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(C)2003 Yiteng
曲名に"鶏"の字がありますから、1993年向けということになるでしょうか。侯美儀のアルバムは別番号でも
出されていますので、SM1012-94というのは再発の際の番号でしょう。
このヴィデオですが、シンガポールで撮られています。参加しているのは小萍萍・侯美儀と小叮[口當]はこ
の時は范美慧・蔡欣欣・黄士銀・顔慧欣・劉文憶の5人の"お子ども"でした。
曲については小萍萍と侯美儀はそれぞれのアルバムで触れればいいかと思いますが、小叮[口當]のここの曲が収められているアルバムはわかりません。まぁ、"お子ども"ですから出来がどうのこうのという世界ではありませんが、場面が移動するところでは子どもらしく"暴れて"いるときもあります(^^;。遊んでいるというわけですね。
この作品では最後にNG集がありません。NGナシということはないでしょう(^^;が、オーソドックスに作ったということでしょう。最も協賛のコーヒー会社とレストランのCFは入ります。CMソングはコーヒーの方は小萍萍でしょう。もう一方は持ち帰りの商品ですからレストランというイメージにはなりませんが、こちらは范俊福の声でした。
収録曲
1.小萍萍………觀音保[[イ尓]心]過新年▲ 2.小萍萍………五路財神齋來到▲
3.小叮[口當]…財神爺到 4.侯美儀………大家[手龍]過新年★
5.小萍萍………新春看花燈▲ 6.小萍萍………舞獅舞龍好運來▲
7.小叮[口當]…招財進寶 8.侯美儀………財神送財★
9.小萍萍………金鶏賀年▲ 10.小叮[口當]…福禄壽拜大年
11.侯美儀………金鶏報喜發大財★ 12.小叮[口當]…開心過肥年
13.小萍萍………財運福気眞正好▲ 14.小萍萍………財神興旺▲
▲『觀音保[[イ尓]心]過新年』 瑞華SWCD-8816に収録
★『財神送財』 銀城SM1012-94に収録
『銀城羣星賀新歳』 銀城SM9911
『花開富貴財神到』 皇星KSCD2030a
1.花開福貴財神到〜花開福貴迎新年〜春來了〜大拜年〜財神到我家〜招財進寶
2.賀新年迎財神(莊學忠) 3.新風真透(張鳳萍) 4.同歡共樂過新年(卓依[女亭])
5.又是新的一年到〜恭喜發財〜賀新年〜拜年〜新年歌兒大家唱〜向歌友[イ門]拜年
6.快樂充満四季里(莊學忠) 7.明天等著[イ尓]來開懷(黄國強) 8.生意興隆(莊學忠)
※「福貴」は「富貴」の誤植です。「新風真透」は「新春風真透」が正しく、もちろん陳雷の曲の改変です。
普通の賀歳專輯には違いないのですが、卓依[女亭]が絡んでいるとなると録音時期などがい
つなのだろうということが気にかかります。彼女だけが台湾ですからマレーシア・シンガポー
ルを訪問していた1991〜1992年に撮られたものなのか、あるいは後年に録っているのかが不明
です。ただ、録音室がOscarですから、やはり訪問時の録音なのかなとも思えます。そうしま
すと、単独録音の「同歡共樂過新年」が他では耳にしにくい曲となるのでしょうか。皇星のオ
ムニバスには、ときどきこういった曲を何気なく挟んでいることがあるようです。その「同歡
共樂過新年」ですが、声の感じは1991〜1992年のものとは若干違うようにも感じられます。出
来も悪くないでしょう。
張鳳萍というと皇星での串焼きのイメージが強いのですが、「新春風真透」は串焼きとは違った趣きを感じます。
黄國強の「明天等著[イ尓]來開懷」は喜納昌吉の「花」の改変ですが、賀歳曲ですからテンポは速くなっています。ただ、この作りは悪くないです。
3人ともソロ曲は1作だけですが、結構いい出来のものが選ばれているように感じます。
