このページは、2019年3月に保存されたアーカイブです。最新の内容ではない場合がありますのでご注意ください

 こちらがオリジナル(^^;の『戀戀福建風』です。
 単曲は先に触れていますので2in1の曲を見ますと、「[手龍]是爲著[イ尓][口拉]+爲何[イ尓]愛著別人」がVol.1から。「安平追想曲+雨夜花」はVol.3.「歡喜就好+甘去比較甘去計較」と「我甲別人不同款+謝謝[イ尓]的愛」はVol.4からの選曲。残った「爲什麼離開我+我愛[イ尓]何苦」・「舞池+祝福」・「野花+野鳥」で、第5集カセットの番号がSME-7054ですから、『戀戀福建風』で少し宣伝するような意図もあったかもしれません。第5集では「舞池+祝福」が1曲目に収められていますが、最初に置くだけの出来にはなっていると思います。
 第4集のトップに置かれていた「歡喜就好+甘去比較甘去計較」がここでもトップということは、この曲が売りということを示しているようで、こちらも悪くありません。この時点までに作られていた第1集〜第5集の中では、第4集がいちばんまとまっていたのではないでしょうか。
 ただ、第5集を出すということで割を食ってしまったのが1曲も採られなかった第2集でしょう。

 『戀戀福建風』のVCDの第1集はジャケットの左下にも刷られているのですが単曲版という構成です。この時期の蔡可茘はメインで出しているアルバムが2in1というスタイルでしたので、この文字が刷られていたわけですが、いって見れば単曲版のベスト盤という作りだと言えます。カセットの『戀戀福建風』は単曲が7作と2in1が7作という選曲でしたが、そちらに盛られていた曲はこちらにも全てふくまれています。
 ところで、これらの曲が収められていたアルバムが今のところわかっているのは上記の通りです。南方での福建專輯はいまのところ4作持っているのですが、それ以外のものがもう1枚あるかと思います。他のアルバムで耳にしてているもので、オリジナルのアルバムがわからない曲が他にも少しだけあります。
 これらの中での出来は、やはりミディアム系がいちばん得意なところでしょう。「愛情不要賣」や「戀戀戀」といった曲は他でのカヴァーをあまり耳にしないのですが、蔡可茘には合っている曲かと思います。「牽成阮的愛」や「情字這條路」などは原曲もいいのでしょう。あまり悪い出来という盤を知りません。もちろん蔡可茘の作りも上出来です。「愛情恰恰」も乗りが悪いとうまくこなせない曲でしょう。「一陣風一陣雨」は意外と音程を捉えるのが難しい曲ですが、そつなくこなしているといえます。他には「春風戀情」や「誰人甲我比」も推せる曲かと思います。

1.愛情恰恰 ●       2.牽成阮的愛 ★
3.情字這條路 ★      4.乎醉
5.一陣風一陣雨 ◆     6.一定要成功 ◆
7.愛情不要賣人 ●     8.戀戀戀
9.春風戀情 ◆       10.誰人甲我比 ★
11.紅燈美人 ●       12.紡見的[口子]子 ●
13.傀儡[尢王]仔 ●

◆南方SMC-2018に収載
●南方SMC-2038に収載
★南方SMC-2060に収載

『戀戀福建風』(VCD) 南方NSVCD-C-808

『戀戀福建風』 南方SME-7045(casette)・NSV-C-2024(video)

A1.歡喜就好+甘去比較甘去計較
A2.紡見的[口子]仔
A3.爲什麼離開我+我愛[イ尓]何苦
A4.愛情恰恰
A5.我甲別人不同款+謝謝[イ尓]的愛
A6.牽成阮的愛
A7.人
B1.傀儡[尢王]仔
B2.[手龍]是爲著[イ尓][口拉]+爲何[イ尓]愛著別人
B3.戀戀戀
B4.安平追想曲+雨夜花
B5.春風戀情
B6.舞池+祝福
B7.野花+野鳥

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『金獅賀年接財神』 南方NSR-CD-7044



1.招財進寶
2.金獅賀年接財神
3.正月初一好日子
4.新年恭喜大發財
5.圍爐
6.大吉大利發大財
7.新年就好
8.萬事如意過新年
9.家家戸戸慶團圓
10.迎接新的歡樂年
11.過年天公生
12.迎財神

 1995年の新年向けのアルバムです。ジャケットが2枚あるのは右側が翌年に再発されたものですが、中身は全く同じでした。ただ、値段はRM10下がっています。
 とにかく賀歳專輯の乗りのよさなら蔡可茘といわせるだけの出来になっています。最初の「招財進寶」が速めの作品。「金獅賀年接財神」はミディアムになりますが、ここでもリズムの乗りは見事です。「正月初一好日子」は小鳳鳳なども歌っていますが、蔡可茘の作りは一言でいえば滑らかな乗りに特徴があるように思います。「新年恭喜大發財」では少しテンポがアップします。しかし、そんなに速くなったわけではないのですが、ずいぶんとスピード・アップされたような感じがします。「圍爐」はより速くなります。しかし、言葉の数は少なくなりますので、歌い方はけっして速いわけではありません。「大吉大利發大財」の乗りの良さも特筆ものです。「新年就好」はタイトルからして陳雷の「歡喜就好」の改作ですですが、これはミディアムの乗りです。しかし、後ろの「萬事如意過新年」も可なり出来のいい作品ですから、ちょっと目立たないようです。更に「家家戸戸慶團圓」・「迎接新的歡樂年」と調子のいい作品が続きます。「過年天公生」は若干遅くなりますが、ちょうどペースを変えるのに都合のいい曲調になっています。ラストの「迎財神」も同じくらいの調子ですが、こちらの方が速く感じるのは言葉の数にもよるかもしれません。
 しかし、マレーシアの賀歳專輯には出来のいいものもありますが、その中でも間違いなく上位に来る仕上がりになっていると思います。

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