このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 
ムーンライトながら(下り)
 ムーンライトながらは、青春18きっぷで旅行するのに欠かすことが出来ません。
 それは、ムーンライトながらが快速で、青春18きっぷで乗車できる夜行列車だからです。
 ムーンライト九州やムーンライト高知などと一緒に用いれば、夜中を移動&睡眠に用いることができて、効率的です。
 鉄道ファンがこれを見逃すはずがありません。

1.内装

 内装は快速列車とは思えないほど素晴らしいです。

 まずテーブルが、自分の座席の手すりから取り出す仕組みになってます。前の座席がリクライニングを倒すかどうかに関わらず、常にテーブルの位置は一定です。
 次に、洗面台が、自動センサーで水を出します。それだけでなく、お湯も出せるのです。
 さらに、電光掲示の行き先案内も見逃せません。

 これだけ揃うと、まさに夢のような列車です。
 難を言えば、照明が眠るのには明るすぎるということくらいでしょう。
2.小田原バトル

 これだけ夢のような列車だと、人気が出て当然です。
 指定席券はあっと言う間に完売します。
 9両のうち、3両が名古屋まで指定席、6両が小田原まで指定席です。
 東京からは指定席券を持たないと乗車できませんが、小田原以降なら指定席券を持たずに乗車できます。
 運がよいと小田原から空席に恵まれることがあるのです。
 その席を目指して小田原駅で繰り広げられる現象を、俗に
「小田原バトル」と呼びます。


 しかし、ムーンライトながらに指定席券を買って乗り、小田原までで降りる人はごく少数です。
 そのため、小田原から乗る乗客のほとんどは、席に座れず、通路やデッキに座り込むことになります。


 事前に、そんな情報を仕入れてました。
 それは本当なのでしょうか?


 
本当でしたよ!


 小田原のホームには、各両に30人ずつ並んでいました。
 席がないのを覚悟してでも乗りたい列車のようで。
 自分なら指定席取れなかったら即、別の日を狙いに行きますが(笑)。
3.河合塾
 名古屋は河合塾の本拠地です。
 切り離し作業のため、名古屋駅で20分停車。
 その間に何となく見えたもの。


 河合塾名駅校18号館!!


 名古屋駅前に18個も河合塾の校舎があるんかいっ!


 目に映る光景に唖然としたまま、何事もなかったかのように、電車は名古屋を出発しました。
4.大垣バトル
 終点の大垣に着いた直後に、大垣始発の列車が待ちかまえてます。
 この列車は大阪どころか神戸・姫路にも届く長距離列車です。
 ムーンライトながらを乗ってきた乗客は、ほとんどがこの列車に乗り込みます。
 従って、大垣始発の列車でも席の取り合いが始まります。これが
「大垣バトル」です。

 話に聞く限りでは、列車を降りてから乗客が一斉にダッシュする様子を想像してました。
 実際はそれほど熾烈ではありません。
 降りた位置で席が取れるかどうかが左右されてしまいます。
 とりあえず、1号車は後ろのドアから降りた方が有利だ、とだけ伝えておきます。

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