莊學忠はクラシカルな唱法ですからちょっと趣きが違います。それでも録音が多いということは旨いからですが、賀歳曲でもその旨さは感じられます。ただ、賀歳曲では旨いよりはお目出度い方が採点は上でしょうから、そういう観点で見ますと「生意興隆」がソロ曲ではいちばん賑やかでしょう。
串焼きの合唱は2曲ですが、「花開富貴財神到」から始まるヴァージョンの方が曲は賑やかです。ただ、「又是新的一年到」は歌い方が賀歳向きでしょうか。これらは甲乙つけ難いですね。
『歡歌笑話迎新歳』 Goldisc GDVCD-C-7106・Onpa TW.365(泰)
1.歡歌笑話迎新歳
2.年年快樂似神仙
3.歡樂歌聲満人間(頼冰霞)
4.石油紅包(曾維山)
5.歡歡喜喜過新年(蔡可茘)
6.歡樂年年到永遠(陳良泉)
7.打鑼打鼓(羅美貞)
8.送舊迎新又一年(王聖凱)
9.祝[イ尓]今年好運氣(謝妥[女云])
10.年年好運氣(胡慧萍)
11.花好又月圓(頼冰霞)
12.歌唱迎新年
1990年代前半の賀歳專輯だとは思いますが、オリジナルの南方盤を持っていないので詳しくはわかりません。ただ、このメンバーから曾維山・羅美貞・王聖凱が抜けて羅賓が加わるのがこの次のメンバーになります。
さて、アルバムの作りは最初と最後に大合唱版を持ってきて途中に各人の独唱版を混ぜていますが、歌の前にそれぞれ新年の挨拶が入ります。ただ、頼冰霞だけが2曲ありますので、「花好又月圓」には挨拶がありません。
出来は南方だけのことはありますから、お目出度率はかなり高いものがあります。とくに群星版はかなり賑やかです。
独唱版ですが、頼冰霞が2曲あるのは理由があるのでしょうか。特に歌の巧さが目立ちますので他より多くとも頷ける部分があります。他には謝妥[女云]と胡慧萍の曲が上手く作られているのでしょうか。ですので9〜11曲目というところが、このアルバムの独唱版で光るところでしょう。しかし、その中でもベストは頼冰霞の「花好又月圓」になるかと思います。
『雅歌群星賀新年』 雅歌YKR-023/96・YKM-2037
A1(1).雅歌群星賀新年組曲 大合唱
A2(10).招財進寶財神到 小萍萍
A3(3).大家過個開心年 大合唱
A4(8).鴻運當頭 黄得偉
A5(4).飄飄樂逍遥 林碧貞
A6(6).鴻運當頭好運到 四千金
A7(2).過個快樂年 小萍萍
B1(13).恭喜大家新年好 大合唱
B2(12).五福臨門 五福星
B3(5).春聯賀歳 星星月亮太陽
B4(15).百萬富翁[イ尓]來當 雅歌新組合
B5(14).今年要比去年好 鄭淑[女亭]
B6(9).福星高照財神到 甜甜姐妹
B7(11).祝福[イ尓] 尹雪兒
B8(7).新年宏願 黄燕燕+鄭淑芬
1997年の新年向けの雅歌の群星版賀歳專輯ですが、小萍萍や黄得偉が加わったことで以前の群星版よりメインの歌手の平均年齢はこれでも上がったかもしれません。この中では"お子ども"は四千金・五福星・星星月亮太陽・雅歌新組合・甜甜姐妹・尹雪兒になるでしょうか。このうち尹雪兒の作品だけが広東語です。黄燕燕と鄭淑芬もまだローティーン組ですから、"お子ども"組に近いといえます。
ですので、曲としての出来を比べるとするならば、残りの小萍萍・黄得偉・林碧貞・鄭淑[女亭]の5曲が対象でしょうか。この中から乗りの良さという点では「飄飄樂逍遥」と「過個快樂年」が好みの作風です。黄得偉や鄭淑[女亭]にしてもまとまった作品に仕上がっています。どちらが上かとなりますとちょっと悩みます。若干黄得偉の方に余裕があるでしょうか。ソロの作品とは違う顔ですが、こちらの方が地のように思います。
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