このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

38日目:9月4日 天気:晴れ
(フェリー→)川崎→自宅 走行距離:39km(計3100km)

 午前中眠りこけ、朝の11時半に起床。こんなにのんびり起きたのいつ以来だろう?

 船内の食堂で昼食をとりながら浜田君と歓談。複数の人間で食事をしたのは多分・・・北海道の美深町以来です。

 話をしているうちに食堂が閉まってました。周りを見渡すと、他にテーブルにいたのはドイツ人ご一行様3人ほど。

 浜田君からいろいろ聞かれました。自分は、人から見ればさして面白いことをしてきたとは思いませんが、彼は楽しそうに聞いています。

 午後7時頃、船が川崎に到着して、僕らは船外に出ました。2人とも環八を通るようです。国道246号と交わる地点まで一緒に行きました。

 途中、浜田君のチャリの後輪がパンクしました。空気入れで空気を入れながら、必死に持たせてました。

 午後9時半、瀬田に着きました。ここで国道246号と交わります。短い間でしたが浜田君ともお別れ。渋谷まで頑張ってください。

 自分は環八をひた走り、どうにか翌日午前0時に帰宅。長かった自転車旅行もここでおしまい。生きて帰れて嬉しいです。
37日目:9月3日 天気:晴れ
延岡→日向(→フェリー) 走行距離:35km(計3061km)

 延岡のホテル近くで自転車屋を発見。懸案だった後輪ブレーキを調節してもらいました。

 国道10号に出ると、「日向 22km」の表示が。このくらいの距離なら余裕です。

 外はいい天気。風も穏やかで、まさにサイクリング日和です。

 日向のバッティングセンターで暇つぶし。130km両打ちに挑戦。1球だけビーンボールが来て焦りました。

 午後2時くらいから、フェリーターミナルで一休み。ボロい建物でしたが冷房効いてて快適です。

 出航1時間ほど前、チャリダーに話しかけられました。聞けば東京をから東海道・瀬戸内海と本州を走り抜いてここまで来たとか。

 船内で、このチャリダーと話してました。彼の名前は浜田君。都内の私立大学の2年生です。気が付けば、夜の11時。時間がたつのがこんなに早いとは。
36日目:9月2日 天気:晴れのち曇り
延岡(バス)高千穂(バス)延岡 走行距離:0(計3026km)

 降臨伝説やら天岩戸伝説やらで有名な高千穂に観光します。

 電車でもバスでも行けるみたいですが、待合室が快適で往復運賃の安いバスを選びました。

 半分を過ぎると、乗客は3人になってました。運転手さんに「どこから来たの?」ときかれたところから始まり、自転車旅行をしているのが分かると興味を持ったらしく、旅行についていろいろ質問されました。

 乗客のおじいさんからも質問されました。途中の温泉街で降りる間際、「楽しい体験談、ありがとうございました」などとお礼まで言われてしまいました。

 高千穂では定期観光バスに乗ることに。観光らしい観光は、多分これが初めてでしょう。
35日目:9月1日 天気:曇りのち晴れ
(八幡浜→)臼杵→延岡 走行距離:101km(計3026km)

 午前2時10分発の便だけ、到着後午前7時まで船内休憩ができます。しかし、午前6時に目が覚めたので、そのまま出発しました。

 大分は海岸線でも起伏が激しいです。町→上り→下り→町→…のパターンが続いていきました。

 直川から大原まで、ものすごい上り坂です。

 重岡駅の近くで一休み。すると、おまわりさんが近づいてきます。「まずい捕まる」と思いましたが、どうやら職務質問ではなさそうです。

 おまわりさんによれば、この辺はひき逃げの名所らしいです。車通りが少ないうえに、曲がりくねった道。確かにひき逃げしても見つからないでしょう。ついこの間もチャリダーが夜間に走行してひき逃げに遭ったとか。

 ツーリングマップルで「宗太郎越え」と書いてある箇所は、南下ルートでは下り坂です。逆走したくないです。

 延岡市街に入り、九州限定ジョージアで祝杯。疲れた体には練乳入りが効きます。

 今まで続いた南下の旅もここまで。3日(水)夕方、日向発のフェリーに乗って川崎に戻ります。通算3000kmも越えましたし、ここらへんが潮時でしょう。
34日目:8月31日 天気:晴れ
松山→八幡浜 走行距離:69km(計2925km)

 午前6時に起床。ちょっぴり朝寝坊。

 伊予長浜まで、晴天で海岸沿いルート。チャリダーにとって至福の時であります。

 伊予長浜を過ぎると、一転して上り坂に。しかし少ないながらも着実に距離が伸び、確かな手応えをつかんでいきます。

 最後のトンネル、上り坂の末に歩道がなくてもうダメ・・・ではなくて、実は歩行者自転車用のトンネルがあったのでした。こんな走りやすいトンネルは初めてです。

 八幡浜に着いて、銭湯に入り、すぐに冷房の効いたマンガ喫茶で5時間居座り、フェリーターミナルで自転車のメンテナンス。それでも暇です。
33日目:8月30日 天気:曇り一時雨
新居浜→松山 走行距離:101km(計2856km)

 キャンプ場の管理人さんを見ないまま、出発です。どうやら無料のようで。

 さあ出発、と自転車に乗ったら、走りが変です。後輪にガラスの破片が突き刺さってパンクしてました。だから昨日の午後は大変だったのか。

 2時間で修理を終え、再出発。ちょうど空も明るくなってきました。

 松山まで残り20km。パーキングエリアで地図を見ながら一休み。トラック運転手のおじいさんに話しかけられました。「九州に渡るなら八幡浜がいい。最終便なら船内でしばらく眠れるぞ」翌日は松山から九州へ、と考えてましたが、ホテル代が浮くことを考えると、八幡浜から行った方が良さそうです。

 直後、ひどい土砂降りに見舞われます。レインコートの上から当たる雨粒が痛いです。1時間でやみました。そうか、夕立ちだったのか!

 八幡浜まで70km弱。安心して夜更かし朝寝坊ができます。
32日目:8月29日 天気:曇り時々晴れ
徳島→新居浜 走行距離:125km(計2756km)

 休み明けということで、気合いを入れて3時半起き。

 やたらアップダウンの多いコースでしたが、そこは何とか気合いで。

 川之江を過ぎて国道11号線に入ったところで、ペースが一気に落ちました。疲れてきたみたいです。

 17時頃、新居浜市のキャンプ場に近づいたので今日は打ち切り。

 テントの中に蚊がいません。最高の状態です。

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