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『陪舞的心情』瑞華SWCD9933
1.陪舞的心情 2.舊歡如夢 3.愛情這條路歹走
4.丑丑、阿思相枝 5.愛[イ尓]無惜代價 6.雪中紅
7.半邊月 8.流浪的歌聲 9.公平對待
10.失戀酒 11.我不是弱者 12.天黒黒塊落雨
ジャケットの中と表で表記が違っている曲もありますが、福建語の場合は当て字ですから私も都合のいい方の表記で書いています。
"山地風"のシリーズの後は、再び福建專輯となったわけですが、ちょっとパッとしない作品かなと思います。似たような雰囲気の曲が多いからか目立つ曲が見当たらず、曲調も小鳳鳳の方が合うかなというものの方が多いようです。オリジナルの「陪舞的心情」もやはり小鳳鳳の方がはまるような気がします。
とくに落ちるという曲もなさそうに思うのですが、小萍萍のアルバムの中ではちょっと落ちる作品かなという感じはします。
『失敗擱再来』瑞華SWCD1006-94
1.失敗擱再来 2.舞池 3.車站
4.人生的第一歩 5.吻別 6.叫我如何
7.採花的人 8.感情放一邊 9.花心
10.月娘島有我在等[イ尓] 11.等[イ尓]等到我心痛 12.月亮代表我A心
銀城時代最後のアルバムですが、出されたときには既に雅歌への移籍が決まっていたかも
しれません。ずいぶんと有名曲のカヴァーが多いのですが、今までのアルバムとは傾向が違
っていますので、若干寄せ集めのような感じもあります。ただ、『陪舞的心情』のようにま
とめ過ぎているという幣からは免れているようです。
出だしはポップスの改変曲の「失敗擱再来」ですが、これは題材があるいのでしょう。ポ
ップは歌もけっして悪くはない小萍萍ですが、これは作品の魅力に欠けます。「人生的第一
歩」は小鳳鳳も歌っていますが、これは小鳳鳳に分がありそうです。「吻別」と「等[イ尓]
等到我心痛」は張學友に抜群という作品がありますから、比べては酷なのですが、こういっ
た曲の福建版にも需要があるのでしょう。「感情放一邊」もオリジナルの江蕙が深すぎます。
しかし、「採花的人」や「花心」(喜納昌吉)の福建語ヴァージョンは悪くないと思います。「花心」では高音部でも音が出切っていますので、よく歌われていると思います。「月亮代表我A心」はテレサ・テンがオリジナルですが、これはリズムをやや速くしていますので、小萍萍には合ったようです。
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(C)2003 Yiteng
『7合1白金精選』 銀城SM9966
A1.瀟洒走一回 ● A2.真心真意過一生 △
A3.福建Rock & Roll ● A4.船歌 ◎
A5.[イ尓]知道我在等[イ尓][口馬] ※ A6.福建皇后大道東 ☆
A7.一起走過的日子 ● A8.明天[イ尓]是否依然愛我 ☆
A9.半點心 ☆
B1.泰國小姑娘 ◎ B2.誰人瞭解我的心 △
B3.痴痴纏 ※ B4.陪酒 ☆
B5.愛[イ尓]愛到老 △ B6.情人的眼涙 ▼
B7.愛甲過火 ● B8.[イ尓]悄悄蒙上我的眼睛 ★
B9.相逢 ●
◎=『男朋友』収録 ★=『[イ尓]悄悄蒙上我的眼睛/一陣風一陣雨』収録
☆=『陪酒』収録 △=『流浪仔的心聲』収録
▼=『紅燈美人』収録 ●=『福建Rock & Roll』収録
※=『15首福建白金精選90分鐘』収録
1993年に出されたアルバムですが、"改自華語流行龍虎榜歌曲"という文字が刷られていますので、華語曲の福建語版という趣ですが「泰國小姑娘」といったオリジナルがタイのものも混ざっていますので全部に華語版があるのかどうかはわかりません。
収録曲の出来ですが、A面には「福建Rock & Roll」があるとはいえB面の方が粒が揃っているようです。「痴痴纏」・「陪酒」・「愛[イ尓]愛到老」と続くあたりは結構強力ではないでしょうか。そして「相逢」で締めもきっちりと決まっています。
『眞愛誰人知』 銀城SM-1007-94
A1.眞愛誰人知 A2.半邊月 ▲
A3.愛[イ尓]的心巳經冷 ◇ A4.車站 ▽
A5.酒家男 ◇ A6.我不是弱者 ▲
A7.公平對待 ▲ A8.人生的第一歩 ▽
A9.丑丑、阿思相枝 ▲ A10.阮不是故意 □
A11.叫我如何 ▽
B1.陪舞的心情 ▲ B2.舞池 ▽
B3.流浪仔的心聲 □ B4.月娘島有我在等[イ尓] ▽
B5.失約 □ B6.牽成阮的愛 ◇
B7.永遠隴是好朋友 □ B8.故郷 ◆
B9.[L月][L白]算[衣末]合 ◆ B10.縁[イ分]天註定 □
B11.人生愛樂觀 ◆
◇=『福建Rock & Roll』収録 ◆=『陪酒』収録
□=『流浪仔的心聲』収録 ▲=『陪舞的心情』収録
▽=『失敗擱再来』収録
1994年に出された編集盤ですが、A面最初の「眞愛誰人知」はアレンジも山地風の流れを踏襲したもので未発表だったものです。出来は上位とはいいませんが、アヴェレージ以上の出来にはあると思います。
ただ、選曲はどちらかといえばアヴェレージな曲が多く目立つ曲が少ないようです。ですので『福建Rock & Roll』では中位であった「酒家男」あたりがここでは上位に来るようです。もっとも、平均的な曲は集められていますので、アルバムとしては落ちるということはないようです。
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