このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

ワールドカップがやってきた!!

1次リーグの大一番、ポルトガルvs韓国戦を明日に控えたインチョン・ムンハク(文鶴)競技場前の風景。

奥に見えるのが競技場である。韓国では当日券が店頭売りされるようで、韓国戦といえどもその例外ではない。チケット入手のため数日前からテントを張って並んでいるようだ。若者だけかと思ったら、結構年配の方もテント生活。テントの周囲にはカップラーメンが散乱。当然ながらチケット販売開始まで全くやることがなく、テントの中で老若男女ごろ寝で過ごす人が大半。

もっとも、こうやって頑張ったからといってチケットが必ず手に入るというわけでもないようだ。チケット販売を巡る不透明感は日韓を問わない。
これも同じくムンハク競技場前。こちらはなぜか競技場入口に向かって列を作っている。テント隊と違って列のほとんどは女子中高校生。おそらく練習にやってくる選手目当ての行列だろう。いわゆる「おっかけ」である。かざしているボードには「ヤンアチナムイリ」と書いているが全く意味不明。

韓国ではおっかけのことを「オッパブデ」という。直訳すれば「兄さん部隊」。やはりアン・ジョンファンの人気が抜群らしい。今大会は国家代表に選ばれていないが、イ・ドングッも人気。さらには日本の選手のおっかけも存在するらしい。

上2つはインチョン総合バスターミナル駅での一コマ。各国の国旗等をイメージしたフェイスペインティングの展示会が催されていた。左は韓国。これはそのまま実用になる反面デザイン的にはあまり面白みがない。右は日本。どう見ても「バカにしてんのか、ワレー」と絶叫したくなるような出来で、日韓和解はまだまだ遠いと思わざるを得ない一コマであった。
こちらはソウル競技場。トルコvs中国戦のキックオフ2時間前くらいの風景である。地下鉄駅からは動線の分離も何も行われず、地元民も中国サポもトルコサポもごちゃまぜでやってくる。それでも見た目にはトラブルも何もない。

中国は3戦全敗。しかも1点も取れない不甲斐ない出来に終始したが、気になったのはそのサポーターにキリスト教系と思われる宗教団体が多数混じっていて、スタジアム前でガンガンに布教活動をやっていたこと。日本のスタジアムでやったら一発レッドやろうな。

「球迷」といわれる中国のサッカーフリーク。その実態は依然として謎に包まれたままだ。
これもソウル競技場。試合会場ではどこにでもあるフェイスペインティングコーナーでの一コマ。

中国サポらしい姉ちゃんは頬や腕では飽き足らず、背中にまで五星紅旗を塗ってもらっている。

しかし、日焼けしたらそこだけ白抜きになるでぇ・・・
これもソウル競技場。試合開始前のヒマつぶしのため、ゲームコーナーがあちこちに設けられている。こうした催し物のおかげでチケットなしにスタジアムにやってきても祭り気分に浸れるのはワールドカップならではだろう。

写真は「棒入れ」。韓国語で何と言うのかは判らんが、棒を細い缶に投げ入れるだけの遊びで、正月なんかにやる韓国古来の遊びのようだ。日本で言えば輪投げみたいなものか。

ちなみにアシスタント嬢は日本顔で、ワシ好みである。


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