00過ぎに家を出て、くしろバスに乗る。8:40頃釧路駅に到着。なお、この日記では具体的な内容は書かず、簡素化の方向でいきますので悪しからず。 みどりの窓口に向かい切符を購入する。「川湯温泉まで往復で」とお願いし、MARSにて往復乗車券を発券してもらう。往復3,580円也。 写真左:釧路駅駅舎(2007/06/17) 写真右:釧路駅1番線(2007/06/17) 発車するとき、座席はほとんど埋まっていた。車内にはJRの職員も便乗していた。途中塘路駅で降りたので、おそらく応援要員なのだろう。普段は無人の塘路駅もこの時期、多くの観光客が訪れる。 |
◎◎川湯温泉駅◎◎ ここからが本日の目的となる。6月の11日から17日の間、弟子屈町内の摩周湖へ通じる道道屈斜路・摩周湖線にてマイカー規制が行なわれた。近年、摩周湖の透明度が低下していることをはじめ、周辺の樹木が枯れているなど環境の悪化が懸念されている。摩周湖へはマイカーやレンタカーで訪れる観光客がかなりの数を占め、排気ガスの影響やアクセスへの影響などを調べるための交通実験である。 バスは車両規制区間を代替する摩周湖バス(川湯園地→川湯温泉駅→第三展望台→第一展望台と摩周観光文化センター→第一展望台の二系統)、屈斜路湖を周遊する屈斜路バス(摩周観光文化センター→川湯温泉駅→仁伏→和琴半島→摩周観光文化センターの両廻り)という二つのバスが阿寒バスによって運行された。 写真左:川湯温泉駅前(2007/06/17) 写真右:川湯温泉駅の足湯(2007/06/17) 川湯温泉駅は無人駅。駅舎はかなり立派なもので、待合室も冬季はストーブが設置される。駅舎内には喫茶店があり、汽車以外の利用者の姿も見かけられる。 この日の駅前は弟子屈町役場の職員のお二方が待機されており、代替バスや周辺の観光の案内などにあたっていた。小生も代替バスの乗車券を購入する。500円也。 |
◎◎阿寒バス・川湯園地〜摩周湖第一展望台(摩周湖バス)◎◎ 摩周湖へのルートは三つ。弟子屈町の市街地側から摩周湖第一、第三展望台を経由し川湯温泉側へ向かうルートと、裏摩周展望台に向かうルートである。詳細は関係サイトを参照していただきたい。 写真左:ミズナラ(2007/06/17) 写真右:ホオノキの花(2007/06/17) まずは川湯温泉側から摩周湖へと向かう。車両規制区間に入ると途中、ガイドの方から沿道の案内をする。バスが徐行した箇所は弟子屈町の名木である「トドマツ」「クロエゾマツ」「ミズナラ」があった。一般車両がいないからこそできるバスからの見学である。 写真左:シラカンバの爪あと(2007/06/17) 写真右:硫黄山、屈斜路湖方面(2007/06/17) 少し進むと今度は「ホオノキ」がある。料理によく使われるのが葉の部分だが、その花は見たことがなかった。そして「シラカンバ」に刻まれたヒグマの爪あと。ガイドがないと絶対にわからない。 |
◎◎阿寒バス・第一展望台〜第三展望台◎◎ 摩周湖の弟子屈町側にある二つの展望台がある。今回の代替バスは第一展望台と第三展望台を結ぶシャトルバスについても運行されていた。定員の少ないマイクロバスを使い、川湯園地行きを含めると20分に1本の間隔での運行であった。 写真左:第三展望台から見る摩周湖(2007/06/17) 写真右:“第三展望台”停留所(2007/06/17) ただ第三展望台については休める場所がない。雨が降っても隠れる場所がない。自然環境に影響があっても問題なので立派な建物は必要ないが、せめてあずまや程度のものがあれば、と思う。 |
◎◎阿寒バス・第一展望台〜摩周観光文化センター(摩周湖バス)◎◎ シャトルバスに乗り第一展望台へ向かう。第一、第三ときて第二はどこだ、という疑問が小生も浮かんだ。文字通り、間には第二があったが現在は存在しない。詳細は弟子屈町のホームページをご覧あれ。 写真左:第一展望台から見る摩周湖(2007/06/17) 写真右:“第一展望台”停留所(2007/06/17) 第一展望台は売店などが入居する本格的な建物がある。売店の屋上(2階部分)から摩周湖が見えるようになっている。第一展望台の駐車場は料金がかかる。普段は駐車場入口のおじさんにお金を渡して駐車することになる。なおここ摩周湖第一展望台で駐車料金を払うと、硫黄山駐車場にも入ることができる。ここでソフトクリームを一本。青い色はラムネっぽい味である。 写真左:第一展望台の中(2007/06/17) 写真右:青いソフトクリーム(2007/06/17) 再びバスに乗り摩周観光文化センターへ行く。文化センターも川湯園地と共に代替バスの基点である。駐車場の様子から見て、こちらの方が利用数は多いようだ。 |
◎◎4735D〜8737D〜4737D・網走発釧路行普通列車◎◎ (川湯温泉→釧路) 列車番号を見てもわかるとおり、緑〜摩周間の8737Dは季節によって運行する臨時列車である。緑、摩周両駅ではかなりの待ち時間があるほか、途中の速度も通常より遅く感じた。車内はほどよく席が埋まる程度。もう少し夏になると更に混むのだろう。1番線のちょっとやさしそうな熊の木彫りに見送られながら川湯温泉を出る。 写真左:やさしそうな熊の木彫り(2007/06/17) 写真右:釧路駅5番線(2007/06/17) 途中の記憶はほとんどない。見事に寝ていた。途中で降りる予定だったら間違いなく寝過ごした。釧路駅には18時30分定時に到着する。1番線には18時42分発の4012Dが停車中。キハ283系のアイドリング音を駅全体に響かせていた。 編集はこの辺で。なお記事の内容は実際の行動より結構な割合で割愛させていただいた。実際にはもう少し見聞したところがあり摩周湖、屈斜路湖の魅力は全然お伝えできていない。またの機会があったら書きたいと思う。 |
トップページ > できごと > (2007/06/17)摩周湖の将来のために
このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください |